フライアイの制作

 

クレイジーチャーリーなどのアイも簡単に、瞬間ボディーコートと、ハイスピードハーダニングを使って、作ることが出来ます。

以前はノントキシックアイのsを使用していたのですが、これが販売していなくなり困っていたのです。それは、ボーンフィッシュの釣りで、水深が腰くらいまでの深さを狙っているとき、しかも底の状態が珊瑚の時はあまり思いフライを使用すると根掛かりしやすくなり、トラブルの原因となるのです。

クリスマス島のように珊瑚砂で思い方が良いといわれる場合には問題はないのですが、根掛かりを嫌って軽いフライを使用すると、泳いでくるボーン発見しフライをキャストしたとき、軽すぎれば当然ながら沈下が遅くなり、フライが沈下した時にはボーンが狙ったポイントを通り過ぎてしまうということもあるのです。

 

ここ最近、年に何度か行っているハワイのボーンフィッシュなどはそうです。

ハワイは、フラットの海底の色がクリスマス島のように真っ白ではなく、海藻があるので所々がブラウンやグリーンになっているのです。その中で泳いでくるボーンを見つけるのですが、海底の色が暗いためにボーンの姿が見えづらく、ある程度近くに来てから発見することが多くなります。

そこで重要なのが、最初の問題のフライのウエイトです。

適度の早く沈み、ゆっくりとリトリーブをしたとき海底に根掛かりにくい重さか求められるのです。

その重さが、TMC 881S #4 フックに  0.28gのアイを使用することがベストなのです。

マテリアルの量にもよりますが、僕の好きなパターンではこの重さが最高なのです。

 

そこで、今までは アンプカ ノントキシックアイ S を使用していたのですが、一昨年前よりティムコさんでは販売中止になってしまったようで、その重さのアイを作ることにしたのです。

 

瞬間ボディーコートと、ハイスピードハーダニングがあれば、簡単に出来ますから。

 

 

 

 

ハイスピードハーダニングと 瞬間ボディーコート

そして瞬間ヘッドセメント

 

 

使用したのは、鉛線の直径2mm

長さは9mmで、0.28gです。

 

 

切り出したウエイトを、ラジオペンチで挟み

少しつぶします。

 

 

両サイドをさらに かなづち のような金属でたたき

横面を平たくします。

 

ペイントマーカーの白と黒を用意してください。

 

 

 

両サイドを白く塗ります。

 

 

少しして乾いたら中心を黒で塗ります。

 

そして、少し置いておき、乾いたらハーダニングをサッと塗ります。

何度も塗るとアイがにじんでしまいますので注意!

 

 

直ぐにボディーコートを垂らし、ハーダニングを再度塗り出来上がり!

リアルなアイが出来ました。

表面がでこぼこになってしまった場合は、最終コーティングを、ヘッドセメントで行うと美しく光沢が出ます!

 

この ハイスピードハーダニング と 瞬間ボディーコート そして 瞬間ヘッドセメント を上手く使えば、

まだまだ面白いものがたくさん作れます!

 

そして

これらを皆様なりに自由に便利にお使いください。

 

ここ最近は、ヘアーを使用しているフライにはヘアーにしみこみにくいボディーコートを使用するようにしています。

ただし、ボディーコートにはハイスピードハーダニングが必要です。

使用しないで厚塗りをすると硬化に長時間必要ですので注意してください。