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アマゾン川のドラド

最後のフロンティアで、黄金に輝くドラドを求める!

強烈な闘争心がもたらす衝撃的なアタック! 強烈なジャンプを何度も繰り返す!

そして、黄金に輝く美しさは、Anglerにとって、憧れの魚!

それが、“ドラド”だ!


第4章
( 最終章)

アマゾン川の源流  プルマ川の巨大ドラドを狙う!

アスンタ川から移動し、さらに大型のドラドが生息するというプルマ川のロッジへ移動

プルマ川とは、どんな川なのか?どんなドラドが釣れるのか?ご覧ください。

思っていたより透明度は良く、川を泳ぐ巨大なドラドの姿も見える!

日本の各地にありそうな 見たことのあるような川  こんな場所で巨大なドラドが!

 

ガイドがキャビンの前でリーダー、ワイヤーtippet フライ結び用意をしてくれる。

ここの舟は、巨木のくりぬき舟、これで沈まない事にも驚いた!

こんな、ヤマメが釣れそうな渓流にも、10kgを越えるドラドが潜み

この日もいくつも泳いでいる姿を見た。

しかし、ドラドという魚は不思議な魚で、

スイッチが入らないと全く無反応なのです。

毎日ガイドしていて、昨日は全く釣れなかったが、翌日は、ボコボコにボイルしていて爆釣になるらしい。

 

ジェルソンは、回遊するドラドを発見し、

カエル?ネズミ?よく解らないが、フローティングの大型フライをキャストして、ドライフライでヒット!

 

 ヒットする瞬間も見え、最高にエキサイティングだったようです!

 K・Bullet SP#8使用。

 

今回、好調だったのは、少し下流。

なだらかな渓相のポイントでした。

対岸ギリギリにキャスト!

対岸の障害物の脇に身を潜め、ドラドは小魚を待つ!

アスンタのロッジより一回り大きなサイズが連発!

ジェルソンとルーさんも良いサイズのドラドをヒット!

友大郎のフッキングの瞬間!

これぞ完璧なフッキング!

ドラドは流れの中から一気に飛び出す!

このサイズが、ガンガン釣れた!

SP#8は、大活躍!

17cmの3/0フックを使用したダンベルアイ付き 大型フライをロングキャスト!この巨大なサイズでも、安心してファイトが出来、キャッチ出来る。

アメリカから来ている Jonさん

ジェルソンも素晴らしいドラドをヒット!

ドラドのパワーは凄い!

あれだけファイトしてからでも、この勢いで流心へ帰って行く!

友大郎は水浸し!!

ドラドのファイトは凄い!

最後の最後まで気を抜けない!

SP#8 の素晴らしい曲がり!

友大郎は、釣って釣って釣りまくった!

この3年、FLORIDAで150lbのターポンをはじめ

今年はキューバで数多くのターポンを釣り

多くの事を学んだ!

その結果が、この釣りで大きく生きていている。

 

釣りは全て経験。多くの経験を積まなければ、とっさに体は動かない。

驚くほど釣りが上手くなってきています。

私とほぼ変わらないくらいまできています。

渓亮は、今ひとつだった。

次々とバラしてしまう。

頭では解っていても、体が勝手に動いて、悪い動きをしてしまう。

そこで、ボートから次々とヒットさせ、ベストなテクニックを練習した!

釣って釣って釣りまくり、体で覚えるしかない!

ここでようやく、掴んだようで、次々とヒット!

これ、親子ですから、私たちは釣りをせず教えることが出来ますが、ここまで付きっきりでレクチャーするのは、自分の釣りが出来なくなり普通ではなかなか難しい。

自分がやっていたら今の大物は捕れたのに・・・と思うこともあったが、ここで習得してもらわないと!というのが先決!

渓亮は多くの事を習得し、見違えるくらい上達した!

キャスティング、メインディングによるラインの角度、ラインの方向、ロッドの方向、フライのスピード、タイミング、フッキング

全てが完璧なものが要求される。

これが解ってくると、次々と面白いようにキャッチ出来る!

渓亮も、次々とヒットさせ、次々とキャッチしていく!

どうすればよいか?解ったようで

これで安心です!

ここは平均サイズがデカイ!

強烈な走り!

爆発が起きたようなアタック!

どれもこれもが凄いの一言!

 

感動モノです!

ドラドの歯は、小さいが鋭く、強靱な顎は、もの凄い力

噛まれたら、大怪我間違いなし、

口の前に手を置かなければ安心です!

プライヤーは必須のアイテム!

フォーセップでは使い物になりません。

K・Bullet 極 KIWAMI も持って行きテストしました!

