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Henry'sFork

2010/07/08〜09

ヘンリーズフォーク編

 

7月7日

アイダホに住んでいる次男のkeisukeを呼び

ユウタロウと3人でリオ社へ行ってきました!

 

いろいろな話で盛り上がり

商品開発も含め

楽しい時間を過ごしました!

これは、スルーウイングの事で大盛り上がり!

今後 次々と新製品が出来上がってきます。

楽しみにしていてください。

その後

古くからの友人

強面 山本氏、石川氏、ユウタロウと私は

大量の食材を持ってヘンリーズフォークへ!

keisukeは、忙しく、ミズーリで合流することになりました!

ウォールマートはメチャクチャに安い!

大量に食材を買い込んでしまいました!

7月8日

ヘンリーズフォークの近くで借りた部屋は

3ベッドルーム 4ベッド

キッチン ダイニング リビングの部屋です!

荷物を部屋に入れ、急いでヘンリーズフォークへ行きました!

レネハロップのトラウトハンターで

スミスさんと久々に会い、楽しい時間を過ごしました。

ユウタロウは始めて見るヘンリーズフォーク

時々あるライズに少し興奮しました!

 

そうこうしていると

現れたのが レネハロップ

久々に会い、声をかけてくれました。

夕方は、ミリオネアがよいらしく

詳しく教えてくれたのです。

夕方のライズまで少し時間があるので

部屋に帰ってタイイング!

ミリオネアへ!

ここの駐車場は、有料です。

チケットに書き込み、封筒に5ドル入れポストへ!

この半券を、フロントガラスから見える場所においておく必要があるのです。

 

 
ここは本当に綺麗な場所です!

夕方、辺りが暗くなった頃から

ブラウンドレイクのスピナーが流下しだし、

短時間ではあったが、いくつかのライズがあった。

入った場所が悪く、

あまり大きくはなかったですが

綺麗なレインボーを

コーンボディーのモンカゲスピナーで

釣りました。

連発です!

このフライは、凄いです!

まわりの方達は、ライズにかなり苦戦していましたが

私たちメンバーは、かなり良いペースでヒットさせていたのです。

スルーウイング&コーンボディーは

阿寒でもアメリカでも爆釣!

 

ブラウンドレイク

日本で言う

モンカゲロウです!

 

これがスピナーです!

このフライで爆釣!

7月9日

今回初の 朝釣り

ラストチャンスからボーンフィッシュフラットの手前までの流れを、ライズを探して歩きました。

この日は、ほとんどライズが無く

あまりよい状況ではなかったのですが、じっくりとライズを探していくと、ヘッド&テールのライズを発見!

ライズに近づくとライズをやめてしまうほどの強者でした。

ライズのゆっくり度、水面を割るテールの大きさは、半端ではなく。かなりの大物である事が即座に解った。

こんな大きな魚がライズをしている時に出くわすチャンスは、滅多にない事なのです。

ヘンリーズフォークには、かなり多くの大物は潜んでいるが、ライズに出会える事は少ない。

こんなチャンスは、絶対に逃すわけにはいかないので、少し間って、様子を見る事が重要なのです。

そこで、

少し離れた所から観察していました。

すると、前にライズした場所より、約2m上流で、大きな頭と大きなヒレが見えたのです。

ライズした場所から目を離さず、草原を全速力で走り回り込み、

奴に気づかれないであろう距離に身を低くして、即座にキャスト出来る状態で待ちました。

なかなか次のライズがない。

また移動したのか?

また警戒してしまったのか?

そう思った時。

「カポッ!」大きな吸い込み音と共に、巨大なテールが見えたのです。

いける!距離、角度、これならいける!と

NewロッドSPの繊細かつ正確なプレゼンテーションを信じてキャストした。

かなり良いコースをフライは流れていく・・・・・・

しかし、その10m横で、奴は水面の虫を食べたのです。

10cm短かった。

次のキャストで勝負です。

流れのタイミングを見てキャスト!

フライは思い通りに、フライ先行でゆっくりと流れていった。

フラブのRustyスピナー・スルーウイング

三角の黒い陰が水面を盛り上がり「カポッ!」という音と共にフライは吸い込まれたのです!

一呼吸おいて、しっかりと慌てずフッキング!

「ヨッシャー! ヒット!」

繊細なシビアな強者を相手にする場合は

3投以内が勝負が鉄則なのです!

