気の合う仲間たちとのマッチング・ザ・ハッチ USA!
2012年 7月13日 出発 現地からの報告
7月18日
14日ヘンリーズフォークに到着しましたが、毎日天気が悪く、雷雨でライズがほとんど無く難しい状況、
でも、とんでもない大物を発見し、時々ライズするまで待ち、スレスレの強者をヒット!
SP#4は凄いです! プレゼンテーションが繊細! 正確!
ファイトは、#4とは思えないパワーで、魚に負けることなく、ラインが切れること無く キャッチできました!
ロッドの性能ですね!
スルーウイング PMDスピナー#16 ティペット GM0.5号
ヘンリーズフォークは20インチが目標のサイズと言われており20インチ以上の魚はスレスレで難しいのです。
しかも、藻がありファイトも難しいのでキャッチは簡単ではないのです。
しかし、今回3時間も粘ってヒットさせたレインボーは巨大な63cmあまりにも大きかったので驚きました!
SP#4このロッドは、本当に凄いです!またまた感激してしまいました!
現地ではネット環境が悪く、報告できるチャンスがあれば、順次報告を入れます!
ヘンリーズフォークより
気の合う仲間たちとのマッチング・ザ・ハッチ USA!
俺たちの釣り修行の旅
2012年 7月13日出発
「ヘンリーズフォークの釣りは、いつもライズが少なく面白くないから、今年はやめようか?」そう言いながらも、今年こそはライズボコボコに出会えるのでは?そう期待して今回も向かってしまった。
2年前、ヘンリーズフォークへ行ったときは、ユウタロウ(長男)はフライを初めて直ぐで、マッチング・ザ・ハッチの基礎がしっかりと解っていないまま連れて行かれ、ライズも少なく、たいした魚を手にすることなく終わった。
その2年前も、ケイスケ(次男)を釣れていき、ライズは少なく、良い状況に出会えなかった。
この2年前と4年前のいずれも60cm前後の大物が釣れ、納得はしたがライズが少なく今ひとつだった。
ここ近年のヘンリーズフォークは面白くない。ハッチが少なく、魚も少ない。良い状況に出会えないからだ。
ユウタロウは、あれからずいぶん腕を磨き、今年は何とかなると思っていたが、状況が厳しいと問題になるのはケイスケだった。
キャスティングは全く練習していなく、2年前にロッドを振ったきり、アメリカにいてフライを全くやっていないままでの今回の挑戦。
どうなることやら?
前回行ったときも、その前の時も、季節が遅れドレイクのハッチが終わるシーズンだった。PMDもフラブも少なく、ライズは少なく難しい状況で、夕方はいつも雨。
毎回季節が遅れているために、今年は1週間遅らせ、7月13日からの出発にしたのです。
今回は、友人の石川氏と山本氏、その彼女エムちゃん、ユウタロウ(長男)、ケイスケ(次男)そして私の6人
6名乗れて、荷物が積める車を借りての旅がスタートしました。
モンタナ ボーズマンの空港へ到着
車に荷物を積み込み、
Wal-Martで食材を買い込みました!
もう一回り大きな車を借りたかったのですが、ボーズマンには台数が無く、探したときにはもう無かった。
それで、サバーバンを借りることとなった。
ヘンリーズフォークは、このlogcabinを2日借りました。
本来は、この後行く大きなlogcabinを借りたかったのですが、最初の2日は先客があり借りられなかったので、急遽、ここで宿泊。
毎日の料理は コック長の山本氏 エムちゃんも手伝いスペシャルを作ってくれるのです。
しかし、初日、驚いたのは、このCabinには、調理器具が全くなく、レンタルも全て無く、到着したのは夜で、大騒ぎ!
オフィスで、無理を言って探してもらい、何とか鍋1個、フライパン1個確保し、近くのガソリンスタンドで紙皿、コップ、包丁を調達してからのスタートだった!
初日はステーキ
ポテトサラダ
キュウリのごま醤油和え
最高に美味く感激だった!
スペシャル サンドを各自で制作
ポン酢とわさびで 山本がスペシャルソースを作る!
激うま!感激!
翌朝、早朝よりライセンスを購入して、ラストチャンスへ!
ヘンリーズフォークは、
1週間前にピークがきており、この2〜3日は良くないらしい。
私たちの来たときは、またまた今年もハッチが少なく最悪!
