kencube


2012年 ベネゼエラ&Florida Keys


2012年5月4日出発 

13日 フロリダ キーズより追筆

フローティング・イワシ

このフライで、ボーンフィッシュが釣れるのでしょうか?

今までの常識である、エビやカニを模したクレイジーチャーリーではなく、リアルミノー系フライでボーンフィッシュが釣れるのだろうか?日本初の挑戦!

 

 

ターポンを狙うためのフライなど、いくつか足りないものをタイイング。

 ロッドは、SP#8

その他、WT#10

ターポンは、K・Bullet  極 KIWAMI  #11  8'10"

このロッドがメインになると思う。

 

ビデオ、カメラなど多くの機材をスーツケースに入れ、準備中です!

 


ベネゼエラですが、ここ最近犯罪が多発しておりまして、かなりの危険区域となっており

強盗、殺人が多発している状態です。

現地からもかなり危険ですので気を付けて来てくださいという連絡があり、

今回、日本から直接カラカスへ入ると現地着が夜9時頃になるので、危険と感じて

4日、フロリダのマイアミへ向かうこととしました。

マイアミで1泊し、翌朝、ベネゼエラへ向かうことにすれば、現地着は午後2:00

日中にレンタカーで急いで移動し、釣り場へ向かう予定です。

 

渡航禁止となれば中止しますが、今回は運を掛け強行出撃させて頂きます。

外務省 海外安全ホームページ

ベネズエラ全体の凶悪事件の約20%がカラカス首都区で発生しており,特にリベルタドール市及びスクレ市ペターレ地区等の大規模な貧民街がある場所では,
違法けん銃やレンタルけん銃を使用した凶悪事件が多発しています。殺人事件の約79.5%がけん銃によるものとされており,極めて危険な状況にあります。・・・

 

用心して行動し、必ず元気に帰ってきますので安心ください。

 

ここまでしても行きたい理由としては、そこに「ターポン」や「ボーンフィッシュ」がいるからです。

勉強です。魚は数多く釣る事によりテクニックは上がります。どれだけ本を読んでも体は瞬時に動かないのです。

経験することが全て!

よいロッドを制作するには、釣らなければなりません。釣っていくことにより先が見えてくると信じているからです。


2012年5月4日 出発

名古屋セントレアから、成田へ行き、シカゴ経由でMIAMIへ向かった。

ゴールデンウイークの中日で、飛行機はガラガラ!

チェックイン時にいろいろと手配をしてもらい

5席一列を使用し、足を伸ばして寝ながらの旅となりました。

成田経由でこの状態になったのは初めて、最高です。

12時間弱のフライトも、映画を見て爆睡したらすぐに着いてしまいました。

シカゴでの乗り換えですが、世界どこの国も入国にかなりの時間がかかります。

今回は2時間あったのでギリギリ!

セーフ!

センサーに手をかざすと、便座のビニールが回転し、常に清潔な状態へ!

始めて見ました。

こんなのより、シャワートイレが欲しいです。

たまったマイレージで、今回の飛行機代は無料

しかも プライオリティーアクセスのチケットですので、並ばなく飛行機に乗り込めます。携帯代金、電気、ガス、水道、日々のお買い物、コンビニまでがカード支払いをして、マイレージを貯めました。

マイレージはイイネ!

無事にマイアミへ到着

MIAMIの広告にパドルサーフィンが!ハワイでは4年前からおおはやりだったのにね。日本でも人気になるでしょう。

これに乗ってボーンフィッシュを釣ろうと真剣に考えて、昨年はサーフィンまで始めましたが、ファイトや取り込みなどで問題があるとわかり断念しました。

明日は、11時過ぎのフライトで、ベネゼエラ カラカスへ行きます。

カラカスは危険区域ですので、俊敏に移動し逃げます。

先日、相棒のジェルソンから連絡があり、彼の家に強盗が入り彼ら家族は全員縛られ、お金をすべて取られたそうです。「ケンジサン、ゴウトウニヤラレタ! オカネ ゼンブトラレタ! ココロオレタ ケド イノチ タスカッタ・・・」ブラジルもかなり危険なようで南米はどこも危険でいっぱいです。

初の南アメリカ大陸 カリブ海での釣り 楽しみにしています。

2012年5月5日 

5月5日 Hotelで早朝から目が覚め

仕事していました。

そして、島牧用に新しいラインの図面を書き上げました。

パワーヘッド SD-X#13用

SD#12-13でも使用できるので、手塩、猿払、十勝などで活躍できるラインになると思います。図面上では? サンプルが届くのは4週間後を予定しております。

あと4時間でカラカスに向け出発します。

ベネゼエラでの生活で、ネット環境が良ければ現地から順次アップして参ります!