思い通りでした!

動きやすいように、即座に陸へ上がり、

モースピードで走る魚に着いていきました!

繰り返される、ジャンプ! ジャンプ! ジャンプ! 

 

百戦錬磨の強者は、このかわを熟知し、どうすれば逃げられる事も知っている。

下流へ走ったと思えば、即座に上流へ方向転換し、ウイードに突き刺さるのです。

ウイードに隠れたら、ロッドのテンションは微量ににして、鱒の近くまで歩いてら余ったラインを巻き取り、藻の生えている形を想像して、下流側から、じっくりとテンションをかけ、鱒を驚かさないように引き出していくのです。

慌ててはいけません。強引に引き出せばティペットは簡単に切れてしまいます。

藻から出た鱒は、また一気に走ります。

その時にリールの性能が重要になるのです。

走り出しの軽いリールが良いのです!

そんな繰り返しを何度も行い、

鱒が浮き出したら、必ず自分の上流へ魚を行かせて

ランディングです!

これ、大物キャッチの鉄則です!

 

ヘンリーズフォークで

このサイズはかなり凄い!

23インチオーバー

強烈な魚でした!

大物は数少なく、しかも賢い。

この釣りで何が重要なのかといいますと、

ロングキャストを得意とするロッドではダメなのです。

ショートレンジ専用のロッドでもパワーがが足りなくダメなのです。

 

・繊細なプレゼンテーション

・その正確さ

・ロッドティップの軽さとアクションバランス

フッキング時の軽さは、合わせ切れを起こしにくいから極細ティペットも使用する事が可能なのです。

 

・繊細な部分を持ちながら、大物に負けない強靱なパワー!

・障害物にティペットが触れた瞬間に、手に取るように解る高感度!

ハイカーボンの東レの50トンカーボンを一部に入れ込み、高感度とさせたのです。

水草にティペットが触った瞬間、「グッググ・・」それまでには無い感覚が伝わってきます。それが水草なのです。その瞬間ソフトなテンションにかえ、様子を見るのです。

今回、今まで世界各地を歩いて大物を釣り続けてきた経験から、

理想のロッドとは何か?を考え、そのロッドを具現化して 今回 SP#4を持ってきたのです。

本来ならば、#5を!とも考えたのですが、日本での使用がメインと考えますと、#5より#4の方が圧倒的に出番が多い事

フライラインは、少しでも軽い方が、ドラグは掛かりにくく プレゼンテーションは静かになり 繊細である。

心配な点としては、

強風、向かい風、横風などの悪条件での釣りに対応出来るのか?

ライズが遠い時、ロングキャストが可能なのか?

大物(20インチ)以上の魚を引き寄せられるのか?

そんな不安もあったのです。

 

K・Bullet は、全てが釣って釣って釣りまくって開発をする!

120%の安心を皆様に届けたいからなのです。

 

フライフィッシングまともにやらない工場でフライロッドが次々に出来てくる。

昨年、その時期に釣っていないのに、新製品のフライが考案され次々と発表されていく・・・・・

これって、本物といえるだろうか? そんなものを販売して良いのだろうか?・・・・・・

 

ヘンリーズフォークでこの大物をネットへ納めた瞬間、

少し迷いがあった#4を推し進めてきて良かった! 

#4ならではの繊細さと#5以上のパワーとキャスティング能力が出せた  K・Bullet New SP #4  9ft

まずは一安心でした。

 

 

 

 

 

 

その後も、気持ちよくフライをキャスト出来

ヒット!

この魚もかなり大物でしたが

藻に入られた瞬間、フックが外れてしまったのです。

フッキング場所の運もあります。

16in前後のアベレージサイズ。

このサイズでも、フッキングするまでは、かなり難しいのです。

 

超強者ばかり!

さすが毎日多くの人が入っているヘンリーズフォークですね!

強面 山本氏

 

彼らが探していた場所では

ほとんどライズはなかったようで、

「研さんライズあります?」と聞かれ、

少し離れたところで、不定期なライズがある事を知っていた私は、「山本!あいつ不定期で難しいけれどライズはするから、やっつけて来いよ!」

そう言いますと、山本は走って、静かにしのびより、ライズをしたのを確認し、1投でヒット!

この男、もう20年近く付き合っていますが、半端ではありません。釣ります。凄い奴なのです!

