LSのベストライン!
2012年 2月
LS#1には、 シューティングスペイS #2ラインがベストです。
LS#2には、 シューティングスペイS #2ラインがベストです。
LS#3には、 シューティングスペイS #3ラインがベストです。
注意!
LS#2には、シューティングスペイラインS #2を使用し #3ラインを使用しないでください。
LS#3には、シューティングスペイラインS #3を使用し #4ラインを使用しないでください。
LS#2に、シューティングスペイラインS #3を使用しますと、このLSが持つ意味が台無しになってしまいます。
LSが求めたものは、少しでも軽いラインで、ドラグが掛からないようにしたいこと。
ロッドの性能を上げ、少しでも軽いラインを使用し、釣りを有利にする考えなのです。
軽いラインでも大型フライがロングキャストできる能力を備えたロッドです。
そこで、ロッドの指定より重いラインを使用しますと、
このロッドが追求してきたことが、台無しになってしまうのです。
LSの基本理念から外れてしまうのです。
徹底的に研究し、ベストなウエイトでのカーブを求めてきたアクションですので、
#2ロッドに #3ラインを乗せますと、ティップへの負荷が大きくなってしまい、キャスティング時に不意に力を入れてしまうとティップが必要以上に曲がってしまい、テーリングが起こりやすくなり、トラブルが増えます。
#3ロッドに、#4ラインを乗せるのも同じです。
#2ロッドには、#2ライン、#3ロッドには、#3ラインがベストなように設計されておりますので
指定通りの番手をご使用ください。
フライラインのシューティングスペイSは、静かで美しいプレゼンテーションが行え、オーバーヘッドでのロングキャスト、バックスペースが無い場所では、各種のスペイキャストが気持ちよく行えるラインです。
LSとの、相性は抜群です!
以下の記事は、ベストなフライラインを探している頃の記事で、(シューティングスペイラインSが出来上がる前)このようなテストを行いベストな物を探し出し、
それを基にさらによいラインを制作したのが シューティングスペイS です。
シューティングスペイSが出来上がる前までは、いろいろなラインをテストしてきました。
以下の記事は、2008年1月の開発状況です!
2月 渓流解禁に向けて、2008年 1月 30日 2時間ほど時間が出来たので、LS#2を持って、テストを行いに行ってきました。
多くの方々から、LS#2には、どんなラインがベストなのか?を聞かれます。
私は今まで、ウルトラ4 DTを使用していたのですが、
ここ最近はいろいろなラインが発売されているので、他のラインはいったいどうなのか?そんな思いからテストを行ってきました。
これも、幾種類かのラインを入手しなくてはならなく、費用がかさんで、なかなか出来ない事です。
ライン1本でも、かなり高価ですからね。
「新製品を購入して、もし駄目だったら?」って思うと、なかなか手が出せないのが現状です。
そこで、今回、あるメーカーから発売されている各種#2ラインをテストしてみました。
このラインは、通常よりティプが浮くという利点があるようで、試してみたかったラインなのです。
通常、釣りをしている時に、浮力が落ちるのは全てラインティップです。
ここが沈んでしまうと、フッキングが遅れ、合わせ損なってしまう事が多くなります。
フッキングミスです。
そして、フッキングのタイミングが合わないからと、あわせを段々と早くし、そして強くしてしまう事が普通です。
すると、「プチッ」・・・・・・・
合わせ切れです。
これは、フライラインの先端が、しっかりと浮いていて、ロッドのバットがしっかりした物ならば確実にフッキングでき、合わせ切れなど起こらないはずなのです。
LSは、その点は十二分に研究してありますので、0.1号のティペットでも合わせ切れが起こりにくいロッドですから安心してください。
まずは、
ロッドの持ち方!
まずは、LS#2ロッドの持ち方です。
この方法は、Vグリップといい、ロングキャストの時に用いる握り方です。
#4以上〜トーナメントロッドまではこのグリップの握り方をします。これが基本の握り方です。
LSでロングキャストを行う時はこの持ち方でキャスティングを行ってください。
次に、この持ち方です。
このように人差し指を上にのせキャストしますと、ラインが一直線に伸び、ピンスポットへフライを入れやすくなります。
渓流で、2m〜10mくらいまでの距離、正確にピンスポットへフライを入れやすくパーフェクトなターンを要求する時はこの握り方がよいでしょう!