ライズを探すのに一苦労だった。
朝8時から川を歩き、昼前に少しハッチがありライズが見られた。
ハッチした時間は1〜2時間程度。
そのチャンスを逃さずまずはユウタロウがヒット!
私も手当たり次第のライズにキャストし、8本の鱒をヒットさせた。
しかし、ライズは少なく、特に大物のヘッド&テールでのライズはとても少なく、
よいサイズの鱒は少なかった。
2日後、予定のヘンリーズフォークの直ぐ近くにあるログCabinへ移動
快適な生活が始まった!
シェフ山本のおかげで、毎日がスペシャルだった!
私達は、仕事でRio社へ行き、新しいラインの打ち合わせ!
KenCube オリジナルの新企画のラインが次々と登場する予定です。
これで仕事が終わり、一安心して、釣りに専念!
ヘンリーズフォークでは、まずはライズを見つけることから始まる。
しかも、大物のライズを探すのです。
大物は、ヘッド&テールでライズをするか、小さなライズでも、その後のリングが大きい。
ライズを発見したら、流速、流れの形を読み立ち位置を決める
流れが速ければアップストリーム
遅ければダウンストリーム
その見極めは何かを、ケイスケに教えた。
流下する水生昆虫を観察し、その種類と数を基に、ライズの数を当てはめていく
すると、何を選んで捕食しているのかだいたいのことが解ってくる。
この時は、ラスティーカラーボディーのPMDスピナー イエローカラーボディーのPMDスピナーが流下していた。
かなり良いペースで釣ってきました。
フライは、スルーウイング
フタバコカゲロウのフライですが、PMDが出ていたので、このフライで爆釣!
シラメでのミッジングや蒲田や忍野での釣りを覚えてきたのでユウタロウも次々とヒット!
K・Bullet SP#4は、繊細でありながらパワーもあるので、ティペットを0.5号にしても、切られることなく短時間でキャッチできるのです。
SP#4は、最高のロッドです。
ヘンリーズフォーク といえば
レネハロップ
一緒にみんなで記念撮影!
水面が空を移して白く光ればブラックポスト
草木など暗いバックカラーになればオレンジポストのフライを使用する。
スルーウイングは爆釣だった!
フライの簡単な結び方を エムちゃんに伝授!
ラストチャンスでヘッド&テールでライズする鱒を発見!
スルーウイングPMDでヒット!
20inを越える素晴らしい魚だった!
ユウタロウもこの時から、釣るごとにファイティングが上手になり、次々とヒットさせキャッチしていった!
この日は、ラストチャンスがあまり良くないために、パインヘブンへ来た。
しかし、ここもハッチは全くなく、ライズも全く見られない状態だった。
丘の上から、岸際を観察しながらゆっくり歩いていくと定位していた大型魚を発見!
かなりデカイ!
いままでにここでは見たこともない大きなレインボーだった。
ユウタロウ達みんなは上流へライズを探しに行った。
しかし、1時間経っても皆が釣りを始めていなく、歩いてライズを探しているいる姿を見て、こちらと同様にライズがない事を察知
そこで、ライズが始まるまで待つことにした。
水面を観察していても、水生昆虫の姿はなく、全く気配はない。
この大物に的を絞り
チャンスが来るまで寝て待つことにした。
2時間近く、昼寝をして待っていると、その大物は、1回ライズをして、次のライズまでは20分位後くらいの間隔でライズを始めた。
さらに待つと、10分後間隔となり、少しずつライズの間隔が短くなってきていた。
回りでも小型のライズが頻繁となってきていたので、水面を観察すると、流下していたのはPMD
スルーウイング イエローボディー オレンジポストをティペットに結ぶ
フラットな水面、鱒は警戒しており、スレスレ!
チャンスは1〜2回しかないだろうと予測していた。
以前、このヘンリーズフォークでレネハロップに教えてもらったことを思い出した。
タイミング、リズム・・・
5分間隔位でライズをし始めたとき、私は勝負に出た。
しかし、水面に雲が映り、フライが見えない。
雲が過ぎていくのを待ち、ライズした直後を狙う作戦
その間に、水草を手ですりつぶし、ティペットに塗る。
このようなフラットで流れの弱い場所においては、ティペットの存在を発見されやすい。
スレている大物は、一筋縄では思うようにならない。
チャンスは1回のみだろうと予測し
完璧な釣りを行わなければならない。
水草をすりつぶしティペットに塗るとティペットが沈みやすくなる極秘技!
