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ランニングラインの重要性

 

 
 

 

キャスティングの飛距離に大きく関与してくるのがランニングラインの性能であることは皆さんもご存じと思います。

私は、このことを深く思い、より良いランニングラインを求め研究しだして十数年が経ってしまいました。

ランニングラインの性能で、飛距離は大きく変わり、釣りも大きく変わってきてしまうものです。

 

そこで、より良いランニングラインを開発しようと手がけたのが、ティムコさんと一緒に開発をしてきたエアロ−シューターです。

エアロシューターが求めてきた物は、 滑りが良く、浮くライン  です。

ナイロンラインの大手メーカーG社が中空モノフィラメントの特許を持っていたために、他社では製作が出来なく

その会社へ、オーダーをして、世界初の中空モノフィラメントのランニングラインを開発したのです。

 

この中空のモノフィラメントラインですが、

浮力、滑りという点には問題はなく最高の物が出来たのですが、糸癖には、悩まされました。

結局、空気が中に入って来るということは、パイプ状になっているわけですから、それの表面を摩擦で延ばしてしまったり(ガイドとのスレ)キンクして縛れてしまうなど、急に折れ曲がりますと、表面の片面の部分が伸びてしまい、曲がったままになるのです。

要するに、塩ビなどのパイプをイメージしてください。

パイプを強制的に曲げてしまうと、片面の表面が伸び、曲がったままになってしまいます。

この現象を起こしにくくさせるには、パイプを肉厚にして、耐久性を上げることです。

細い状態で肉厚にすれば空気は入りにくく、浮力は無くなります。

太くすれば抵抗は大きく、飛距離は出なくなります。

結局、解ったことは、中空モノフィラメントに糸癖はつきもの という答えでした。

他社からも他の形状で中空のラインが出てきましたが、同様に糸癖は出てしまい、どうしようもない問題のようです。

よって、私は、中空にこだわら無い方向にして、ティムコとの開発は中空を中止したのです。

2007年からは、中空でなくとも浮きやすい素材にこだわり、糸癖を少しでも軽減させる方向へと変えていきました。

そこまで、モノフィラメントこだわる理由としては、

滑りの良さ=飛距離 

この1点だけなのです。

モノフィラメントのラインは、扱いにくいかもしれませんが、飛距離が得られやすいのです。

 

 

ランニングラインに私が求める物は、

飛距離、糸癖が無い、伸びにくい事! 

これを中心に、フローティング、スローシンキング、硬さ、重さなど、それぞれのフィールド条件に合わせた物が必要となってきています。

 

ランニングラインは、オールマイティーというものは存在しなく、その用途に合った物、その特性を生かせる物をフィールドに合わせ使用していくことがベストなのです。

 

モノフィラメントのランニングラインは、飛距離は出ますが、ラインバスケットを使用しなければならない釣り場においては、ラインに張りがありすぎるため、バスケットの中で立ち、シュートした時に絡む確率は高くなります。

ラインバスケットの使用は無理と言ってもよいでしょう。

しかし、川で、ラインを流していき、指かけして使用するには、全く問題はないのですし、湖の水面が静かな時に、水面に浮かべて使用していくならば、最高の飛距離が得られます。

 

 

ランニングラインの安全パイとして、昔から使用されてきたのが、通常のフライラインの細いタイプです。

確かに浮力もありますし、糸癖も出にくく、扱いやすいことは間違いありません。

しかし、大きな問題があります!

飛距離が今ひとつ伸びないのです。

WFラインよりは良いかもしれませんが、ランニングラインとしては、飛ばない部類に入ってしまう物がほとんどです。

 

飛距離を稼ぐためにシューティングヘッドのラインとランニングラインを別々にして使用しているのですから、

飛ばない物、飛びにくい物では、元も子もありません。

扱いやすいだけではダメなのです。

 

ですから、さらによく飛ぶランニングラインが欲しいと、わがままが出てきてしまうのです。

これが完璧ならば、要求は生まれなくなり、他は必要なくなってしまうはずなのです。

扱いやすいフライラインのランニングに、モノフィラと変わりない飛距離を出すことが出来れば

それは、多くの方が求めた物になるはずなのです。

 

そこで、フライラインのランニングの性能を上げる開発をしようと考えたのです。

 

