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チーム K・Bullet 蒲田川親睦会 2018

2018年 3月 9日

夜中からの大雨で、蒲田川へ向かう道中の長良川や宮川は大洪水。

蒲田川も洪水で釣りにならないかもしれないと、覚悟して向かった。

到着してみると蒲田川は、長良川ほど洪水にはなっていなく

見た目は3倍程度の水量になっていた

 

天気予報では、雨は通り過ぎていき、これから曇りになりその後は雪になる予報でした。

そこで、一通り、最上流から下流まで各ポイントを回って水量の確認していたのですが

水の色が回復して、水量も少しずつ落ちてきていたのです。

 

そこで、宿(まほろば)に連絡して、部屋に入れてもらう事にして

フライタイイングをして時間をつぶし、午後2時近くまで待って、

それから川へ行く事にしました。

これ、超お勧めの レインジャケット!

ノースフェイス メッチャ軽くて、着やすい

ノースフェイスは種類が多く、調べていくといろいろとフライフィッシングで使用できる実用的でオシャレなものが多い!!

 

ここ近年 猫も杓子もP社のが多くなり、友人と被ることが多くなった。

これからフライの世界もノースフェイスの時代が来ますね!!

 

このレインジャケット、メッチャ小さくなるので、ベストの背中に入れていてもかさばらなく超お勧め

そして、 中に防寒着を着ていても、あまり細身ではないので着ごごち抜群!

2時過ぎになり、ようやく出発!!

 

ゆっくりと準備して、川を見ながら歩いていると

3時半過ぎ、コカゲロウのハッチが始まった!

 

そこで、この増水の中で少しでも水面がゆっくり穏やかになる大型のプールを探して、歩いた。

 

水面の早さがドライフライに向いていないようなポイントになっていることに

とりあえずは、ウエットフライで水中を狙ってみた!

すると、ヒット!

コカゲロウのハッチの時に抜群に効果のある ヘロンウイングのNewウエットフライでヒット!

水量が多い事もあり、強烈に走った!!

瀬を全力で走って、魚に付いていき、ようやくランディング!

なかなかコンディションがよい良いサイズのヤマメでした。

 

効果抜群の

マッチング・ザ・ハッチのウエットフライ

解禁からスレスレの河川では、

“Sensitive WetFly システム”がとても有効になる!

 

魚の写真を撮っていて、その近くの水面を見ると

カゲロウがいくつも浮いていた!

狙い通り、この日は大雨の増水で水温が低下してハッチ時間が遅れ

3時半過ぎに、水量が少なくなり出してからハッチが始まったのです。

 

そして、狙っていたポイントへ行ってみると

20cm前後のヤマメが数匹ライズしており

その中に25〜27cm位はあろうかと思われるヤマメのライズも時々あった。

 

少しでも大きい魚を狙おうと、そのヤマメがライズするを待っていると 「ドバッ!」と! とんでもない大きなライズが起こった!

しかも、その動きは遅く、茶色に見えたことにより、これはヤマメではない事が解った。

まさかこんな大きな魚はイワナではないだろうからニジマスであろうと思った。

近くに友大郎も来ていたので、「友大郎、どでかいニジマスがライズしているよ!」

「海外以外で 久々に、こんなに大きな魚のライズを見た!」

この魚、どうしても釣りたいと思い、まずは、ティペットを0.3号に付け替えて、フライは、バブルラバーウイングのコカゲロウにした。

バブルラバーウイングのフライは、直ぐに壊れてしまうが、フッキングは抜群! ここぞと言うときは、このフライを使用すると確実にヒットしてくれるのです。

 

ティペットやフライを結び代えている間にも、ライズは連続で起こり、数匹の魚がボコボコにライズするようになっていた!

増水で最悪な状態と思っていた条件の中、狙い通り そのポイントで最高のチャンスが来た!

特別に大きな魚がライズする位置を確認して、フライをキャスト!

すると、川底から一気に水面に上がってきて、フライの直前で停止、ちょうどこの時、強風が吹いていて、フライラインが空中に巻き上がり、フライが水面を引きずられて、不自然な動きをしてしまったのです。

「ウワ〜ッ!なんてこったい! こんな時に風にあおられるなんて!」

すぐさまキャストを繰り返した!

