Field Note

長良川

 

2005年 2月4日 今シーズン初、解禁後の長良川へ行って来ました。

早朝からせき観光ホテル前でライズがあると現地の方から情報をいただき、行って来ました。

ライズはありますが、40m〜近いところで20m。

たまに20m付近までライズが接近する程度。

でも、そのライズを狙って、ロングキャスト!

TP77 #28 トライアングルミッジをキャストすると、その効果は抜群!

30分間で2匹キャッチできました。

 

これフライフィッシャーの取材で、水生昆虫の刈田さんと一緒に行きました。

その後全くライズが無くなり

関観光ホテル前から、ライズを探しに移動!

板取川、美濃橋下、何処にもライズはなく2時間近く走り回って、全くダメ。

ケララの渡辺さんや地元の友人達にいろいろな場所を聞きましたが、どれもこれも全くダメなのです。

みんな仕事中でありながらも、携帯片手に、必死になっていろいろと紹介してくれたのです。

感謝しております。

 

ここ近年、長良川が面白くないのは、いつもライズ探しで時間がつぶれてしまうこと。

昔は、稚魚放流でしたから、至る所にシラメがいてその日の風向きを読んで、この場所なら風裏、日陰だから、ここへ行こう!

そう行動していたのです。

読みが当たると必ずライズがあり、綺麗なシラメが釣れたのです。

 

しかし今は、

解禁前日の成魚放流ですから、良い場所があっても、魚がいないんです。

去年良い場所であっても「今年は放流が少ないからダメだよ」って、待っていてもライズはなく期待はずればかりです。

そんな状態で、事前にバケツで何杯放流したのか解っていないと、釣れないのです。

これって寂しいですね。

 

全くライズに出会えず、諦めた頃、昼前くらいでしたか、

急に電話が鳴り

「今日取材だって?  さっきまでボコボコライズでかなり楽しんだよ!」「取材はどう?」

この言葉を聞き驚きました。

「全くダメでね。困っていて・・・・・何処で!・・・・」

 

「吉田川の元ビール工場裏だよ」

 

「全くライズがないから今から行こうかな?ほかにないしね」

 

 

ライズしていた場所はあったのです。

必死になって走り回って、全くライズを見られず時間だけ無駄にして・・・・・・

そう思うと悔しくて・・・・・

 

慌てて、そこに行ってみると、もうライズはなく、水面は静まりかえっていました。

終わってしまったのか・・・・・・・

 

しかし、よく見ると水面下をいくつも泳いでいるシラメが見え、中にはライズしそうな魚もいたのです。

ここしかないと決め、

それから待つこと1時間。

ボチボチとライズが始まったのです。

これしかない!

そう思い、スパークリングピューパ#20をキャスト!

しかし全く無視。

サイズを極小の#28にしたらヒットです!

 

水面下の小さなユスリカを補食しているのです。

 

その後、連発!

 

小さなユスリカのピューパのみを選んで補食していたのです。

 

数匹手にして、一安心。

 

夕方のフラットな水面で、ぽつり ぽつりとライズしているのは、

小さな小さなユスリカのピューパを食べていることが多いのです。

スパークリング ピューパ #30  #32が、メチャクチャに効果的なのです。

夕方、プールの開きの浅瀬で、こんなライズを見つけたら、そっと静かにキャストしてみてください。

 

効果抜群です!

 

 

 

 

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