この考えに協力してくれると言ってくれたのが、世界的に有名なフライラインの制作会社でした。

 

糸癖が出来なく、滑りが良く飛距離が出て、魚のアタリを素早く感じる高感度、

これを基本に “それぞれのフィールド条件に合わせたランニングライン”を開発することにしたのです。

 

 

まず取り組んだのは、

☆ ラインバスケットを使用しても絡みにくいライン

ラインバスケットの中で絡みにくいならば、水面においても、地面においても流れの中で指かけしても絡みにくいのです。

 

それを開発している間に、問題として出てきたことは、風対策でした。

無風時においては、ラインバスケットの中にラインを納めていき、絡みにくいラインは出来たのです。

しかし、風が吹くと、軽いラインは風で浮いてしまい、絡みやすくなるのです。

 

湖や海など、風の影響で波が出て、ラインバスケットが必要になる場合があります。

そんなとき、必要なのは、風に負けない重めのラインなのです。

しかし、重めのラインを使用しますと、キャストしてから、ランニングラインは沈みだしてしまいます。

重くても浮きやすい、沈みにくいラインが要求されました。

 

“重くても浮きやすい”とは、相反する物で、重ければ沈んでしまうのです。

これはとても難しいことでした。

 

いろいろと試行錯誤して、その答えが見つかったのです。

そこで、試作が出来上がってきたのが、この、新しいラインです。

表面張力で水面に浮き、その自重で、風が吹いてもバスケットの中で絡まないラインなのです。

開発に開発を重ね。

飛距離をさらに充実させました。

 

   2008年8月の時点での 最新のシューティング・ライン 映像

 

これが、2008年8月の時の状態です。

 

 

☆さらなる開発!

開発の要求は、より良い物が出来る事を望み、

わがままをどれくらい言えるか!なのです。

限界という物がありますが、今回も、これで完成か!とも思えましたが

もっと、良く飛び、もっと癖が付きにくいものは出来ないのか?と工場へ要求してみると

「やってみよう!」という返事が来たのです。

そこで、前回のラインを北海道を始めとするいろいろは地方のテスターの方 数名に使用して頂いた結果、

どう改良した方がよいか、その意見を聞き、工場へ伝えたのです。

 

結果として、

さらに、糸癖を無くし、しなやかな扱いやすいライン、飛距離もさらに伸ばすための加工を施し、

さらに開発は進みました。

 

バスケットの中での収まりやすさ、

強風でもバスケットからこぼれにくいライン・・・・・・etc

 

そして、2008年 10月 いくつもの要求を満たせるかどうかのサンプルが出来上がってきたのです。

 

  

ブラウンのラインは、#12-13用 タイプ3これがまた凄いラインが出来まして、強風向かい風でもガンガン飛んでいくラインです。

微妙な流れを読むことが出来る超高感度ライン! 

 

インターミディエイトを少し重くし、

表面張力で浮き、バスケットの中で収まりの良い重さ、多少の風でも浮き上がらない重さのラインの開発に成功しました。

ライトグレーカラーのラインです。

テスト時の状態

 

きつく縛られてしまっても

 

 

このように、癖にならず真っ直ぐになる所は、超優れものです!

 

そして、ラインクリーナーをして、浮力を与えれば

水面に浮かしておくことも可能なのです。

 

 

 

これは、2008年 特許庁へ申請をした ラインクリーナーです。

ランニングラインには、ラインクリーナーは必要で、

ワンタッチで釣りながらもラインがクリーニング出来る優れもの。

 

この業界、直ぐにパクられますから、特許庁への申請をしました。

取得完了!

2009年に発売出来ますのでしばらくお待ちください。

これに使用するラインクリーナーも開発中です。

 

 

最終チェックを兼ねて、

この超優れたランニングラインを使用しての実釣テストを行って来ました!

 

 ☆ 実釣での最終テスト

鮭釣りで、このラインのテストを行ってきました!

大物との対応、耐久性、飛距離性能、糸癖の状態、感度状況、浮力、実践でのトラブル状況、扱いやすさなど、

強烈に走る鮭を相手にテストしてきました。

ハイパーエキスパートの撮影で行ったのですが、

ラインテストを行うと言うより、それまでのテストで、このラインが最高の物であると確信出来たために、

ハイパーの撮影で使いたくなったのです。

 

その状況は、2008年11月22日土曜日放送の ハイパーエキスパート(2008年 サーモンタクティクス 請け戸川編) でご覧いただけます。

 

今回は、川ですので、ラインバスケットは不要なために使用しなく、川への立ち込みと、丘からの釣り、そして、水際での釣りでの使用をしてきました。

 

結果は、トラブルは全くなし!