居た魚のサイズはたいした事はありませんが、

この難しいライズを一撃でやっつけて来る事が凄いのです!

その後、石川氏も

「ライズがな〜い!」といいながらゆっくり川沿いを歩いていましたが、ライズを発見!

 

この時間は晴れていましたが・・・

Rusty スルーウイングスピナーでヒット!

今回は、本当にライズは少なく、時間も30分とかしかなく

もの凄い厳しい状況でした。

風が吹きスピナーの落下が少なかったようなのです。

 

 

その直後には、遠くの空には雲が・・・・

「腹へった〜〜!」って言いながら帰ってくると

山本が、「今朝、ご飯の準備をしておきましたので

即食べられますから!」と!

カレーライス!
ここで、カレーが食べられるとは嬉しかった!

最高!激ウマ!!

山本のシェフは半端ではありません!

カレーを食べて ブラウンドレイク(モンカゲロウ)

スピナーを大量に製作。

夕方のライズに賭けました!

しかし、ライズ時間の2時間前から

昨晩知らなかったボコボコだったらしいポイントへ行って待っていると・・・・・

落雷!

強風!

大雨!

 

全くライズは起こりませんでした。

夜は、ポテトサラダとブロッコリー&トマト
スープです

ベーコン&オニオン&ポテトスープ!

 激ウマ!

さらには、ポークステーキ!
焼き加減は 最高!

石川氏も絶賛!

激ウマディナーです!

翌日の朝食は、

雑炊

これがまたまた激ウマでして、少し太ってきました。

朝から美味しいものを食べて、いざ出撃!

と思いきや、

ヘンリーズフォークは大雨!

夕方まで晴れ時々雷雨!大雨!

せっかく巻いたフライも出撃なしです!

今晩は、

鳥の骨を外して、唐揚げ!

オリーブオイルであっさりと唐揚げです!

次々と、凄いメニューを登場させ

驚きました!

これが、

車販売、タイヤ、改造、・・・

何でもこなす車屋さんとは、驚きです。

本職はコックではありません。

若き頃、喫茶店を経営していたから、何でも作れるのです。

 

でも凄いです。

短時間で、メッチャ美味しいものが出来るのですから

凄いね!

 

サラダ、唐揚げ、キュウリの和え物・・・

この日も大満足の食事!

 

 

 

この唐揚げ!凄いでしょう!

わざわざ日本から唐揚げ粉を持ってきてくれていたのです。

 

 

過去に、現地のレストランへ行ってみたら、

最悪な事が多く、

だらだらにゆですぎた、極太になったスパゲッティーが、皿とはいえない洗面器のような巨大な器に大量に入ってくるのです。

味は最低。

洗面器いっぱいの量で、まずくてこんなに多くたべられやしない。

サラダを食べて、ビールを飲んだら50ドルは超えてしまうのです!

さらには、チップがいる社会ですから。最悪!

 山本様! 神様です。

早朝、ホテルの裏を流れる川の景色

晴れてこの日の景色は美しかった。

約2日しか日程を入れていなかったヘンリーズフォークでしたが、

Bigチャンスは、ありました。

このチャンスを手に出来るか?

逃がしてしまうかでは、大きな違いなのです。

ユウタロウもかなり良いサイズの鱒をヒットさせていましたが

リールが悪く、何度か目の走りでバックラッシュして、あわててシエラのリールに交換していました。

ロッド、ライン、リール

これらの性能は、大きく影響することが実感出来た旅でした!

 

最新の科学を駆使して、50トン高弾性カーボンを駆使した、Newロッド  K・Bullet SP#4 

このロッド、驚くほど軽く、繊細でありながらハイパワーなロッドなのです。

過去にこんなロッドは見た事も触った事もありませんでした。

夢を追いかけ、何度も何度も作り替えてきたこのロッド。

 

横風の中、正確に、一寸の狂いもなく思う所へフライを届かす事が出来たことはSPのおかげです。

 

 

 これで、2010年のヘンリーズフォークは終了で、本命の、ミズーリリバーへ移動です!

 ミズーリは、立ちこめる場所が少なく、バックスペースが狭い場所ばかり。

 そんな時は、そう!

 得意のシューティングスペイですよね!

 

 近日中に、ミズーリーの状況をアップ致します。かなり厳しい状況。過去最低のライズ状況でした・・・・