オーバーヘッド・キャスティング
シングルハンドのフローティングラインで40m越えのキャストを連発!!
基本レッスン 5
シュート
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーシュート
シュートが求める物は、美しいストレートなバックキャスト スラックのないバックキャストが必須です!
基本レッスン1〜4で学んだ ストレートで長いフォルスキャストを行うことが、ロングキャストへの秘訣です。
15mから始めて、20m、そして23mのラインのフォルスキャストを直線で行う練習が基礎。
23mの直線的なバックキャストが出来ていれば、シュート時にキャストし始めから負荷が加わり重く感じてきます。
ラインにスラックの出来てしまった方は、バックからのシュート時に、始めは軽く感じて空振りのようになり、シュートが出来なくなります。
最も危険なのは、バックキャストにスラックラインが出来て、それを無理やり振り、シュートの前半に空振りで、中盤から負荷を感じてしまうこと!!
すると、ライン加重が振り終わりに一気に加わり、ロッドが頭の上を過ぎてから負荷が加わると、ロッドティップに全ての負荷が加わるので
ロッドティップが破損してしまう事があります。
シュートの始めから負荷が加わってこない場合は、無理にロッドを振り切らないようにして、中断してください。
まずは何度もフォルスキャストを行い、クビを後ろに向け、バックループの形状を確認してください。
直線的なバックループが出来ているかの確認です。
直線的なループが出来ていれば後はロッドを前方に振り、負荷が加わってきて、ロッドが頭上を通り越して振り終わり直前にホールを行いシュートを行います。
後は、振り終わりのロッドの角度!
角度は、その時の風の状況によります。
基本的にフローティングラインは、低くまで振ることが多いです。
何度の角度までと言うように数値で表すことは難しく、実践で、計測し各自でベストな角度を覚えましょう!!
このキャスティングをご覧ください。
直線的なループのバックキャストは、23mのラインをも出すことができ
そのバックにキャストしたラインを、シュートするのですが
初速はゆっくり
最終速、最後の最後 振り終わる直前で最高なスピードが出るように
ロッドが頭の上を越えてから、 バックからラインを頭上に持ってくる間に、ロッドをしっかりと曲げて(この時に凄い重さを感じる)
最後に リストを閉じながら、ヒザで地面を蹴って、背伸びするようにパワー全てをロッドに持っていきシュートを行います。
左手のホールの同様で、この時に引き始めて、最もパワーが加わるとき(重さを感じるとき)に最も早く引くようにします。
そして、ロッドの角度は、前方45度前後 追い風ならば少し高く 向かい風ならば低く
基本的に、フローティングラインは高く上げると飛距離が伸びなくなります。
何度も練習して、どの角度が一番飛距離が出たか?自分で調べて角度を決めてください。
タイミングがとても大事で、バックのループがほどける瞬間に行うのがベスト
ラインが長いので、そのタイミングは遅く、待っていられないと、リーダーがオーバーターンをしてしまい、飛距離は伸びなくなります。
タイミングは、ビデオを見て練習してください。
パワーの無いロッドでは、この様な飛距離は出ないことが多いので、飛ぶロッドを使用してください。
飛ばないロッドで練習していると、良くても悪くても飛ばないので、タイミングが解らなくなりキャスティングが下手になります。
気をつけてください。
お勧めのロッドは、
使用してみてください。
驚くほど飛びます!
45mは普通です!