 

#8ロッドでも#10ロッドでも、驚くほど飛距離が出て、とても扱いやすく、最高のラインでした。

 

使用したフライラインは、パワーヘッドフローティングとシューティング・スペイラインのフローティングです。

 

フローティングラインを使用して、15cm以上の大型ゾンカーを、#10で45m近くが安定してキャスト出来るのですから、飛距離的にも

最高のできばえでした。

ラインの感度もかなり良く、フライが川底を触っている状態も感じられるために、根掛かりしないようにフライを川底ギリギリにトレースすることも可能でした。

結果として、他の方々はほとんど釣れていない状況のなか、面白いようにヒットさせることが出来ました。

これも、この高感度ラインのおかげでしょう。

 

必要以上に伸びも少なく、フッキングも抜群!

2日間目一杯釣りをしてきましたが、シュート時に絡んだのはほとんど無く、全く気にならない状態。

もの凄く釣りやすいラインでした。

ストリーマを行うには最高のラインです。

 

今までに3Mでモノコアー025を開発してきましたが、そのラインの前進型で、さらに扱いやすく

飛距離がアップしています。

断然違いますね!

 

通常の使用から

ラインバスケットを使用する時の釣りでも

ボートの上での釣り(シーバスやトラウトなど)

などにも、最適なラインの完成です!

 

問題があるとすれば、波だった場所、速い流れの川で、ラインが表面張力を破り、早めに沈下することです。

ですので、フローティングラインで、待つような状態では、ランニングがだんだんと沈むので気になるかもしれません。

キャスト&リトリーブの釣りでは全く問題はないです。

 

適合ロッドは、#5〜#13

シングルからダブルハンドまで使用出来ます。

 

 

このラインは、順調にいけば、2008年2月に販売予定です。

特殊なラインですので、限定生産です。

 

島牧や音別河口でアメマスを狙っている方、

猿払でイトウを狙っている方々には必須のラインです。

 

島牧で、シングルハンドで狙っている方も、最高のラインになるのではないでしょうか!

ここまで研究された ラインは今のところ他には無いのです。

これで、さらに遠くのボイルもトラブル少なく思うように狙っていけるようになります。

 

それ以後、何度も何度も開発、テストは繰り返され、2012年 いくつもの素晴らしいシューティングラインが完成いたしました。

 


 

Extreme Shooting Line

エクストリーム・シューティング・ライン

究極のランニングライン

商品名は、短縮して  EX Shooting Line です。
(イーエクス・シューティング・ライン)

 

 この究極のランニングラインは、

 ・フローティング 020

 ・フローティング 022

 ・インターミディエイト スローシンク 020

 ・インターミディエイト スローシンク 025

 ・インターミディエイト ファストシンク 020

これらの種類があります。2012年1月時点

 

 ☆ インターミディエイト ファーストシンクの特徴

このラインが求めた物は、

・悪条件の中でも 圧倒的な飛距離!を安定して出せること。

・悪条件の中でも トラブルを起こしにくいこと。

・高感度

・水切れの良さ

などです。

 

上記に説明もしましたが、

悪条件の中で、圧倒的な飛距離を求めるには、絡みにくく、トラブルを起こしにくい事が条件になります。

そこで、

トラブルは、なぜ? 何処で? 起きるのか! そこから考えてみましょう。

 

悪条件といわれる日は、強風、大波が 基本です。

その中で、飛距離が出やすいからと、モノフィラのランニングラインを用意したとします。

するとどうでしょうか?