ランディングしてからでも、気を抜くと大暴れ!

パワー満点!

釣りが終わってから、迎えの車が来るまで

ジャングルで遊んだ! ターザンのようにツタにぶら下がる渓亮

ゴールドそのもの!

美しく光輝く!

ブッシュの横でこの魚をヒットさせ、ブッシュに潜られそうになり必死の対応でキャッチ!

この魚、ガイドが言うには、

かなり長い!

 全長1mちかくあり、これで太っていたら

 とんでもない重さになるでしょう。

 

対岸のバンクの横で身を潜め、定位している巨大ドラドを発見し、

その上流へ、静かにフライをプレゼンテーションし、少し送り込んでから誘い出し

サイトフィッシングでヒット!

K・Bullet SP#8が素晴らしい弧を描いた!

最下流まで走り、何度もジャンプして、最上流まで川を上り、スーパーファイトが繰り広げられた!

これはデカイ!

13kg いやそれ以上ありそうなサイズの巨魚がヒット!

見事でした!

これはBigと

ガイドも大喜び!

流れ込みの流心脇にフライを送り込み、リトリーブで誘い出す。

強烈な走り

連続ジャンプ!

黄金に輝くジャンプシーンは、今でも目に焼き付いている!

素晴らしい魚

ドラド!

 

こんな素晴らしい魚が、

私たちがいつも通っているような川で

鱒が釣れそうなポイントで釣れる

この川には驚きました!

 

今回も素晴らしい大物が釣れ

大感激!

 

 

最後の夜、仲間達とワイワイ楽しく、他の国の大型魚が釣れる情報で盛り上がった!

行きましょうか?

来年1月ですか?

ニュージーへ行こうと思っていたのですが・・・

アルゼンチンですか!

そんな大きな鱒が釣れるなら、行きたいですね!・・・

その夜、雷雨! 大雨が降った! 雨音で目が覚めたくらいの大雨だった!

Jonさんの首には、猿の頭蓋骨の首飾りが! 原住民の食べている猿の頭蓋骨

朝起きたら、川はまっ茶々!

かなりの増水!

「釣りが終わってからで良かったね!」と話していると、

この雨、かなりの寒波がもたらした雨で、霧が強くセスナが飛ばないのでは?と言う話になった。

今日帰れないの?

国際線のTicketを変更しなくては?

ここには衛星電話もあり、朝からマネージャーは大忙し、Ticketナンバーは?・・・

Santa Cruzのスタッフが航空会社のデスクまで走り全ての対応をしてくれる。

セスナは飛ぶのか飛ばないのか?昼まで待とう! そう話しているうちに、寒波の冷気で、気温はどんどん下がった。

ここは南半球。今は冬。

赤道近くで、熱帯地域。そんなに寒くないはずなのですが、今回のような寒波は、3年前に一度同じような寒さがあった程度。

次第に気温は下がりだし、吐く息が白くなってきたのです。

私は、防寒着といえばマイクロフリースのトレーナーしか持っていなく、シャツを3枚+フリースにレインギアの重ね着、それでも寒く、毛布を被った。

結局、夕方まで雨はやまなく、フライトは中止!

明日には雨もやむだろうから、1日待つことになった!

次の日も朝から雨はやまない!

今日は、迎えの飛行機は来るのだろうか?

ごまで待ったが、フライト中止の連絡!

帰れなくなった!

3年から5年に一度、このような事があるという。

最悪の天気となってしまった!

このまま動かずいても時間の無駄だからと、釣りに行く事となった!

しかし、濁りが強く、フライでは魚が釣れない!

何が釣れるのか?を聞くと、巨大なまずがいるという!

 

原住民のスタッフが

弓矢で、泳ぐ魚を獲る!

 

これで本当に獲れるのか?と思っていたら

2匹のサバロという魚を取ってきた。

ドラドが襲っている魚だ!

口が大きな吸盤となっていて、石のコケを食べている魚だ!

これをナイフで切って、大きな淵へ投げ込む!

 

しかし、この日は何も釣れない。

全く反応が無かった。

そこで、火遊び!

やり始めると、皆さん集まってきて、

雨でびしょ濡れの草や木に火を付けること一生懸命となった!

意地でも火を付けて見せよう!

そんな感じ。

少し火が付いて、チョット満足!

大きな火になった頃には、真っ暗になった!

ライト持ってきているのか?

オレないし・・・

デジカメのモニターで照らして帰ろう・・・

ジャングルを数分歩き、道路に出て、ジムニで帰った。

たき火遊びは面白かった!

みんな、火遊びは大好き!

夜はさらに寒くなった!  明日帰ることが出来るだろうか?

