強風、大波 でも、これから出撃してきます。

AM 9:00

 

 

この釣りは、簡単ではありません!

究極!そのもの。

決して甘くない世界です!

 

この経験をしてみないとわかりにくいとおもいますが、

現地でもステイタスな世界は、私ビジターを甘く受け入れてくれる世界ではありません。

すべては努力!すべてが勉強!

経験が命です!

 

前向きにひたすら突き進み、負けない心!負けない筋力!

豊富な経験が、釣り人を成長させるのです。

 

この登竜門をくぐり抜けなければならない宿命なのです。

 

 

甘い!まだまだ甘い!

ひたすら努力するしかない。

この世界は、半端ではないのです!

 

 アイラモラダ

ソルトウォーター フライフィッシングのメッカ

フライフィッシングの頂点にここはあり

パシフィックオーシャンのサイトフィッシング狙うターポンは

頂点の魚なのです。

 

努力あるのみ!

 

この厳しい状況の中

私たちは5時間以上戦いました。

ターポンは、3匹、遥か沖を通過していったのみ。

過酷な状況です。

少し船酔い、体調不良になっています。

これも修行ですね!

 

 

 


ーーーーー− 5月17日 ーーーーーー

連日の 強風、大波

天気は、過去最悪でした。

強風右風で、むちゃくちゃ難しいキャスティングを要求される釣りです。

しかも、瞬時に、正確にキャストしなければならないのです。

 

朝8時から出船し、夕方5時まで、大波の中から島裏を必死に探しました。

 

ターポンの姿を見たのはたったの3匹

キャスティングできる距離ではありませんでした。

全くと言ってよいほど魚がいないのです。

 

先週水温は33度で、魚は多くいたそうですが、この日は水温27度しかありません。

一気に6度も低下し、魚は消えてしまいました。水温が低いと深場へ移動して、フラットへは回遊してこないのです。

過去にない状況です。

全く釣りになりません。

1日 9時間以上、大波に揺られ

過酷な状況です。

いつ突然姿を現すかわからないために

めちゃくちゃに少ないチャンスを、ものにするために、いつでも練習です。

この厳しい強風の中、素早く、正確に、キャスティングを行い、正確なリトリーブが必要なのです。

簡単なものではありません。

練習! 練習! 練習!

ひたすら練習。

夕方まで、探しましたが、ターポンは来ませんでした。

全身筋肉痛です。残念。

ユウタロウも必死で練習していました。

釣りは、なれ!

どれだけ経験したかです。

ジェルソンがつきっきりになり

重要なポイントをおしえていきました。

若いこともあり、スポーツを徹底的にやってきたこともあり

吸収していく早さは、半端ではありません。

見ていて驚きました。

強風&大波で、ボートの先端は上下に1〜2mは動きます。

そこにたち、風速10m以上の右風で3/0のフライを正確にキャストするのは、超難関です。

バックキャストの方向、位置、ロッドの角度

などなど、

やればできるのです。

キャスティング方法があるのです。

 

あまりにも魚がいないために

島裏のフラットへ行きました。

ロングキー・バイト と言う名のフラットです。

約100年前 ここで フライフィッシングで始めてのターポンが釣れた場所です。

そこでも魚の姿は全くなし。

水温低下は、最悪の状況をもたらしました。

そこで、ユウタロウは、フラットボートの操作を練習です。「ユウタロウ君、勉強、勉強。いつも勉強ですよ!」ジェルソンはそういいながら

操作方法を教えていました。

 

全く魚の姿がないために、釣りができないこの状況。

悲しいです。

天候不順ですから、どうしようもないですね。

当分天気は悪く、最悪の状況が続くらしいです。

こんなこともあるのですね。

非常に残念ですがどうしようもありません。

むかし、アラスカへサーモンを狙いにいき、70年ぶりの大雨で

アンカレッジの町が水没していたことがありました。

ニュージーランドでも、大雨のときもあれば異常渇水で、釣りにならないときもありました。

しょうがないです。よいときばかりではありません。

練習には、最高の条件

よい練習になりますが・・・・・私たちには、残された時間は多くありません。悲しいです。

 

 

Topページ 5月18日、19日の報告へ続く!