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2010年 知床岬 釣場宿泊 ツアー

ハイパーエキスパート 知床ロケ

2010年の 知床ツアーは、知床岬の 岬の先端の方にある小屋で、寝袋を持って宿泊する事にしたのです。

熊の巣である岬の先端ですが、今年は熊は少ないという。

多くの人数で行って、熊が出て釣りにならないならばツアーとしてあまり良くないので

今回は、少人数でテストに行く事としたのです。

今年もこんな素晴らしい魚が釣れるのだろうか?

2010年 9月4日〜5日まで、行ってきます!

 

ハイパーエキスパートのロケも行い

知床の大自然の中で、海を回遊するカラフト鱒を狙う釣りを紹介致します。

 

撮影は、9月1日、2日の予定で

知床ツアーの前に撮影を行います。

どんな状況になるか?!

 

天気は良くないようですが、チャレンジしてきます。


使用ロッドは

NewSD#8、 NewSD#10、 NewSP#8(シングル)

 

近距離で魚が居れば、シングルの NewSP#8

このロッドに、PWS−#8−4ティップチェンジャブルラインを使用して釣っていく考えです。

このラインを使用すれば、バックスペースは全く要らなく、どんな場所でも釣りが出来ます。

15m前後から目の前までの近距離をメインに狙うならば、シングルが扱いやすく小回りが利き有利なのです。

夕方、まわりがだんだんと暗くなる頃、サケ・マスは、河口ギリギリに接岸し、遡上を開始します。

その時は、直ぐ目の前を狙う事となるのです。

そんな時は、シングルが絶対有利なのです。

 

日中は、遡上準備でサケ・マスは沖を回遊しては、時々接岸してきます。

そんな時に使用するのが NewSD#8

10m〜20mくらいの距離が安定して狙え、ロッドが軽いので扱いやすいのです。

 

ラインは、パワーヘッド-4ティップチェンジャブル 

魚の回遊する深さに合わせティップを使用するのです。

 

日中で、さらに沖をメインに回遊している状況では、ロングキャストが必要となりますので、

NewSD#10が必要になります。

飛距離を求めるならば、ラインは

シューティングスペイ インターミディエイトライン  スローシンクが必要になります。

このラインを使用して、ゆっくりと、漂わせるようにフライをリトリーブするのです。

フライスピードがコントロール出来るこのラインは最良なのです!

早く引けば水面直下、キャストして待てば、深くさぐれるのです。

もう少し深く探るならば

シューティングスペイ インターミディエイトライン

 

逆に 浅く探るならば、フローティングやインタミのティップがある

パワーヘッド2 4ティップチェンジャブルライン

 

これらのロッドとラインを持ち、行ってきます。


こんな準備をしました。

リーダーは 真っ直ぐになり扱いやすい

サーモンリーダー

 

 

先端部分を歯で軽く噛み 潰します

1.5cm開けて3カ所 また噛みます

噛んだ場所をスレッドで巻き

ループを作るのです。

噛んでコブを作る事により、ずれなくなるのです。

完成

4ティップチェンジャブルライン

T2ティップにループトゥループで接続

リーダーとラインのボディはそのままで、ティップのみ交換して深さを変えます。

 

 

今回のようなリーダのループ製作をしたのは、鮭・鱒は、スレ掛かりもありランディング時に、ロッドティップからリーダーは入ってから、また一気にむちゃくちゃな力で走られる事があります。

サケ有効利用調査へ参加される方も同様です。

そんな時、リーダーにループを作った時の結びコブがあれば、それが引っかかり、ラインが切れたり最悪の場合はロッドが壊れる可能性があるのです。

スネークガイドにリーダーの結びコブが引っかかれば、一発で壊れてしまうほどのパワーはあります。

口掛かりならば、大丈夫でしょうが背中に掛かった時は特に注意です。

そんなこともありますので、用心してリーダーにはスレッドループをお勧め致します。

 

マイレージの都合で、本日(8月30日)出発になってしまったので、一足お先に釣りをしてきます。

詳しい情報は、現地からアップ致します。

 


現地からの報告!


8月30日  

女満別空港到着時刻は、午後3:30分、荷物が出てきて空港を出発したのは、4時近い時間になってしまいました。

急いでウトロ方面へ。

女満別空港よりウトロまで2時間弱もあり思ったより時間がかかりました。

到着と同時にウトロの河川で魚を探しましたが、全く川には遡上していなく、今年はかなり遅れている様子です。

海にもほとんど鱒の姿はなし!