ガイドのパソコンには、K・BulletとWorldWideAnglersのステッカーが貼ってあった!

翌日雨はやんだ!

さあ帰るぞ!

 

朝から大急ぎでパッキング!

ジムニに乗り込み、ジャングルを走る!

連日の大雨で、道はメチャクチャ!

これ田んぼ状態!

スタックせずに走れるのだろうか?

ジムニとハイラックスは強い!

どんどん進んでいく!

 

しかし、右に左にタイヤが泥で滑る!

橋にさしかかったとき、タイヤが滑った!

脱輪!

ジャッキで上げて、木を差し込んで、脱出!

舟付き場まで、戻ってきた!

これで一安心!

ジェルソンからもらった、ビニール合羽

最高!

スーツケースはゴミ袋で包み、泥から守った!

舟に乗り込み川を下る。

走る事40分くらい

滑走路へ到着すると、セスナが3機待っていた!

これで帰ることが出来る!

一安心!

1時間半のフライトで

Santa Cruzに到着

美味しそうなフルーツを露店で売っていた。

この日の昼食は、ワニの唐揚げ!

なかなか美味しい!

ビールは、キリンラガーのような味で、美味しかった!

 

その後、ロッジのオーナーと会い、

今後のツアーなどの話をした。

この日の夜

Santa Cruzからマイアミ、Dallas、成田、名古屋へ!

 

 

ドラドの釣りは凄かった!

感動!感激をした!

こんなドラド!一緒に釣りに行きませんか? 

巨大ドラドを釣るための、多くの技、タックル、用意するものなど全てお教えいたします。安心ください!

2015年 計画したいと思います!

この川はフライフィッシング・オンリーです。

 

日本から11日間 フライトスケジュールの変更があれば日程が変わる可能性もあります。

1日目  各地から17時までに成田へ集合

    18:20 成田発

2日目 7:45  Santa Cruz到着

    9:00 セスナでのフライト

    12:00 現地アマゾン川源流へ到着  昼食を食べて、即釣り開始

    18:00 ロッジへ戻る 19:30分よりディナー

3日目  8:00 〜 18:00 1日釣り

4日目  8:00 〜 18:00 1日釣り

5日目  上流もしくは下流のLODGEへ移動。半日釣り。

6日目  8:00 〜 18:00 1日釣り

7日目  8:00 〜 18:00 1日釣り

8日目  8:00 〜 18:00 1日釣り

9日目  9:00 ロッジ 出発

     13:00 Santa Cruz 到着 ホテルへ

     14:00 昼食〜おみやげショッピング市内観光

     19:00 夕食 

     21:00 Santa Cruz空港着 

10日目  00:45 Santa Cruz 発 

11日目 日付変更線を越え、16:45分成田到着

 

今回のツアー日程は、現在のレートで、現地滞在費のみで1名80万円 航空運賃を入れると105万円くらいになります。

アイスランドは、1名 約120万円前後。ドラドの方が少しお値打ちです。

今回企画している日本からのツアーは、2つのLODGEを釣り、いろいろなLOCATIONで釣りをするパッケージです。

価格は、現地滞在費 US$ 7.600 + indian fee (US$ 670)

2015年は、 大型のドラドが集結しているというアクアネグラ・LODGEへ行くことが決定!

予約はフルブッキングでキャンセル待ち2名の状態です。

2016年以降であれば、予約は可能、現地スタッフ(日本語可能)を紹介いたします。

ドラドFISHINGについて、連絡先


この魚を手に出来たことに、私は感動し、感激をした!

学生時代に開高健氏の「オーパ!」を読み、私には、一生行く事がない異国の世界と思っていたアマゾン川  憧れのアマゾン川!

 

そこへ来ることとなり、しかも、パラナ川ではなく アマゾン川でドラドが釣れたこと。 

しかも、かなり大物だったこと。  さらに素晴らしい色をしていたこと! 噂でしか知らない強烈なジャンプ! フライを襲うときの猛烈さ!

どれもが感動し、感激をした!

 

釣れないとき、釣り逃がしたときはとても悲しく不運に思い落ち込んでいくが、 目指していた魚が釣れたときの感動は凄い!

手が震えてくるほど凄い!

そんな思いは日常ではなかなか得られるものではない。

釣りをしていて良かった!

感動の出来事でした!

 

開高健は「オーパ!」でこう書いていた

1時間幸せになりたかったら、お酒を飲みなさい。

3日間幸せになりたかったら、結婚しなさい。

8日間幸せになりたかったら、豚を殺して食べなさい。

永遠に、幸せになりたかったら、釣りを覚えなさい。

 

19世紀の中国の古諺のようです。