 

これは、初めて島牧へ行った時のことを思い出します。

私は、九頭竜などの大型河川での釣りが得意で、ランニングラインは、モノフィラのみ使用していたのです。

ラインバスケットは使用したことが無く「ラインバスケットは、絡んでトラブルが増えるから使用しない方がよい」と思っていたほどです。

(本州の大半のフライマンは、ラインバスケットを持っていない方が多いと思いますよ)

それで、リトリーブしてきたモノフィラを足下の海岸へ置き、釣りをしていました。

“砂浜で無風ベタ波”そんな条件の時は問題がなかったのですが、

“玉石浜” “弱波” の時は最悪でした。 

小さな波でも、足下に置いたラインは流され、玉石に絡み、キャスト出来なくなってしまうのです。

磯場なんて、全く近づけませんでした。

モノフィラのラインは、川や湖ならば通用しますが、海では限られた時しか使用出来ないことを思い知らされたのです。

 

海でも湖でもそうですが、波が高い時、磯場、岩場、玉石では、ラインバスケットが必須のアイテムになります。

そこで、飛距離が出るからと、ラインバスケットにモノフィララインをいれ使用しますと、風が吹いた時は、ラインが風で舞い、

絡みやすくなることと、潮が乾燥してラインをべたつかせ、絡みやすくしてしまうのです。

 

モノフィラは絡むと、なかなか取れなくなり、それをほどいている間に、ラインは波に巻かれ、フライは沈下し、石底に絡んでラインブレイク・・・・

悪条件下で、大波では、もたもたしている間に、ラインは波に巻かれ、押し寄せられ、ゴミが絡んで海草まみれになり、トラブルを起こしてしまい、それを元通りにするのに当分時間がかかることが多いのです。

 

ですから“トラブルを起こさ無いこと”が、まずは先決なのです。

 

よって、このような条件では、飛距離が出やすい事は解っていても、モノフィラのランニングラインは、使用出来ないのです。

 

☆バスケットで絡みにくいラインはどんなもの

 

そこで、ラインバスケットに入れても絡まないラインを使用することが求められたのです。

これを追求しますと、

ラインが軽い物は、バスケットの中で風にあおられ、動いてしまい、絡みやすくなるのです。

そこで、必要なのは、ライン自体の重さです。

多少の風でも浮くことがない重さが、必要なのです。

 

でも、ラインを重くすれば早く沈んでしまうというということも出てきます。

そこで、行ったのは、表面張力を生かすためのコーティングと細さで、浮力を出すこと。 面積と重さの関係です。

 

限界までの細さを追求し、撥水コーティングをすれば、水面に浮き沈みにくくなる ことなのです。

 

フラットな水面では、浮いて沈みにくくなります。

 

 

ラインを、細く、ある程度重くすることにより、細く軽くした物よりも、風に強く悪条件下ではトラブルを起こさなくなるのです。

そして、ラインの収まりやすさ。も重要なポイントです。

 

 ☆ 波への対応

次に、悪条件下で求められた事は、波対策です!

うねり、白波など、波立ちしますと、水面は面積を広げます。

そこで、フローティングのラインや、ランニングラインを使用していますと、表面の形状通りにスラックが入り、

リトリーブを行っても、全くフライは動かず、波が崩れると同時に波にライン巻き込まれ、全く釣りになら無くなります。

波の高さ分 ラインは沈めないと、スラックが入ってしまうのです。

そして、手前では、波が崩れ、その時にランニングラインに覆い被さって来ますので、ここでも波の影響を受けるのです。

そこで、ラインに求められたことが、“水切りの良さ” です。

水にからみにくく、切れの良さを求めることで、抵抗が少なく、波の中でも直線を保ちやすくなります。

しかも、少し重めのラインは、沈みますから、さらに影響を受けにくい層へランニングが入りますから、

ラインそしてフライを安定してリトリーブすることが出来るのです。

少し重く、細いラインは波対策には最高なのです!

 

 ☆高感度ライン

 

次に求めた物は、“感度!”です。

ライン極限まで細くしますと、起きやすいトラブルは、伸びです。

いくら飛んで、水を切って直線を保つラインが出来ても、伸びるラインは最悪です。

たとえば、40mラインを引き出し、リトリーブやアクションを加えてください。

すると、伸びるラインは、ゴムのようになり、

スピードを変えたり、ストップして急激に動かしたリトリーブを、ボヨヨ〜ンと一定のスピードで変化のない物へと変換してしまうのです。

すなわち、魚がフライを咥えても、それは、ボヨヨ〜ンとボケてしまって、下手をしますと感じないことも多くあります。

 