すると、川底の方で、魚が動くような気配がしたのみ。次のキャストでは、全く無反応になってしまった!

しくじった!!魚に築かれてしまったのか!! と思った。

小型のヤマメたちはライズしているが、その大型魚は気配が無くなった。

しばらく待ちながら、小型の魚を釣ろうか?どうしようかと迷った。しかし、ここで小型のヤマメを釣ってしまったら、あの大型魚は絶対に出てこなくなるであろう。

そう思いながら、フライをツイストウイングイマージャーに交換して、待った。

すると、小型のヤマメのライズにつられてたのか、「ゴボッ!」とまたあの大型魚がライズした。

すぐさまキャストしようと思ったが、もう少し調子よく気持ちよく捕食するまで待った方が良いのでは?と悩み、ドキドキしながら待った!

中部の河川で、こんなにドキドキしながらライズを待ったのは久しぶり。

かなりワクワクドキドキ!!   

 

始めてエッチしたときもワクワクドキドキ!!したが、この年になりワクワクドキドキする事はほとんど無く これ最高の気分ですね!!

 

 

しばらく待ち、ライズが連続して起こったとき、ここがチャンスと

強風の中、正確に静かにフライをキャスト!

SNIPER#2は、こんな条件の中でも 思い通りに、狙ったとおりにフライを水面へ置くようにプレゼンテーションしてくれた!

フライは、泡と一緒に流れ出した直後、川底から、大型魚が浮上して来る姿が見えて、フライをゆっくりとスローモーションで見ているかのように吸い込んだ!

少しタイミングを待ち、フッキング!

「ドバドバドバ!!!」 水面でお暴れ!!

「よっしゃ!! ヒット!!!」

 

ニジマスならば一気に走るので注意しなければと、リールのドラグは抵抗なくラインが出るように緩くしていた!

しかし、ラインは出なく、水中でもんどり打って頭を振り走らない!

SNIPER#2のバットパワーで一気に水面に引き寄せると、なんと!  ヒレが白い!!

「あれ!ニジマスじゃなくこれイワナだ!!」と大声で叫んだ!

イワナと思った瞬間。これは凄い魚だ!と急激に慎重モードに突入!

慌てず、口切れを起こさないように、魚を走らせては回すなどして、いなして体力を消耗させて、ゆっくりとランディング!

カメラでこの瞬間を待ち構えていた友大郎がシャッターを押した!

写真のこの後、暴れられてネットに入らなく、一気に走られ下流へ走られて、瀬の中に入ったらティペットが切れてしまうのでは?とドキドキ!

なんとかキャッチできました。

最後まで、ワクワク ドキドキ 大興奮でした!!

 

驚きました!!

蒲田川で近年こんな大きなイワナに出会ったことがなかったので

凄く嬉しかった!!

 

そして、この釣りが面白かった!!

ウエットやストリーマで、見えない魚を、大型魚を、釣るのも楽しいが

この釣りはプロセスが違う。

この釣りは、この魚がライズをしていて、それを狙って、しかも繊細なシステムで、慎重に狙わないと釣れない状態の中での対戦となる。

この魚をどうやって狙うべきか? SNIPERなのです。

立ち位置、フライの流し方、タックル、フライなど、目の前にあるチャンスを狙い、確実にこのチャンスを手にするにはどうしたら良いか?など、ワクワクドキドキしながら狙っていく この時間が興奮する。

ここで使用したロッド、SNIPER#2

#2でありながら9ft8inもの長さがあり、#2のしなやかなティップと強靱なバットを持ち合わせており、繊細かつ豪快な釣りが行えるロッドなのです。

ですので、解禁から連日何十人と攻められてきたこのポイントで、超スレスレの大物を狙うにはそれなりの極細ティペットが必要であり、ヒットしてからは、沈み岩などに潜られなく、魚に負けないパワーがあるロッドですので、こんな大きな魚でも、安心して狙う方(SNIPER)へ集中ができました。

その名の通り SNIPER 狙った獲物は逃がさない! そんなロッドがSNIPERシリーズです。

 

その後は、ライズの魚を友大郎や渓亮に譲り、大満足で宿へ戻った!