ベージュのレインギアを着て、カモフラージュし、
手前の流れは止まっているので、少しでも鱒に近づきキャストする。
雲が流れ、鱒がライズした。
この瞬間、鱒の鼻先にフライをキャスト!
狙ったスポットから10cm以内の正確で静かなプレゼンテーションが要求された。
流下するフライ
狙ったポイントにさしかかったとき、光った水面が盛り上がり、黒く見える鼻先が水面を破った!
「カプッ!」
フライを吸い込む音が聞こえ、鱒が沈むのを待ち、ゆっくりとフッキングした!
「ジージージー!」ドラグ音が鳴り響き、ラインは一気に引き出された!
「ヨッシャー!」
あまりにものうれしさに大声で叫んだ!
しかし格闘はこれからだった!
生い茂る水草!
水草の川では、上流に鱒を走らせると水草に突っ込み絡まれ切られる。
パワーのあるうちは、下流に走らせるのが鉄則!
その後、2度走れば鱒のパワーは急激に落ちる!
ティペットは、0.5号
決して強くない!
ロッドは#4番
繊細なプレゼンテーションが欲しいからです。
さあどう取るか? 勝負だった!
後半は鱒を水草に突っ込ませ、距離を縮めてゆっくり水草から出してのファイティング
さほど時間を掛けずにランディングが出来た!
うまく水草を利用したファイト方法だからだった。
予想より大きかった!
メジャーで計測したら、なんと63cm
ヘンリーズフォークでは、かなり良いサイズ!
K・Bullet SP#4 は、ニュージーでの巨大ブラウンでも大活躍!
今回の巨大レインボーでも、この繊細な釣りを制することが出来たのはこのロッドのおかげです!!
凄いロッドです!
スルーウイング スピナー
このフライは、抜群!
ムチャクチャに釣れます!
このフライ、フタバコカゲロウの時に使用できますので
皆さんも是非ボックスに入れておいてください。
日焼け止めに 縁起の良いサクラマスの鱗の写真のカラーで制作したフェイスマスク
カラーはグラデーションで
明るい釣り場では白っぽい方を前へ 写真上
暗い釣り場、岩場などでは暗い方を前へ 写真下
日焼け止め
虫除け
カモフラージュ
多くの利点を考えての KenCube オリジナルフェイスマスク
2012年 8月には完成予定
今回は、全ての有名ポイントを回った!
その一つ
Harriman ranch
ここから歩いて20分
ボーンフィッシュフラットまで向かう
とても美しい景色だった!
ライズを発見!
ケイスケが狙った!
ヒット!
素晴らしい、美しい釣りが出来た!
私も大型魚を発見!
ライズは少なかったが、チャンスを待って狙った。
ここでヒットした鱒は、ほとんどが20inを越えた
ユウタロウも、時々ライズする鱒を追いかけ、1時間以上掛けてチャンスを探り
ヒット!
この日の最大魚をキャッチした!
22inの素晴らしい鱒だった。
ヘンリーズフォークの最終日のイブニングは
最も美しい景色のミリオネアへ向かった。
釣れた鱒のサイズは16in 40cm前後が最大で
ライズは少なく、
PMDが少々流れる程度
今年のヘンリーズフォークは、いつもより早くシーズンが訪れているようで、ハッチのピークも1週間前に終わっているようだった。
ヘンリーズフォークのベストシーズンは短い、今年は出発を遅らせたのが裏目に出て、
ボコボコのライズを見ることなく、難しい釣りをしながら終了となった!
ミリオネアの夕陽はとても美しかった。
ヘンリーズフォークでの使用タックル
シューティングライン EXシューティングラインフローティング
ティペット グランドマックス 0.5号
良い釣りをするためには、それなりのロッドやラインなどが必要となります。
これら今回使用したタックルは、全てが釣りを有利とするものを選び使用してきました。
2012年も スレスレのヘンリーズフォークで
63cmという巨大な鱒を手に出来たのもこれらTackleのおかげです。
私たちが皆様に勧めるTackleは、全て実践で選び抜かれたものばかりです。
皆さんも安心して上記のTackleをご使用ください!
Dillon経由で
ミズーリーへ
ライズボコボコ