この釣りを徹底的にやっている方は解ると思いますが、

流れの無い湖で、シンキングの釣りを行っている時、一定のスピードでフライをリトリーブしていたとします。

すると、スレていない魚の場合は、フライを追ってきてフライを咥えた直後に反転する事が多く、アタリとして「ガツン」とかのように、強く感じますが、

スレスレの魚の場合、フライを追ってきて警戒して、フライに絡んで、フライのリトリーブされているスピードと変わりないスピードもしくは少し早めのスピードでフライを咥え 即座に放してしまう時があります。

このときですが、

高感度のロッド、高感度のラインを使用していますと、

湖底をラインが引きずっているような「もぞもぞ」というような、何かヘン?! と思われる感触が伝わってくるのです。

これすかさず空合わせをしてみると「ズンズン」と頭を振る鱒の感触が来ることが多いのです。「ヒット!」です。

これ私の経験ですが。

追い食いのアタリで、同じ方向へ泳いでフライを咥えるから、大きな衝撃は感じないのです。

これが、柔らかいラインだったらどうでしょうか?

ラインがクッションになり、何も感じず、鱒をヒットする事は不可能になってしまうのです。

ですので、ラインは必ず高感度であるべきなのです。

(流れの中では、常にテンションがかかっていますからここまではシビアではありません)

 

ランニングライン細くしますと、伸びが出てきます。そこで、今回ランニングに求めたものは、

伸びにくいコアなのです。

伸びにくいコアを使用し、沈む事により常にラインにテンションが加わるために、感度は向上してくるのです。

 

今回の インターミディエイト ファーストシンクラインは、伸びにくいモノフィラメントをコアにして、限界まで細くする樹脂コーティングを実現させたのです。

感度は抜群!それは請戸川で実証済み!

 

次は飛距離です。

 ☆飛距離

限界まで細く仕上げてあり、しかもラインが絡みにくい為に、抵抗が少なく、今までに無い飛距離を出すことに成功しました。

フライライン系のランニングラインでは、世界最細!

表面コーティングもべたつかない樹脂を使用。

マイナスの極地でも大丈夫なように、Extra Cold 仕様です。

ガイドやロッドとの摩擦抵抗を極力軽減することに成功しました!

 

 

この インターミディエイト ファストシンク ですが、

2009年から島牧で何度もテストが行われ、その結果が帰って来ています。

・飛距離最高!

・水切れ最高、波が岸際でブレイクする時に絡みにくく、抜群の切れ味だそうです。

・絡みもほとんど無く、扱いやすい。

・問題点は、磯場フラットな水面でリトリーブしていると、沈みだして手前の磯に絡んだり、昆布に絡んだりすることもあり。

その場合は、頻繁にラインクリーナーやフロータントを塗ると解消出来る。

風が吹いているときは、バスケットの中でラインが絡みやすくなりますが

その場合は、このラインは重く、かぜに浮きにくくなりお勧めのラインです。

 

 

川で、氷や雪が流れて来ている場所でもこのラインは水面下に入りやすいので、その場合はクリーナーを塗らなく使用。

同じように、水草が漂う川でも同様です。

猿払でイトウを狙う時、水草が気になったら、このラインはベストでしょう!

 

 

このラインは、特徴があるラインです。

それを十分知り、それを生かす使用方法を行ってください。

くれぐれも、ドライフライの釣りでは不利なラインです。そのような使用方法を考えていないからです。

 

このラインのシリーズは、あと2タイプ追加されます。

 

・フローティング 

ドライフライ、ウエットフライなど、いろいろなパターンに使用出来るラインです。

波の穏やかな時、湖などには最高のラインです。

最も糸癖のないラインです。

EXシューティングラインフローティング

 

・EXシューティングラインフローティング 022

フローティングを基本に、耐久性を上げるために、コーティングを厚くしたものが022です

ダブルハンドなど、ラインの重いTackleでの使用をお勧めします。

 

・インターミディエイト スローシンク

フライラインのインターミディエイトを使用するときに使うランニングラインで、

島牧など、海での塩絡みの影響も少なく、海ではお勧めのラインです。

 

 

・インターミディエイトファストシンク

このラインは、波があるとき、水面にランニングラインを浮かべたくない時

風が強いとき、ボートでの釣りには最適のラインです。

 

さらに詳しくは、

EXシューティングラインのページをご覧ください