LS#1やLS#2 LS#3の場合は、この指を乗せる握り方がメインになってくると思います。
キャストしてみましょう!
10m以上ラインはでていますが、
リーダー&ティペットが完璧に直線になり飛んでいきます。
ちなみに、リーダーは、13ft 7X そこへティペット グランドマックス(シーガー) 0.1号 90cmです。
この時期は、あえて究極となる0.1号のティペットを使用するのです!
使用する事により 0.1号の強度が体感できるのです。ここで0.1号になれておけば、渓流解禁は、0.175号とか0.2号を使用しますから、約倍近い強度があり、安心して釣りが出来るのです。
今回使用したフライは、釣りをした時間が日中という事もあり、ユスリカのアダルトパターン トライアングル・ミッジ #26を使用しました。
風邪の吹きだまりで、ゴミが集まっており、その中をよく見ると、静かにライズリングが広がっているのです。
このフラットな状態で、#3ラインや#4ラインは禁物です!
静かに着水できるライトラインが最高なんです!
#4ラインより魚に与えるプレッシャーは少ないようで、何度かキャストし直しても、魚が逃げにくいのです。
ライズしながら泳いでいくヤマメを見ながら、その方向へフライをキャスト!
狙った所に、思うようにフライが着水するので、かなり嬉しくなってしまいます!
どんぴしゃりのキャスティングで、ヤマメを待ち受けして、ヒット!
綺麗なヤマメです!
その後も、面白いように連発!
ティペット0.1号で、アワセ切れは ゼロ! 全くなしです!
LS#2が持つ、能力!
フッキング時におこる反動を抑え、シャープに小さくフッキングが出来、合わせ切れを起こしにくい!
理論的にロッドアクションを出し、考えられて作られたロッドだからです。
ラインのテストは、ティップが沈まないラインの方がフッキングがよく、あわせ切れが少ないように感じました。
フラットな水面の開きで、ライズを繰り返している難しい状況にでも対応できる最高のタックルと思います。
KenCubeオリジナルライン シューティングスペイS の開発
2009年 春、
これまでに試してきたいくつものラインを基に、
さらにベストなラインを制作することになりました!
それは、今までのラインでは、シューティングスペイや、スカジットキャストなどのスペイ系のキャスティングや基本的なロールキャストでも行いにくいと感じたからです。
新しいこれからの時代のラインは、
ドラグが掛かりにくいライン! フッキング率が高くなるライン! オーバーヘッドで飛距離が出るライン! 各種のスペイキャストが出来るライン! です。
開発に求めたものは、
ティップの浮力、さらにそれを追求し、軽く繊細しして、水の抵抗を少なくすることも加え、
さらに飛距離を延ばす事、静かなプレゼンテーション!
そして、重要なのが
シューティングスペイが行える事です。
とても軽いラインの#2そして#3で、バックスペースが無い場所、ブッシュの前でもキャストが出来るライン
渓流のバックスペースがない場所で、キャストが出来て、しかも、繊細なミッジングまで出来るライン、スペイキャストも出来る!
こんなラインは、世界初!
今までになかったのです。
2009年 何度もテストに行き、何度も何度も作り替え、工場までも変えて、ようやく理想のラインが完成!しました。
・静かに繊細なプレゼンテーション
・完璧なターン性能
・正確さ
・ロングキャスト
・オーバーヘッドで、ショートからロングレンジまで狙える
・シューティングスペイや各種スペイキャストが行いやすい
これらを求め、開発に成功!
New LS#2にベストな、
kencube シューティングスペイラインS #2、#3、#4、#5・・・ シリーズが完成!
2009年10月に完成しました。
オーバーヘッドでのテスト状況
New LSとは、最高の相性です!
2012年
2008年8月
その2
2009/08/17追筆その3
2009/08/20追筆このラインを使用して、素晴らしい釣りをしてきました!
kencube 製作 シューティングスペイラインS
#2、#3、#4、#5、#6、#8
シングルハンド用、繊細プレゼンテーションが出来る、
マッチング・ザ・ハッチ用シューティングスペイラインです!