2013年 忍野スクール
13日土曜日から
1泊2日で忍野へ行ってきました。
使用したロッドは、もちろん
リーダーは、KenCube ステルスリーダー 7X 7.5ft
ティペットは、GM 0.125号〜0.2号
到着したのは午前11時近く
この日の忍野は、ハッチがほとんど無く、ライズもかなり少ない状況でした。
歩いて、数少ないライズを探し、友大郎がヒット!
水面にはほとんど何も確認できない状況に、小型ユスリカであろうと流下を推測し、TP88#28 CDC-DUN5 でHit!
渓亮も、忍野初挑戦で、自衛隊橋下流のフラットで激シブライズをHit!
美しいヤマメだった!
レンズに水滴が!・・・さすが初心者。
このロッド、本当に良く釣れます!!
午後から友大郎は6匹のライズをキャッチした。
ここ最近、本当に良く釣るようになり、かなり腕を上げてきました!
いくつかHitさせた後、自衛隊橋下流 堰堤のすぐ上でライズを発見
しかし、手前の流れと流心と流れの速さが違い、マイクロドラグが掛かり
なかなか釣れなく
ライズは少なく
風がビュービュー吹いていて、とてもきびしい状況でした
2時間くらい釣れなくて、「くやし〜いっ!」って叫びながら釣りしていました。
そして、何とか#30でHit!
食べていたものを確認したら
ほとんどがシャック!
ユスリカは極めて小型!
こんなフック世の中に無いサイズまであった
この日は、夜、スクールの生徒さん達と親睦会
スクールに参加してくださったメンバーです
自衛隊橋 下流の スレスレライズ
ここは、皆さんが見やすく、説明するには最高の場所
しかし、流れはゆっくりで超スレスレ
難しいから、究極の技が必要で
この日は、特に流下が少なく、ライズは定位していなく
ほとんどライズしない状況
そのわずかで動き回るライズを追いかけ、
皆さんの前でHit!
どうすると釣れなくて、何が原因で釣れないのか?
どうしたら釣れるのか?
その説明をしながらHit!
ばらさないようにLanding
何を食べていたのかの確認
ストマックの中身は何か?
フライボックスのフライを皆さんにお見せし
説明
食べられていたのは
#28〜#40くらいのユスリカ
大半はシャックでした
皆さんに釣り方の説明をして
各自少々釣りをしました
しかし、これというフライが無く
少し早めに忍野温泉へ移動
歩いて100mです。
忍野温泉でフライの説明
新作バッグの説明もおまけで行いました。
#28のユスリカ
蒲田で爆釣した
ツイストウイングイマージャーNew フタバコカゲロウのタイイング
そして、即興で、この日のストマックから思いついたフライ
リアル・シャックフライをタイイング
昼食を挟んで、タイイングを行い
午後から、各自巻いたフライを持って、実釣スクール
佐藤さんは、今年もHit!
究極に難しいと言われる、フラットでゆっくり流れた場所でのライズを
確実にHitさせていく!
見事です!
木曽の伊藤くんも抜群のセンスでライズを狙っていく
新潟から参加の佐藤くん
ヒット!
この日制作したオリジナルフライ
リアル・シャックフライを使用したら
連発!
TP88ならば #30のフックでもこのように確実にフッキングするのです!
軽いから、CDCの量も少なく 浮力は抜群
リアルなフライが出来るのです!
尺を超えるサイズのヤマメを頭に
皆さんの見ている前で
皆さまから「杉坂さんこれ釣ってください!」とリクエストがあった魚を次々と釣り上げて、このフライの効果
マッチング・ザ・ハッチの基本
ストマックの中身の重要性を知って頂きました。
このフライ、本当に良く釣れます!
この尺ヤマメは、一番の人通りの多い場所で
悠然とライズし、朝から多くの方々が狙っていて
フライを無視してライズしていた強者ヤマメでした。
ストマックを調べると
#30以下のユスリカと
後はシャックのみ
シャックならば大きなものも食べていたのです。
これが私が考えた、リアルシャックフライ
極薄ゴム素材ですのでしなやかで本物そっくりな柔らかさ。
いろいろな形のシャックに混ざり、本物みたいなフライです
このタイイングはとても簡単!
タイイング方法をアップします!
これから撮影し、後日アップします。
スクールの生徒さんへ、
大急ぎでMelにて、さらにグレードアップした詳しいタイイング方法をお伝えします。
2013年 忍野スクールは、虫の流下が少なく、ライズも少なく、かなり難しい状況でしたが、
少しでもライズがあれば、ドライフライで釣ることが出来きる面白さをお伝えできたと思います。
全くライズがなければ、ニンフやウエットフライを使用しますが
ライズがあるならば、ドライフライで挑戦してください。
沈めて釣るならば、管釣りや養殖場で釣っているのと同じです。ライズがないなら、やらずに帰るのは無駄だから釣りをしますが
ライズがあるならば、見て見ぬ振りをしてニンフを投げるのは止めましょう。
放流魚のボロボロでも、多くの釣り人にスレスレにさせられた魚は、どのヒレピン天然魚よりも究極に難しいのです。
「釣れる物なら釣ってごらん!」と、ボロボロの放流魚に挑戦されているのが、ライズです。
ボロボロとバカにしていた魚にバカにされ、見て見ぬ振りをして、「釣れないから」と負けてニンフをキャストするのは悔しくありませんか?
なかなか釣れなく、メッチャ悔しくて吠えながらも挑戦し、2時間粘って、釣って とても気持ちよく勝った気分で帰ってきました。
これぞマッチング・ザ・ハッチの面白さです。
忍野は、スレスレの魚が多く面白い、勉強になります!
このスクールは、2014年も 4月半ば頃に行います。
前日からの宿泊宴会もありますので、是非参加ください。