モノコア・フライラインの接続方法
杉坂研治が勧める ランニングラインの接続方法 を紹介します!
・モノコアフライライン と ランニングラインの接続
・モノコアフライライン と リーダーの接続
・モノコアフライライン のループ接続
その1
モノコアフライライン と EXシューティングライン インターミディエイト の接続
モノコアフライライン と EXシューティングライン フローティング の接続
そして
モノコア・ランニングライン と モノコア・バッキングラインの接続
モノフィラとモノフィラを接続する方法ですが
モノフィラランニングライン(上) と モノコアー フライラインです。
両方のコアーを出して、そこへ歯で噛み へこみを付けます
潰す程度で強く かまないで ください。
傷を付けてはいけません。
EXシューティングライン フローティング の接続
コアを出したラインに巻き付け接続をします。
ここで、瞬間ヘッドセメントで両方のコアを接着してください。
用意するものは
これが強力です。
赤丸の部分 ボビンに巻き付け
振り回しても糸が
たくさん出ないように調整します。
1〜3回くらい巻きます。
ラインを合わせて持ち
ボビンを振り回します。
スーパー・ストロングスレッド は 簡単には切れませんので、なるべく強く巻いてください。
強くする場合は、スレッドをボビンの足に巻きます
写真
ラインがボビンの足に巻き付いています。この回数で強度を調節します。
このときに、ラインが切れずに
出過ぎずにいくように
上の写真
赤丸部分の調整が必要なのです。
巻き終わったら
瞬間ヘッドセメントで接着
フローティングも同様です
ハーフヒッチを行い、糸を切り 最後に 瞬間ヘッドセメントで コーティングして 終了
コーティングは、クリアラバーグルーでも良い。
結びが無く、スムーズな接続で、強度は100%です!
・モノコアライン と リーダーの接続
モノコアラインに リーダーを接続する方法は 2パターンあります!
1つは上記と同様 コアーを出してスレッドで巻き固定する方法です!
この方法は、本流やウミアメなど、岩場や川岸にラインが触る可能性がある場合は、
この方法を行ってください。
ライン先端に結びが出来なく、岩場や石の間にラインが入っても引っかかる可能性は少なくなり
ラインのロスが激減致します!
ラインのコアを出します
歯などで軽く噛み コブを作ります
スーパー・ストロングスレッド で巻き
瞬間ヘッドセメントで固めて終了
手間が掛かる方法ですが、これがベストです!
リーダー交換は、古いリーダーのバットを途中でカットして
新しいリーダーをブラッドノットで接続
3回に1回は、新たに巻き止める方法がベストです。
・モノコアライン と リーダーの接続 その2
オルブライト・ノット
モノコアのフライラインとリーダーの結びは
フライラインが太くなければ
この方法を使用する事が多い
4ティップチェンジャブルのモノコアティップとリーダーの結びなどには最適である。
但し、
この方法ですと、結びコブが出来るので
SPDライン ゴーストティップなどには不向きで
根掛かりした場合、この結びコブが引っかかり
ラインをなくす確率が高くなるので、深く沈まないティップには最適です。
・モノコアフライライン のループ接続
その1 軽いライン
ブレイテッドループの小型の物を使用します
なるべく短く
中心部分にピンを差し込み
穴を開けます。
その穴に
コアーを差し込みます
スーパー・ストロングスレッド で巻きます
瞬間ヘッドセメントを途中で染み込ませます。
瞬間ヘッドセメントを コーティングして終了
モノコアフライライン のループ接続
その2
大物で使用する場合、強度を気にされる方への方法
ラインの樹脂を引きちぎりコアを出します
ニッパーなど、電線用の物が全て切れずに便利!
私はいつも歯で噛んでカット!
太いラインの場合は
新品のカッターを使用しテーパーを付けます
これでキャスト時にスムーズにでます
コアを8字結びで結びコブを作ります
ブレイテッドループの先端部分のみカット
コアと合わせます
スーパー・ストロングスレッド で巻きます
ハーフヒッチを何度も行い
スレッドが簡単にほどけないようにします
KenCube 開発 クリヤーゴム樹脂
クリアー ラバー グルー
Clear Rubber Glue
透明なシリコン系ゴム樹脂で、乾いてもやわらかく、速乾性なのです。
元々は、アクアシールの代用にならないかと開発したのですが、速乾性を求めると粘度がやわらかくなったので、さらに薄く早く乾くように開発し、タイイング等多くの用途に使用できるよう開発しました。
濃度が自由に調整できるよう薄め液も製作しました。
CRGを塗ります
数十秒で乾きますので、
何度か塗り重ねて厚塗りにします
厚くなりますと完全乾燥には半日が必要です
このCRGが便利なのは、表面だけでも速乾性ですので、触っても問題なく、他の場所へ移動中に手や服に付着したりすることはなく、便利です。
・モノコアフライライン のループ接続 その2
ブレイテッドループが無い場合
コアを約5cm出します。
歯で噛んでボコボコさせます
ループにして
スーパー・ストロングスレッド で巻きます
瞬間ヘッドセメントを コーティングして終了
・モノコアフライライン のループ トゥ ループ
ランニングラインは
ノーマルのループ
抵抗が小さいので川用
大型のループにすればラインを丸めて交換可能
素早くできます
リールを通しても良い
湖、海など横抵抗を受けない釣りに有効
ループトゥループならば 素早くライン交換が可能
島牧などは、その1 の
直接結ぶ方法がベスト!
1ライン1スプール
静かに抵抗無くラインが入ってくるからです。