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岐阜の渓流

アントじゃないの?

 

 

 7月15日 渇水 高気温の中、岐阜の渓流へ

源流ではない場所の川の状況はどんなものなのか?

釣りに行ってきました。

この時期の日中は、熱くなりすぎて、渓流魚の釣りにはかなり厳しいはずなので、早朝のみ釣りに行ったのです。

川に入ってすぐ、いかにも魚がいそうなポイントを発見!

少し大きめなアントをキャストしてみた。

すると、フライにライズしてきたのですが、フライをしっかりと食い込まないのです。

その後のポイントも同様、次も、フライを見に来るのですが、水面を割ろうとしなく、浮いてきて帰って行ってしまうのです。

夏の渓流はテレストリアル! でしょう!!

そう信じていた私は、

フライが少し大きいのか?と思って、

小型のアントにチェンジ。

しかし、

次のポイントも同様で、フライを見に来るのですが出ないのです!

大型のカディスを使用してもダメ!

ブローフライもダメ!

蜘蛛の巣を観察してみると

何と幾種類ものカゲロウが張り付いていたのです。

そこで、使用したのは、

スルーウイング カゲロウ

#12 TP-S66

ハックルを巻いたパターンで、渓流釣り上がりには最適なパターンです。

ヒット!

今まで、水面近くまで見には来たものの、水面を割ることがなかったのですが、このパターンを使用したら、いきなりヒットなのです。

 

メチャクチャに素早いヤマメでした

こんなにも苦労してヒットさせtみたら、その魚体は成魚放流のものであった。

 

次は、流れ込みのしら泡の横で、泳いでいるのを発見し

同じフライをキャストしたら、

一発でヒット!

 

ストマックの中身を調べてみたら

シャックが多く中にはアントの姿もあった。

不思議だった。

 

得意の大型 CDCカディスも反応が悪く

いろいろテストしてみたのですが、

やはり、スルーウイング カゲロウが良いのです。

たいして大きな魚ではなかったが、

スレスレの魚ばかりで、

簡単ではない分、考えさせられて面白かった。

上流域は、こんな状態で、蜘蛛の巣だらけ

フライをキャストしても、毎回蜘蛛の巣に引っかかり

蜘蛛の巣をフォルスキャストで切ったあと、フライが着水する状態。

そんなときは、蜘蛛の巣をフォルスキャストで切ったあと

ティペットとフライを持ち、引っぱって、ティペットの強度があるか

テストしてください!

蜘蛛の巣は、ギザギザがあり、ティペットが傷だらけになり

簡単に切れてしまう事があるので要注意です。

この時も、引っぱってみたら簡単に切れました!

魚を釣った後は、ドライアップでフライの芯まで乾かして!

 

スーパーフロートスプレー・リキッド で、マテリアルの芯まで

フロータントを染みこませる!

 

この両方の効果、抜群です!

 

スーパーフロートスプレー・リキッドは、わりと白くならなく

浮力がでるので、かなりお勧めです。

 ロッドは、SNIPER #2 9'8"

ブッシュの多い川でしたが、このロッドがあれば完璧!!

午前10時過ぎまでの3時間、なかなか面白い釣りが出来ました。

 

何で、アントは嫌っていたのか?

カゲロウもアントも流下していたはずなのにね?

フライは、いろいろなパターンを用意していった方がよいですね!