先日タイイングしたウエットフライを持って
渓流に行ってきました!
渓亮が渓流でウエットフライをやった事がないということと
新しく開発しているシングルハンドLS#4 10ftのSampleを持って
何処まで使いやすいロッドになっているか
実際に使用しテストするためです。
渓流のウエットは、この釣りの基本を覚えるのに最高です。
ウエットフライで良い釣りをするための新兵器として制作したのがこれ!
新しく制作したフライフック 「TP-S601」
このフックは、お勧め!!
ウエットの釣りを行った事がある方は解ると思いますが、
アタリがあるがフッキングしないという経験は数知れず
「今のは良さそうな魚だった・・・」
そんな残念な思いを何度も経験されたと思いますが
これ、フックのポイントが変われば、効果が断然違うのです!
湖でも同様で、リトリーブ中にアタリはあるがフッキングしないのも同様です。フックポイントが良ければ、即フッキングして、良い釣りが出来てしまう!
フックはとても重要なのです!
この新しいウエットフライ&大物用ドライフライフック
「TP-S601」は、
スペシャルポイント採用で、フックポイントが違い、フッキング率抜群!
しかも、魚に優しく、外れにくいマイクロバーブ採用!このようなスペシャルポイントのフックは、とても高価で、購入時に躊躇してしまうものです!
しかし!! KenCube の考えは違います!
多くの皆様に良い釣りをして頂きたく、
100本入りで 3,129円の品 税込み1980円で販売!
スペシャルポイントフックでこの価格は激安そのもの!!生まれ育った「スーパースギサカ」の大好きな激安販売!
このフックで
いくつもの美味しそうな!釣れそうな! フライが完成した。
パターンは マーチブラウン
Wing ヘンフェザントクイル
テール & ハックル パートリッジ バックフェザー
ボディー クリスタルダブ ハーズイヤー
リブ Gold ティンセル
ボディに使用した クリスタルダブは、少しきらめきのマテリアルが入っていてお気に入り!
フックサイズはメインが#10、そして#8と#12
本流でも#12サイズのウエットで連発するときが多いので、小型フライは必須です。
もう一つのタイイングの裏技は
Wingに クリアラバーグルーを薄めて塗ると、Wingが割れなく完璧!
クリアラバーグルーは、薄めのタイプ(薄め液で制作)と、濃いめのタイプを制作し、ボディーコートには濃いめ、Wingコートは薄め
これを是非使用してください!
ウエットフライのWingが割れてしまいタイイングに困っている方!
あらかじめ薄めを塗っておくと綺麗なタイイングが出来ます。
ただし、コートしたWingは、完璧に乾いた翌日に使用してください。
半乾きで使用しますとWingが張り付き団子状態になってしまいます。
ジャングルコックの割れたのもこれで修復すれば抜群に綺麗になります!
クリスタルダブは、タイイングも簡単で、ウエットのみならず、ニンフにも最適!
いくつかのビーズHeadニンフをタイイングしました!
ニンフのフックサイズは#12と#10
このフライで、爆釣!
次々に 面白いように釣れました!
このフライもメッチャ釣れます!
ドロッパーにヒット
このフライ、ヤマメには最高で、イワナ、ニジマスもOK
このほか、小型の魚は即リリースもあり
ウエットフライの釣りの基本
アップ、サイドアップ、サイド、サイド・スライド、ダウンクロス、ダウン・ストップ・・・
多くのスタイルで釣りを楽しみました。
今回使用したロッドは LS#4 10ft Sample
写真の下側のロッドです
しかし、このロッドが完成してから60日 さらなる上のモデルを企画し、元々の設計を全て1から作り直し、新しいロッドを作ってみました。
同じ10ft #4 です。
SNIPER(スナイパー) #4 10ft 釣りから帰ってきた翌日届いたサンプルです。
一振りして解りました、これほど良く釣れたLS#4ですが
SNIPERは、そのさらに上を行くこと間違いなし!
振り比べると、驚くほど違います。
渓流のウエットフライに釣り疲れた私たちは、本流へ!
3〜4倍に増水している本流でしたが、3本の鱒が釣れ
その後、違う川へ移動
ライズしている魚を発見!
渓亮がヒットさせたヤマメ
雨の中でも DryUP と スーパーフロートスプレーがあれば 最強!
魚が釣れたフライは、雨の日はなかなか復活しないものです。
しかし、このコンビネーションは最高!
瞬時にフライが乾き、浮力抜群!
スーパーフロートスプレーブルーダン も必須のフロータントです!
究極は これ!
流れ込みの波立ちの中で、一瞬、ライズのような物が見えたきがして、しばらく観察する事にしました。
すると、その脇で、水面が盛り上がり、大きな波紋が広がるライズを発見!
これはデカイ! 大物に間違いないと確信しました!
すぐさま、フライをキャスト!
フライは、スルーウイング オオマダラ
フライがライズポイントへ静かに流れていくと、フライの回りの水が盛り上がり、「モワッ!」としただけで終わってしまったのです。
ヤバイ! 見切られた!!
立ち位置を深く考えていなかったせいで微妙な、マイクロドラグが掛かっていたのでしょう!
少し流れがある場所なので、そんなのは気にしなくても安易に出ると思っていたのです。
失敗でした!
少し待つが、次のライズが起こらなくなってしまったのです。
「逃げてしまったのか?」
しばらく自分の気配を消すために、
少し下流のポイントへ移動し、他のライズを狙う事にしました。
30cm弱の魚は多く、友大郎が狙っていた大型の魚もいたのでそれを見て時間を潰すと、
上流の狙っていた魚が、さらに上流2mへ移動してライズしたのを発見!
背を低くして、静かにソッと近寄り、立ち位置を確認してキャスト!
フライがスムーズに流下していくと、逆光で黒く大きな三角の鼻先が水面に出て、スルーウイングのフライを吸い込んだのです!
ドキドキしてしまいました!
このドキドキ感は、最高ですね! マッチング・ザ・ハッチの醍醐味です!
使用したロッドは、もちろん LS#2
ロッドは一気に曲がり、ガンガンに走るので大型の魚である事は確信し、その走りを堪能しました!
次回は、Newロッド SNIPER #4 10ft を持って、ウエット&ドライフライの釣りに行ってきます!