2007年 8月1日
久々に時間が出来たので、中部地方の河川へイワナの顔を見に行くことにしました。
目的は、LS#2を使用してのイワナ釣りです。
#2というラインは、#3と比較してもかなり軽く、ラインのたれ込みが少ないのです。
ラインのたれ込みとは、
流れをまたいで、対岸にフライを流したいとき、少しでもラインへ手前の流れが当たらないようにと、ロッドを高く上げますが、その時、ライン自重が重いと、引力でラインが手前にたれ込み、思うように対岸ぎりぎりが流せない事が多いのです。
対岸ぎりぎりにフライをキャストし、奥へと送り込んでいくのですが、
これが、#4ラインなどでは、手前にラインがたれ込み、しら泡にラインが取られて直ぐにドラックが掛かってしまうのです。
それが、#2ラインや#1ラインになると、たれ込みが少なくこのままの状態で送り込んでいけるのです。
そんな釣りをするときは、ロッドは長い方が絶対に有利です!
軽量ライン&ロングロッドが最も有効なのです。
そこで、以前より長いロッドが欲しいと思っていましたが、
長いロッドは、他社の製品で、あるにはあったのです。しかし、 長さ=重さのバランスが難しく、長くなると必ずと言って良いほど、重いティップ部分をバットが支えきれずに「ドヨン・ドヨン」とか「ボヨン・ボヨン」といわれる、バットが曲がりこんでしまう“最悪アクション”になってしまうのです!
しかも、持ち重りがして、持ち辛くてしょうがないロッドになってしまうのです。
軽量ラインのロッドは細く、どうしても柔らかくなりがちなのです。
そこで、LSの#2は、そのことを徹底的に改善出来るように、最新の技術、最新の国産ハイカーボンを駆使して、徹底的にテストを繰り返し、こだわりのロッドとして作り上げてきました。
この#2のロッドを振った方々は口をそろえて「軽いですね!」って言い。
後から「これって9ft8inもあったの?」って、言われて気が付くくらい、9ftのロッドもしくは8ft台のロッドの様に感じられた方々が多いのです。
それは、このロッドのアクションで、先端は超軽量化させ、バットも軽く切れを出すために高級なハイカーボンを使用したのです。
よって、アクションは、ロングロッドにありがちな「ドヨン」ではなく、軽快な「シャキッ!」としたできあがりになっているのです。
このアクションならば、「マッハ」といわれるような早さでフライにアタックしてくるヤマメやアマゴでも瞬時に反応でき、また軽量であるから“あわせ切れ”を起こしにくいのです!
バットがぶれないロッドは、ピンスポットへも正確にフライを送り込むことが可能なのです!
現在のパソコンと同様、最新の最先端のロッドアクションです!
今回は、このロッドの ハイポテンシャルに浸りたく、渓流にやってきたのです。
狙った場所へは、恐ろしいほど正確にキャストができ、メチャクチャに扱いやすいので、釣りをしていても思うようにフライが正確に打ち込め、思うように流せるために、とっても気持ちが良く、振っているだけでも気分が最高になります。
「よし!ピンスポットへ決まった!」「魚が出るか?!」・・・・・・
「ここにフライが入って魚が出ないなら、ここはいないね!場所が悪いね!」って・・・・・・・・釣りをしていて、思うようにフライがピンスポットへ入っていくものだから「かなり上手くなったな〜〜!」って気持ちがよいのです。
一度使用してください、全く違います!
この日、今シーズン最高の気温を記録し、中部山岳は熱射病になりそうな暑さで、水温は20度近く上がってしまった場所も多く、イワナ釣りとしては、最悪の条件でした。
でも、そんな中、
釣れたイワナは、29cmもあり、なかなか良い魚が釣れたことに満足しました。
これも、岩ぎりぎりを正確に流せたLSのおかげです。
それと、今回使用したのは、シエラ トラクション3/4 に ダブルテーパーの#2
トラクション・リール シリーズは、ソルトウォーターでも使用でき、高性能な、かなり格好良いリールなのです。
軽く、性能が良く、機能的しかも この性能&美しさの割に 値打ちなのです。
ただ今 入荷待ちです。
おまけで、本流でのストリーマを行い、大物を狙う!
話はそれましたが、このイワナを釣りに行く途中で、ダムの放水口や大型河川を通るときに、そのまま通り過ぎてはもったいないと思い、今回は、SD #8 に何処でも釣りが出来るスペシャルライン kencubeスペイショートヘッド 7,5m タイプ2を持って行ったのです。
こんな所は、多くの方は釣りをしていないのでは?
そう思い、崖を降りて、バックスペースが全くない場所からのキャスティングです!
このスペシャルラインは、面白いほど飛んでいくし、トラブルがほとんど無く、ドロッパーを着け2本のフライでガンガン探っていけるのです。
すると、こんなニジマスが!
35cm近くありましたが、天然?と思わせる美しさ!
ヒット直後、バンバン水面を破りジャンプして最高に面白かったです。
急激に深くなっている場所へ、無理矢理フライを沈めるために、結構大きな かみつぶしオモリを2個
ドロッパーの付け根に着けていたのです。
釣れたのは、今年かなりよく釣れた、オリーブのスパークル・シェニール・ミニのボディフライです。
このマテリアル、屈斜路湖でも爆釣らしくテスターたちが陰で大騒ぎしていたマテリアルです。
これも大量に入手しましたので、格安に販売する予定です。
このときは、リードフライに ゾンカー、ドロッパーにこのフライを使用していたのですが、ドロッパーにヒットしてくるほど効果的でした。
スペシャルライン kencubeスペイショートヘッド(パワーヘッド)7,5m タイプ2は、#6のフライウエイト入り2個+かみつぶしオモリ大2個付けても、全くのトラブル知らず!
バックスペースもほとんど要らなく、気持ちよく狙ったポイントへ安定してフライを飛ばしてくれるのです。
そのおかげで、また違う場所でも、
こんな場所でも、ヒット!
抜群のコンディションの綺麗なレインボーがヒット! 38cm
二十数名の方々はこのラインをkencube ネットショップから購入され、「扱いやすいので気に入り、さらに違うウエイトのラインが欲しい」と、連絡を多くいただきました。
このラインは、2007年の12月くらいに、さらにパワーアップし、キャストしやすいラインになり量産する予定です。その後 タイプ1 タイプ3 タイプ4など生産する予定ですのでしばらくお待ちください。
(2009年 フローティング4ティップチェンジャブル、インターミディエイト、インターミディエイトタイプ2ティップ、タイプ2、タイプ3、タイプ4の種類が発売されます)
渓流へイワナを釣りに行ったのですが、その道中の本流では、大型のイワナ、アマゴ(ヤマメ)、ニジマスなどが潜んでいることが多いのです。
#3でしかフライを行わない方もいらっしゃるようですが、釣りに行ったついでに#8ロッドを振り、おまけで大物を釣れたら最高ですよ!
本流の大物釣りは、一発勝負! フライを魚がいる場所に正確にさせ流せば、答えは1〜2投で出てきます。
ラン&ガンで、短時間で勝負できますので、渓流釣りのついでにキャストすることが理想なのです。
K・Bullet SD #8 に kencubeスペイショートヘッド(パワーヘッド)7m の組み合わせ。
ダブルハンドは、こんなに簡単なの!って驚くほどです!
初心者の方でも、簡単に出来ますので、安心です。
特に女性には最高かも!