今までにない状況です。

夕方少し釣りをしましたが、数匹のカラフトマスが逃げ回っているだけで全く釣りにならない状況です。 


8月31日

朝からウトロ周辺のポイントを見て回りましたが、全く気配なし、

良さそうなポイントは10名近い釣り人でいっぱい。

そこで、ウトロから羅臼側へ山越えをして、いくつもある小河川の河口へカラフトマスを探しに向かいました。

何処の河川でも魚が来ているわけでなく、次々と探しながら移動していくと、

3カ所目の河口でごく少数の群れを発見!

慌てて、ロッド、ライン、フライをセットしてキャスト!

ウェーダーを履く事もなく、急いで釣りをしたのです。

それは、

群れが接岸している時間は一瞬の事もあり、このチャンスを逃さぬよう速攻をかけたのです!

ヒット!

大正解でした!

パワーヘッド 4ティップチェンジャブルライン

フライは

バードファービッグゾンカー

ダブルフック

むちゃくちゃにきれいなマスです。

今回も、でかでかゾンカーでヒット!

 

NewSD#8

リールは シエラTX2

ラインは

パワーヘッド 4ティップチェンジャブル

インターミディエイトティップ

 

 

接岸してきたばかりの

フレッシュピンクサーモン

連発!

これもピカピカ

フレッシュな魚でした

大きな傷を負っていた魚でしたが

きれいな雄で

むちゃくちゃに走り

最高に面白かったです!

NewSD #8

軽くてシングルで振ることができるので、キャストし始めのラインを出すときメッチャ楽です。

そして、大型のフライでも驚くほど飛び、最高!

ムチャクチャに走られても、完璧に対処でき、気持ちよく、楽しく釣れます!

ウトロのホテルの部屋から

見える景色

 

明日 

9月1日より 2日間

ハイパーエキスパートのロケです!

爆釣!します。

 


ハイパーロケ

9月2日、3日の2日間ロケを行いまして、結果は爆釣!

 

むちゃくちゃに釣れました!

これもNew ロッドのおかげです!

New SD#10 使用

ロングキャストを行いたかったために、シューティングスペイラインを使用し、シンクレイトはスーパースローシンクのインターミディエイトラインを使用。

バックスペースがなくても、驚くほど飛び、広範囲に探る事が出来、フレッシュサーモンを連発しました!

 

ギンピカフレッシュ

ピンクサーモン(カラフトマス)

フライは

バードファー・ゾンカー

BIGバージョン

フライは早く動かすのではなく

強弱を付け、漂うようにゆっくりと誘い喰わせを入れる事がベストです!

今回使用したロッドですが、

川の流れ込み周辺での釣りがメインでしたので、メインに使用したロッドは New SD#8。

手前から40mくらいまでを楽に軽く探れるためにダブルハンドのSD#8を使用したのです。

ラインは、パワーヘッド4ティップチェンジャブル のインターミディエイト・ティップ を使用!

岸近くには、水面直下に背びれを出し回遊するカラフト鱒が多くいまして、それらの鱒は、婚姻色が出て食い気のない魚が多いのです。そこで、その群れの下の層を回遊する銀ピカフレッシュを狙うには、水面下1m前後を狙う事がベスト。

インターミディエイトティップで、フライにはショットを付け、下層を回遊する鱒を狙いました。

岸近くから40mくらいまでの間を狙い、爆釣!

NewSD#8は軽くて扱いやすく凄く飛ぶのです!

そして、ヒットしてからのパワーもありますから、安心して気持ちよく釣りが出来ました。

このロッド、本当に凄いです!

60cm〜70cm近いカラフトをがんがん引き寄せ、次々とキャッチ!

 

その他に使用したロッドは、

シングルの Newロッド SP#8 10ft です。

岸近くで水面直下を回遊する鱒をサイトフィッシングで細かく観察しながらの釣りを行いました。

フライは、なんと! フローティングワカサギ・フライ。

キラキラ・スプーンやキラキラ・ジグを使用して、ルアーの方々が釣り上げるならば、リアルフライで、しかもキラキラのフローティングワカサギ・フライで、どの様な反応をするのかが、サイトフィッシングで観察しながら釣るのは、今後のためにも応用が効くのでは?と思い試してみました。

 

全く見向きもしないのか?

赤いフライでないとダメなのか?

カラフト鱒は、このリアルフライにどう反応するのか?

これまた面白かったです!

結果は、ハイパーエキスパートをご覧ください!

凄いです!

 

近場の釣りをいろいろと行い、鱒がスレてきて、魚が釣れなくなってきたら、

SD#10を使用してロングキャスト!