まずは温泉で冷えた体を温めて、囲炉裏で飛騨牛串焼きで乾杯

その後、メインディナーの飛騨牛しゃぶしゃぶ

 

その後は、部屋での大宴会!

仲間達と楽しい時間が過ごせました!!

翌日からは水も落ち着き、絶好調!

 

爆釣フライ

ツイストウイングイマージャー

1本のフライで、ボロボロになるまで釣れた!!

ラインの先端と リーダーは ティップフロートを塗り、浮き浮きにすれば、フッキングが軽く素早くなり

ビシバシとフッキングが決まるようになる!!

濡れたフライは、このドライフロートに入れて、振り シェイク!!

すれば、ウイングの芯まで即座に乾燥!!

その上に 強烈な浮力が持続する

スーパーフロートスプレーを塗る!

蒲田川はフライが水没しやすいので、特に浮力が強く持続するスーパーフロートスプレーは必須!

フライの上の部分を少し多めに塗れば、

魚からは逆光でフライのシルエットが見えて、

釣り人からは、フライが少し白くなって、ポストのカラーもくっきりとよく見えるようになり最高!

 

この威力!浮力と持続力は最高です!

天気が晴れたら これ!

“Sensitive WetFly システム”がとても有効になる!

ハッチした水生昆虫が落ち込みで水中に引き込まれ

水の中を流れる!

晴れた日は、魚が水面に出て来にくくなり、この水中を流れる水生昆虫をメインに補食し始める。

そんな時に有効なのが “Sensitive WetFly システム”

通常のウエットよりも繊細なティペットを使用して

流下する水生昆虫をイメージしてデッドドリフトでフライを流す。

その時に、使用するティペットは、今までのウエットよりも細い

特に、スレスレの蒲田川では、0.6号〜0.4号位の方が効果が高い!

 

“Sensitive WetFly システム”で連発!!

水中を流れていくカゲロウ

ウエットフライもリアルカラーが効果が高かった!

チーム K・Bullet 蒲田川親睦会報告

参加者の皆さんから蒲田川の渓相や水生昆虫、釣れた魚など 写真の一部を送っていただきました。

参加者 OさんからのPHOTO

コカゲロウのダン オス        マエグロヒメフタオ カゲロウ

参加者 NさんからのPHOTO

マエグロヒメフタオカゲロウのクライミングハッチ   ライズをしていた美しいヤマメ    ここ近年、子供釣り場から下って本流に居着いたニジマス。

 

 

蒲田川は強烈に荒れるときがある川なので、大荒れになるとヤマメの稚魚は流されやすく、その稚魚が翌年の成魚になるので、魚の数が激減してしまうことがありますが、7〜9年くらい生きるニジマスは、大荒れになっても川に残る強いニジマスのみが蒲田に残り、釣り人を楽しませてくれております。美しく強いニジマスが釣れるようになった蒲田川、これからも楽しみです。杉坂研治

 

初日は、前日からの大雨で、濁り&増水 午前中は釣りにならなく、雨が止んだ午後からとなった!

 

 

 

参加者 TさんからのPHOTO

 

美しいヤマメ そして 美しいニジマス!

ストマックの中は、コカゲロウが中心

 

 

参加者 YさんからのPHOTO 

 

美しいヤマメ 写真右下は、私、杉坂研治が瀬頭でライズするヤマメを発見して釣りをしているシーン。

かなりながらが早く浅いところでライズをしていたのですが、通常ならばこのような場所には着かないはずと驚きました。杉坂研治

 

飛騨牛の串焼き 飛騨牛のしゃぶしゃぶ 2日目はすき焼き  

マッチング・ザ・ハッチの釣りと暖かい温泉 そして 美味しい食事と、仲間達との宴会

楽しいい時間が過ごせました。

K・Bullet 親睦会  蒲田川 温泉&マッチング・ザ・ハッチ また来年も行いたいですね!