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2012年2月

ここ最近

解禁に合わせてフライを各種巻いております。

2012年 渓流の解禁に合わせて、新作フライを考案

 

ヒゲナガラーバ

今までにない発想で、水中でサスペンド、Slow沈下、浮上全て自由に出来るタイプのフライです。

根掛かりの多い場所では、浮くタイプを使用し、ティペットにショットを付け、そこギリギリをながすことが出来ます。

とてもやわらかく、鱒が口に入れても違和感はなく、長めの時間口に含みやすくなるため、フッキング率は上がるでしょう!

ビーズのあるタイプ、無いタイプ。

ハックルのあるタイプ、無いタイプ。

浮くタイプ、沈むタイプ

いろいろと制作しました。

いろいろな方が、新作フライを雑誌等で発表しますが、「それ!本当に釣れたの?」

ただの思いつき? この冬に取材の依頼が来て慌てて制作し新作フライと発表されては困りますよね。

シーズン中にそのフライでガッツリ釣ったのでしょうか?

思いつきのフライはダメですよね。

昔、サクラマスを狙っているとき、2年と11ヶ月 九頭竜へ80回近く通いボーズを喰らいました。

通い始めて直ぐにサクラマスを偶然に釣ってしまい、それ以後、ヒットはしましたが全てバラシ!

3年目はヒットすら出来なかったのです。迷いですね。

そのとき、何十パターンも新作フライが出来ました。

次々にフライを考えテストしていきました。

その中で、残ったフライがチェリーボムです。

このフライが出来た時、2年と11ヶ月釣れなかった期間は終わりました。

長い長いトンネルを抜けたのです!

64cmをヒットさせ、翌週には、2本、翌週には、5本ヒットさせ3本キャッチできました。

 

チェリーボムは敵なし 爆釣!  誰が先に釣っていても、後から釣っていき、必ずヒット出来たのです。

誰もいないところで釣って、後から「釣れたよ」って言うのとは大違いで

多くの方がいる前で、釣って釣って釣りまくりました。 ラインの使用方法 の中で少しふれています。

 

釣りでフライはどれくらい重要なのか? 考えさせられるときがあります。

何でも釣れる様なときは、フライはどうでも良いのですが、魚がスレている場所、

早く勝負を決めたいとき、確実に釣るには、かなり重要と私は考えます。

 

今回タイイングしたフライは、今までにない新しいマテリアルです。

今回は、このフライのタイイングを行いません。

 

それは、

このフライはもしかすると、レストランの入り口にある蝋細工のSampleと同様

食べられないかもしれないからです。

 

思いつきでのフライは不要ですよね。

あのとき、どれくらいダメなサクラマスフライがあったろうか?・・・

 

釣りに行って、フライの性能は、魚に聞きます!

そして、良い結果が出ましたら、このフライタイイング

このフライを使用するシステムを紹介します。

 

通常に使用してはフライが浮いて釣りにならないが、そこをうまく使えば最強のフライになるのでは?

そう期待しております。

 

ビーズニンフは定番ですね!

これは、どんな風に巻いても釣れるでしょう。

マテリアルも適当に、羽根の付け根の羽毛を使用したり、あり物でタイイング。

 

机の上はぐちゃぐちゃ

右上角にあるのが下の写真です

ラーバ、ニンフ、ゾンカー

後は、ウエット、ソフトハックルも巻きたいですね。

 

 

杉坂研治 フライのページ

フライへの考え方

トリガー

スイミングフライの理論

 


 

2012年 2月

フライタイイング その2

バイスのテスト&新しいケミカル開発品