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スーパー ウエイトフォワードラインの製作


通常のWFラインは、ヘッドの部分と細いランニングラインで出来ています。

当たり前のことですが、

 

ヘッド部分をより飛ばすために、細いランニングラインが付けられ一体型になったのが

WF ウエイトフォワードラインですよね。

ですが

WFラインと一体となっているランニングラインを見ますと

EXシューティング・ラインより太く、滑りが悪いのです。

 

そこで、

ランニングラインをより細く、良く飛び、水切れがよい

EXシューティング・ラインに交換してみたら

最高のライン、

スーパー ウエイトフォワードラインが出来上がるのです!

 

さらに

WFラインのヘッドよりも性能がよい

シューティングスペイラインに

EXシューティング・ラインのフローティングを接続しますと、

さらに驚くほど良く飛び、ラインの水切れも良く

スペイキャストも可能になる

最高のWFラインが完成するのです!

 

 

繊細なプレゼンテーションができ、オーバーヘッドキャストはもちろん

シューティングスペイ・キャストや各種のスペイキャストができるライン

それが

シューティングスペイラインS です。

2009年11月より 大好評発売中!

シングルハンド用は、

#2、#3、#4、#5、#6、#8、#8(1480)の7種類

ダブルハンド用もあります。

 

このラインは、基本はオーバーヘッドで、

バックスペースが無い場所では、シューティングスペイや各種のスペイキャストが行えるラインです!

スペイをメインとしたラインよりは軽く、オーバーヘッドキャストが行いやすく

より軽く繊細なティップを持たせてありますので、

ミッジング、マッチング・ザ・ハッチ、渓流の釣り上がりなど、ドライフライを静かに着水出来るラインです!

驚くほど飛び、ロングキャストも可能なラインです!

シューティングスペイラインS


LS#3ロッドと スーパーウエイトフォワード ライン の 実釣体験報告

 

ハイパーエキスパートの撮影で 長良川の本流アマゴ(戻りシラメ)を釣りに行きました。

魚は超スレスレ!

ティペットは、0.2号(9x)では、見切られ相手にしてもらえない状況でした。

しかも、ロングキャストが必要です。

長い飛距離! 繊細な静かな釣りが要求されました!

 

飛距離から考えると、#5ロッドを使用するのがベストなのですが、

#5ではラインの着水音が大きく、太いラインは目立ちすぎ、

ラインが水面に着くだけでライズをしなくなり深場へ消えていってしまうのです。

しかも 走られた時の水の抵抗が大きく、極細ティペットは、水の抵抗で簡単に切れてしまうのです。

 

そんな時に、必要なのが、

軽量ラインで飛距離が出せるシステム、しかもランニングラインは水の抵抗が少ないラインです。

 

そこで、使用したのが 

LS#3ロッドと スーパーウエイトフォワード ラインです。

 

LS#3ロッドは、いままでの#3の常識では考えられなかった飛距離を出す事が出来るのです。

#3ラインならば、着水音も静かで、魚に警戒されにくいのです。

しかし、通常では飛ばないのです。

そこで、ラインをスーパーウエイトフォワードにする必要があります。

その方法は、シューティングスペイラインS #3

 そこに、EXシューティング・ライン フローティングをプラスしたラインです。

 

#3最強のロッド LS#3 ロッドとスーパーウエイトフォワードの組み合わせで

#3ラインが30ヤード以上飛んでいくシステムで挑戦しました。

 

結果

かなり難しく、超スレスレの大型アマゴをヒット!

ティペットは、0.175号です。

0.2号のティペットを使用しましたが、全くダメ。

極細ラインでないと見切られ相手にしてくれない状態でした!

多くの釣り人のラインをくぐり抜け見抜いてきた強者 大アマゴです!

 

このサイズがヒットし、延々と走られました。

これ、#5ラインで釣っていたら、ランニングラインとヘッドの水の抵抗で

この魚が横に走った瞬間に極細ティペットは簡単に切れていたでしょう!

ハイパーエキスパートの放送を見て頂くと解りますが

かなり走られましたし、ラインが切れないような、特別な魚とのやりとりを行っています。

これ、#3ラインであったこと、EXシューティング・ラインの水切れが良かったことによる結果なのです。

 

このシステムは、超実践的なシステムなのです!

 

 

そこで、お勧めのライン接続方法をお伝え致します。

 

この釣りに関しては 戻りシラメ釣行記 ご覧ください。

 


シューティングスペイラインS

EXシューティング・ライン フローティング の接続方法

 

 

 

 

EXシューティング・ライン

フローティング

フローティングラインのヘッドを用意

 

 

ペンチのカット部分の所に

○穴があいていて

その穴部分の小さめなペンチで

フライラインのコーティングのみ

引きちぎります

 

出てきたコアーに

瞬間ヘッドセメントに付属している

ピンを差し込みます

 

 

 

なかなか刺さりませんが

こすって、無理矢理広げて入れてください

15mmくらいです

樹脂の部分まで差し込んでください

 

そして、そっと抜きます。

そこへ

EXシューティング・ラインを差し込んでください

 

一番奥まで入れてください

 

そこで

解れていたブレイテッドコアーを引き延ばしてください

 

そのまま

 ベネッキ ウルトラストロングスレッド

巻き止めます

ウルトラストロングスレッドが無い場合は

ベネッキスレッド(極細)でも、大丈夫です。

 

ボビンの足に2〜3回まわして

先端に通します

 

回転させ縛っていきます

 

上から下まで

全て巻き止めてください

 

2〜3往復して

取れないようにしてください。

 

ウルトラストロングスレッドが無い場合は

ベネッキスレッド(極細)でも、大丈夫です。

 

ハーフヒッチを5〜6回行って終了

 

瞬間ヘッドセメントを 2回 塗り

終了です。

 

この方法ならば

全く抵抗無く

普通のWFラインと変わりなく使用出来

しかも、ぶっ飛びです!

 

是非、使用してみてください!

 

EXシューティング・ライン フローティングラインと シューティング・ライン #2フローティングの接続もこの方法で行えます。

シューティング・ライン #3、#4、#5、#6も、同様に接続してください。

 

その他

シューティングスペイライン各種

SPDライン

パワーヘッドとの接続も

同様の方法で行えます!

 

シューティング・ラインが、EXスローシンクやEXファストシンクも同様に行えます。