ミッジでは、このパターンは必須!
浮きます。見えます。釣れます。
フック TP88 TP77 #26〜#32
TP77&TP88の制作理論と秘密TP88は #28、#30がお勧め!
今回は #30を使用 フックが軽く、浮きます!
そんなに小さなフライは見えないのでは?と思う方もいますが、
タイイング方法で、とても見やすくなります!ミッジングの季節では、流下する虫はとても小さな物から#18サイズの大きな物までがいます。
そこで、誰でも釣れるような時間帯は、大型の虫が多く流れ、この時間は、どんなフライでも釣れることが多いでしょう。
しかし、
そんな時間は1日のうちとても短いものです。
大半の時間は、とても小さな虫を補食している事が多いことと
小さい方が誤魔化しが利くという点で、#28前後のフライを使いこなしていくと1日中良い釣りが出来るのです。
「小さなフライは見えない!」と諦めていたら良い釣りには結び付きにくくなります。
なれれば小ささは気にならなくなります。
タイイングしましょう。使い慣れをしましょう!!
CDC これは重要で、形が整ったものを使用します。
カラーは、タンより濃いカラーを使用
ホワイトは注意!場所によっては、魚に見向きもされないことが起きるからです。
ベストなカラーは、ダークダン
これもナチュラルのダークダンですが、スポットライトの関係でタンに見えます。
ファイバーを7〜8本カット
ベネッキのブラウンスレッドを持っている方は使用
スレッドは、ベネッキが最高です。
無い方は、ビーバススレッドのブラウンがお勧め
ビーバススレッドは、激安スレッドで380円
Ken Cube Net Shopでは、ビーバススレッドを激安販売していきます。
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CDCをシャンクの上に乗せます
CDCを指で押さえて 前倒しにして付け根をスレッドで巻きます。
少し厚巻きにして、CDCがしっかり立つように支えを作ります。
次はCDCを後方へ倒して、前に厚巻きをして、CDCが直立するようにします。
ここで、CDCを左右対称で上半分に、綺麗に扇状になるように整え
再度、CDCの前後をスレッドで巻き固定します。
真上から見た時 CDCが横一直線になる事がベスト
ハーフヒッチで止めます。
スピニングハックルプライヤーでハーフヒッチしました。
瞬間ヘッドセメントをピンに少量着け、ボディーのみをコーティング
この時に、CDCに付着しないよう要注意です!
瞬間ヘッドセメントは、シャーレに入れ、そこから必要な分のみピンに付け塗ってください。
このシャーレに入れ デスクの上に置いてそのままで、2〜3時間は固まらないのですが
ピンにとってフライに塗ると
瞬間に固まる
杉坂研治考案の優れものシャーレ!
いちいち瞬間接着剤のキャップを取り塗って閉めるという面倒な作業は不要になります。
CDCを三角にカット
トップの2本をもう少し長くしてもよい
この2本が長い事で、視認性が上がり浮力を増す。
魚から見たフライのシルエットは、
水面に接する、水平のCDCとボディーですので
この水平のCDCを大きくしなくBodyにあわせたサイズがベストです。
日中になるとブユが多く発生し、鱒たちはこのブユを好んで食べ始めます
ボディーを太くすればブユパターン
細くすればユスリカ
このように使い分けております。
以下は、このフライパターンで釣ったアマゴとレインボー
#30以下の小さな虫を補食している鱒たち
大きな虫は、スレている鱒は警戒してじっくり見て帰って行きますが、小さな虫は安心して吸い込んで居るように見えます。
ミッジの小さなアイに簡単にティペットを通す方法があります。
それは、フォーセップを使用するのですが
使用するフォーセップは、高性能なものが良いです。
フォーセップでフックを挟み
指で固定して、ティペットを指で挟んで、ぶれないようにして
アイに通します。
老眼の私でも、
FlexSpecsを使用すれば、よく見えて、風の中でもアイが通せます!