2012年5月5日 

MIAMI空港で、フロリダからのメンバーと合流

バッグはラッピングした方が安全らしい

これをしておかないと

中を開けられ、荷物を抜かれるらしい

6名となった私たちの荷物は多い

隊長の松本さんがチェックインをやってくれる

ベネゼエラ カラカスに到着
到着と同時に、予約をしていたドライバーが迎えに来てくれ、1時間後に合流するブラジルからのメンバーを待ちました。

合流後、出発

カラカスの町

ひしめき合った住宅

かなり危険な区域らしい

ブラジルからのメンバー6名とフロリダからのメンバーと合流した私たちは、総勢12名となりました。

 

明日からのベイビーターポンを釣るフライの話で盛り上がりました。

驚いたことに、今回のメンバーは誰もたばこを吸わなく、大酒飲みもいない。ビールを少々飲む程度、それよりも、みなさん釣りに熱い!

ロッドは、WT#10

SP#8

ショックリーダーは40LB

寝る前にセットした

翌朝、1艘に2名乗船し、ガイドさんとマングローブの中へ
マングローブの水路を走る

先がふさがった切れ目に突入

するとその奥には、大きなエリアがあった。

マングローブの林の奥から、大きなライズ音が聞こえる。

ターポンは、林の中に多く、マングローブとの境目ギリギリにキャストして、次々とポイントを探っていく。

ユウタロウがヒット

フッキングが難しく、何度もミスをして、フッキングを覚えた。

フロリダの巨大ターポンと違い、小型で重さがないから、止めるだけではフッキングにならない。

湖の鱒釣りのフッキングがさらに上達したと思います。

これがアベレージサイズ

鱒釣り感覚で、釣れるからおもしろい

キャスティングの距離は、20m〜25m

#8SPで、1/0の12cmもあるフライを正確にキャストする必要があり、かなりキャスティングの勉強になった!

さらにはフライのパターン、フッキングが良くなければ、連続ジャンプでバレてしまうから難しくおもしろい。

昼には休憩があり

郊外の町を抜けホテルへ戻る。

午前中の反省をしながら

早速にタイイング

ユウタロウも、ジェルソンも、ウィリーさんもタイイング

TMC600SPは最高!

1/0のフックに巻いた

リアル系ストリーマは、抜群!

タイイングが終わったらプールで一泳ぎ

この国、ムチャクチャで

水は500ml 1ドル

ガソリンは、100L 2ドル

信じられない

プールの水よりガソリンの方が安い。

ユウタロウは自作のポッパーで!

次々に釣った!

フッキングはかなり難しく

簡単にバレる

勉強!勉強!

ロッドを動かさない!

ヒットしてから飛ぶし走るし、最高におもしろい!

 

次々と釣っていった

スヌークも釣れる

ここで、私たちは多くのことを学んだ

そして、ビデオ撮影も行ってきたので楽しみにしていてください。

食事

 

なかなかおいしい!

ブラジルチームは、

大型のスヌークを釣り、

酢飯を用意して

津市を用意してくれた!

そこで、ラップを使ったにぎり寿司の作り方を伝授!

皆さん大喜び!

 

 

 

こんな場所で、握りが食べられるとは思いもしなかった、

のり、酢、ご飯、用意していた。

 

ここで釣りをしたのは、2日

今回は、いろいろな場所、いろいろな釣りを一通り試すために来ているので

一カ所に長居はしなく、移動。

 

翌日からは、カリブの海に浮かぶ、美しい珊瑚のフラットへ、ボーンフィッシュを狙いに行きます。


第2章

ベネゼエラ カリブ海のボーンフィッシュなどの釣り