New SD#10の飛距離は驚きです! 

飛距離を重視する場面での使用ラインはシューティングスペイライン!

インターミディエイト・スーパースローシンク

このラインは最高!

 

ここで使用したのが、世界初公開! 全く糸癖が付かないモノフィラのランニングライン。

いままで多くのモノフィラメントランニングラインを使用してきましたが、リールからラインを引き出すと、クリクリに糸癖が出てしまい、それを延ばしてから使用するのが当たり前でした。

しかし、

今回開発に成功したラインは、リールから引き出して、そのままでも直線になっているのです。

今回使用して爆釣しています!

その状況を是非ご覧ください!

NewSD#10、シューティングスペイライン、そして、驚くほど飛ぶランニングラインのシステムで、気持ちよくロングキャストが可能になり、広範囲に、水面下1m以内をゆっくりとフライを動かしたり、小刻みに動かし誘ったりすることが出来たのです。

フレッシュなカラフトは、やる気満々! フライを追いかけてきて、ラインをひったくるように持って行くのです!

面白いようにヒット!

 

その他、

今回、いろいろな狙い方を行い、ヒットからランディングまで、タックルの扱い方や、つりのノウハウなど多くのことを紹介いたします。

特に、

厳しい場所での大物のランディング方法などは必見です!

ロッドを折られないランディングの方法、気配り方法など・・・・・

 

これらの映像がじっくりと見られます! ハイパー知床編を絶対みてください!

ハイパーエキスパート、次回放送楽しみにしていてください。


ハイパーエキスパート 放送時間


ハイパーエキスパート 北海道知床半島のカラフトマス
09月18日(土) 21:00
09月19日(日) 26:00
09月20日(月) 09:00
09月20日(月) 27:00
09月21日(火) 20:00
09月22日(水) 25:00
09月23日(木) 14:00
09月24日(金) 10:00
09月25日(土) 15:00
09月26日(日) 11:00

 


9月3日より

KenCube 知床 フィッシングツアー

でも

台風が熱帯的気圧に変わり直撃? 大雨? 大荒れ? 釣りができないかも?

どうなるのでしょうか?


前日より天気予報調べながら、渡船が出来るか何度も確認し、波情報を確認し緊張した時間を過ごしましたが

台風は熱帯低気圧へと変化し、道南方面を通過していったため、海は荒れることなく穏やか、時々強く降る雨が気になったくらいでした。

9月3日にまず到着したのは島畑夫婦、その次に東京から4名、そして、午後4時過ぎには、ユウタロウとYOSIDAさんの2名が名古屋から集まったのです。

熱帯低気圧の影響で河川は増水し、もしかするとと思いウトロの小河川を見に行くと、午前まで全く魚の気配がなかった場所でしたが、河口はカラフト鱒でウヨウヨ!

百匹を超える数が集まってきていたのです。

ユウタロウも

到着と同時に連発!

ギンギンのフレッシュサーモンばかり

全員が、3本から10本以上と爆釣し

ここで、実家へ送るサーモンのおみやげが出来てしまったのです。

ホテルの食事までの2時間近く、爆釣!

強烈でした!

 

このカラフトはデカかったです!

翌朝

知床岬の相泊漁港から出船!

 

世界遺産

知床岬

断崖絶壁

 

素晴らしい景色を眺めながら、

道のない知床岬の先端を目指して

船でわたるのです!

 

知床岬の先端近く 「崩れ滝」という名称のポイントです。

この「崩れ滝」というポイントへ到着!

この滝の下へカラフトマスが集まっていて、

真水の流量が少ないために、フレッシュな魚も多いのが特徴!

しかし、他の釣り場に比べ、魚影は少なく、足場が悪く多くの釣り人は入れない。

1グループで入るにはベストなポイントです!

磯場の横には砂利浜もあり

そちらに魚が集まる時もある

河口付近の磯場でヒットさせた伊藤氏

群れを発見して、数匹連発!

次々とヒットさせキャッチしていた!

 

沖の回遊を狙い、梶原氏が連発!

パワーヘッド 4ティップチェンジャブルライン使用されています。

その後の岩には、

生々しいカラフトマスの残骸が所々にあり、先ほどまで熊が居た証拠が残されていました。

危険を少々感じ

浜の前を回遊する群れを狙う事にして

浜へ移動

島畑 嫁 

連発!

ボコボコに釣りまくっているのです!

SD#8もしくはSD#10を使用して、皆さん連発!

ユウタロウもヒット!

伊藤氏は連発疲れか、のんびり休憩

バックの砂浜は見た目より高く

シューティングスペイがベスト!

