ThroughWing CADDIS 01
スルーウイング カディス の ハックルを使用しないパターンです
このパターンは、#18から使用し、フラットな水面でシビアなマッチング・ザ・ハッチの釣りをするときなど多用するパターンです。
USAのミズーリ・リバーなど(7月)ではこのパターンがあれば爆釣! 国内の河川でもかなり効果の高いパターンです。
瀬をつり上がるとき、激流の釣りでは、このパターンにボディーハックルとハックルを付け加えて使用します。
スルーウイングを使用しますと、シルエットがハッキリして
浮力が抜群になります。
Lサイズのパッケージの一番小さなものが#10
ヒゲナガなどが発生しているときは23mmを使用します。
スペシャルポイント採用
フッキング抜群の軽量フックです。
スレッドは、ベネッキ オリーブグレー
このスレッドは、細い割に丈夫で
#32のミッジからストリーマまで使用できるスレッドです。
細いので何度も巻き止めてもスレッドこぶが出来にくく
形の良い丈夫なフライができあがります。
脱脂をしていなく丈夫なナチュラルのディアヘアーです
光の加減で黄色かかって見えますが、気にしないでください
ディアヘアーを取り シャンクに乗せスレッドで止めます
まずはスレッドを軽く巻き フレアーしないように巻きます
2回目の巻きで軽く巻いてフックベンド側をしっかりと強くしめると
フレアーしディアヘア−が広がります
そしてスレッドを前へ持って来て
ディアヘアーを前へ倒してスレッドで止めます。
クリアラバーグルー
クリアラバーグルーでコーティング
強度が保たれ、柔らかいゴム樹脂ですので質感は保たれます
これで、ヘアーの中の気泡が逃げなくなり浮力は安定します
即座に乾きますので
その上にCDCを止めます
マラード1社 ファインセレクトCDC
CDCを折り返して止め
ウイングの下地の浮力とします
CDCの長さは 短め スルーウイングから出ないようなサイズにします。
スルーウイングバーナー
17mm
カットしてバーナーで挟みます
挟みでカット
このハサミが良く切れて、とても扱いやすくお勧めです。
ターボライターで周囲を焼きます
バーナーの形の通りにウイングが焼けます
カディスウイングは
センター部分にピンをあて
真っ直ぐ先端に向け押し引くと
谷折りの筋が出来て
簡単に折りやすくなります
2つ折りにしてCDCの上に被せます
スレッドで止めます
先端のアイに被った部分を折り返します
マラード1社 ファインセレクトCDC
CDCは揃ったものを使用してください
大型のものは浮力も耐久性もあり違います。
スレッドで3回巻き
CDCを引き抜きます
その時に上から指で押さえて引き抜くと
CDCが横向きになりにくいです
どうしても横向きになってしまう方は
CDCのストークを、ペンチやプライヤーでつぶして平たくしておくと
綺麗に取り付けやすいです。
CDCを折り返します
目印インジケーター
目印 インジケーターを付けます
スレッドを挟むように2つ折りにして巻きます
カット
ソフトボディーコート
CDCを使用したフライには
この ソフトボディーコートがお勧め
瞬間接着剤を使用しますと、一瞬にCDCやインジケーターに染みこみ
カチカチになり浮力を失います
ソフトボディーコートは染みこみにくく、固くならないので安心
これ最高です
ソフトボディーコートをボディにも塗りコーティング
完成です
さっぱりとしたシルエット重視のカディスパターンです。
捕食されていたカディス
フックはTP-88 WORLD #14 を使用
下の魚は、WORLD #14 スルーウイング カディスでキャッチした魚です。
ミズーリーリバーでヒットした大型レインボー