パワーヘッド 4ティップチェンジャブルラインは最高です!

このポイントでは、フレッシュな魚が数多く釣れました!

 

午前中は、このポイントで釣りをして

昼前に移動です。

 

 

移動してきたのは

「ペキンの鼻」という名のポイント

40人以上の釣り人が来ていて

あまりにも多いので、私たちは崩れ滝へ行っていたのですが、

正午にて、日帰り組は帰り、

宿泊組 私たち10名とその他のグループ8名が残りました。

 

ここでも

チームK・Bullet 爆釣!

吉田さん爆釣!

シューティングスペイライン

スーパースローシンク

#10用が大活躍!

ゆっくりとフライをリトリーブしていると、ラインをひったくるようなアタリが出て最高に面白い!

 

釣り飽きたら、岬の丘に山登り

 

500mも歩かなくてこの景色!

 

これぞ世界遺産

知床の景色です!

気持ちの良い風が吹き

最高!

今回は、この番屋へ、寝袋持参で宿泊です!

中は、板の間 2段

 

釣れたカラフト鱒をさばいて

夕飯に!

小屋の外にある調理場

伊藤氏が

ちゃんちゃん焼きのような鍋のようなカラフト鱒料理を作ってくれました。

なかなか美味しく、好評でした!

島畑夫婦は、揃ってタイイング!

その横で、大木氏は疲れて大いびき!

忠別川同様、

タコの燻アシを乗せられたが、氷下魚と違って臭いが弱いのか、全く起きる気配なし!

爆睡!

他のみんなは、

夜の星の多さに感激! 

凄い!凄い!の連発しながら、夜空を眺めていました。

暗い夜空は、だんだんと青みがかり

それと同時に、

北方領土 国後島の空は燃え上がる!

その赤みは刻々と大きくなり

いろいろな表情を見せながら変化して行く美しさは、素晴らしかった。

 

赤みが消えた頃

日の出

素晴らしい景色でした。

素晴らしい景色の中で

ヒット!

ユウタロウは、カメラマンとして参加したのに、全くカメラを持たず、釣りに没頭!

小屋の横、20m

巨大なヒグマが出現!

 

私たちに驚いたのか

奥の川へ移動。

知床の熊は贅沢です!

いくらと顔のみ食べてあります。

身は美味しくない事を知っていて

食べないのです。

大木氏もヒット!

その横で島畑 嫁がボコボコに釣るので、大木氏も少し焦っていましたが、これで安心!

バードファー・ゾンカー

BIGバージョン

バードファー・ゾンカー BIGバージョン

今回のツアーの、前半はフライを追って喰ってくる個体が多かったのですが、終盤はほとんど口を使わなくなり、小型のフライで時々喰ってきたりブラックのフライで釣れたりしていましたので、いろいろなフライパターンを用意する事がベストです。

スレも多くありますので、急激に走る時は

ロッドを真っ直ぐにして釣り人は後に下がり、浜へ魚を上げないといけない場面が多くなり、この釣りも時期的に終盤である事を思いました!

 

 

時期は8月〜9月初旬

ポイントは 

崩れ滝

ペキンの鼻

モイレウシ

この3カ所になります。(以前は、二本滝というポイントがありましたが、定置網が今年より入り、釣りが出来なくなったのです)

日帰りで、(ペキンでの番屋泊まりは、不可)釣れているポイントや渡船の予約は、

斉藤 船長 090-3390-2513 に相談すると詳しく教えてくれます。
釣りビジョンのロケ、2008年09年の釣りでもお世話になった船長です。

但し

電話する時間は、夕方5時過ぎ〜8時まで、

港からの出船時間は、早朝4時ですので、船長も早く寝ていますので

そこのところを気にして連絡してください。

船長はフライマンですから、フライでの釣りを解ってくれますので安心してください!

 

 

船から上がったら、無料の温泉!

港のすぐ横に温泉があります!

ワイワイ、ギャーギャー大騒ぎ!

メッチャ身持ちの良い温泉でした!

 


今回は、テスト的に行った知床番屋宿泊ツアーですが、準備や下調べが大変でした。

行かなくては解らない事が多く、今後どうしたらさらに楽しく過ごせるかが見えてきました!

来年、また行く予定です!

前後の宿泊先を考え、スムーズに、無駄な時間を使わずに楽しく行く方法考えます。

 

一緒に行きませんか? 女満別空港集合です。

 

2011年は カラフトFishingツアーを中止いたしました。

ペキンノハナの番屋を管理されている石村船長がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。