九州は凄いね! ボイルボコボコ! 爆釣!
10月29日、キャスティングスクールの前日、サワラ釣りに行ってきました!
名古屋空港から空路1時間30分、昼近くに福岡空港へ到着。
空港へお迎えに着てくれたのは、久留米の浅川氏
「釣りは夕方ですから、まずはホテルへ荷物を置き、ロッドとフライを持って行きましょう!」
この時期楽しめるサワラの釣りは、
午後3時過ぎから出船し、夕方の1時間 集中して釣るスタイルの釣りのようなのです。
「ボコボコにボイルし、#8ロッドで楽しめるくらいの適度な走りですから
かなり面白いですよ!」と浅川氏は話してくれ、かなり楽しそう!なのです。
私は初めての釣りで、サワラの釣りは、どんな釣りなのか?期待していました。
午後3時過ぎ、福岡ドームの横を通りながら、直ぐ近くの海へ!
「天気はよい日はボコボコで一番条件がよいのですが、昨日も曇りでボイルがあったので、今日もおそらくあると思いますから大丈夫と思いますよ」
状況を聞きながら、ボートで走ること30分
サワラのボイルを発見!
しかし、キャストをする間もなく、沈んでしまったのです。
これで終わりなのか?
少々不安になっていると
「杉坂さん、4時半にったらボコボコになりますから安心してください!」と浅川さん達は言うのです。
それを信じながら、付近をゆっくりとボートで走り、ナブラを探すのです。
しかし、全くボイルは無し、魚の気配もない!
時間は4時20分
もうすぐ時間ですが、今日はダメなのか・・・・・
空港から直ぐ近くで、こんなに簡単に来れて、ここでボコボコなんて、そうは甘くはないでしょう・・・
良いときもあれば悪いときあるでしょうから、今日は運が悪く全く何もなく終わるのであろう・・・・・
そう思っていたときです。
浅川氏が「アレ!遠くで跳ねているのはサワラと思うよ!行きましょう!」
そう言い、ボートを走らせると!
至る所で、水しぶきが上がっていたのです!
急げ!急げ!早く!早く!モタモタするな!と自分に言い聞かせ、大急ぎでキャスティング!
ロッドは、このような釣りでは最高のロッドである K・Bullet SP#8
ラインは、シューティングスペイラインSD#6用(シングル#8用) インターミディエイト・タイプ2ティップ
ターンが確実で、少々重いフライでも確実にターンオーバーしてくれるラインです!
1キャスト目からフライにボイルがあったのですが、フッキングが出来ない!
なぜ掛からないのか?
次も次も、フックが刺さらないのです!
高速リトリーブでフッキングさせようとするのですが、後から追い食いをされ、
リトリーブスピードより速く手前に走ってくるのでフッキングが出来ないのです!
驚きました!
今までの魚ならば、高速リトリーブをすれば、ヒットした直後に反転してくるので
確実にヒットするのです。
しかし、サワラは反転しないのです!
フライをくわえて、こちらに向かってジャンプしてくるために、ラインがたるんでフッキングが出来ないのです。
早く引けば引くほど、早く走りジャンプ!
いろいろ試していくうちに、解ったのですが、
誘いを2〜3回入れ、フライのアピールして、
リトリーブをゆっくりと行いアタリを待つと、
ゆっくりとアタックしてくるようで、しっかりと重さが伝わってきてフッキング!
浅川氏に聞いてみると、やはり、リトリーブはゆっくりが良いようでした。
時間通りにボイルが始まり驚きました!
四方八方がボイルでボコボコ!
久々に興奮してしまいました!
ファーストフィッシュは、小降りで50cmくらいでした。
リールは、CL5カセットリール
かなりのスピードで走るので、ある程度ドラグがしっかりしたリールがよい!
ランニングラインは、EXシューティングスペイライン フローティング 020
このラインは飛ぶし絡まないから安心!
福岡の福山さんもヒット!
釣り方が解れば、爆釣!
釣って釣って釣りまくった!
50cm〜60cm弱
連発です! 結構走るから面白い。
この魚は大きかった!
ラインとリーダーの結びを ループトゥループで結んでおいたら
そこへサワラがアタックしてきて、一瞬にして、フライラインの先端をカット!
リーダーもフライも全て無くなってしまったのです!
この忙しい短時間に大きなロス!
リーダーを結ぶ時間がもったいない状況でした。
恐ろしく歯が切れるので、フライも即座にボロボロ
フックは911Sのロングシャンクが良いね!
浅川さんに言われていたのが、「5時半になると、魚が沈み、釣れなくなりますから」
本当に、驚くほどピッタリです!
多少はナブラがあっても、ボートで近づいていくと、速座に沈み、釣りにならなくなるのです!
ピッタリ1時間!
10匹近くも釣りました!
ヒットしてきたのは20匹以上で、初めてでいろいろ反省することが多かったですね!
次回は、もっと釣れるでしょう!
また来ることを思いながら、次回はどうしたらよいか反省しながら帰りました!
抜群に美味しいサワラ!
今回釣ったサワラですが、リリースはしなく、お持ち帰りです!
港で氷り漬けにして、佐川のクール便で岡崎へ!
胃の中は、イワシがいっぱい!
食べていたイワシは、5cm
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杉坂研治流 サワラ 料理です。 まず包丁は、ヒレの横からエラに向かって切れ目を入れます。 |
反対側にも切れ目を入れ 腹びれの下からも浅く内臓を切らないように切れ目を入れます。 |
すると、簡単に頭と内臓が取れます! |
お腹の中の血合いを取ります。 カットして流水で洗います。 |
背中から包丁をいれ、腹からも入れ、3枚おろし |
綺麗に3枚おろしが出来ます。 |
3枚おろしした身は、西京漬けにします。
そのほかは、塩焼き用
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背びれの横に浅く包丁を入れます。 裏表 切れ目を入れます |
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背びれを引っ張ると、綺麗に骨ごと外れるのです! その後、4つ切りにしました。 このように背びれを取っておくと、小骨が無く、子供でも安心して食べられます! お勧めです。 |
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海水くらいより少し濃い濃度の塩水につけ込みます! この時に氷を入れ水温を低くしてください。 10分〜15分後に出して、出来上がり。 塩焼きにするのですが、焼くときにほんの少し飾り塩を振り焼きます。 |
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3枚おろしした切り身は、氷りと塩水に漬け洗いをします。塩水で洗うと臭みが少し取れ、下味が付きます。 5〜6分後、水を切りキッチンペーパーで水気を取ります。 |
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白味噌500g、みりん大さじ5〜10 酒大さじ5 私は甘めが好きですので、砂糖を少々入れ、ボールで溶きます。 3枚おろしの身を、3切れにして、ボールへ入れ味噌漬けにします。 |
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骨がないので、ホイルに敷いてコンロで焼きます。 味の調整は、薄ければ少し醤油をかけると抜群! |
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おみやげに買ってきた辛子明太子と焼酎と サワラの西京焼き、塩焼き
抜群に美味しかった! 釣ってきた魚は、自分で料理すれば、奥様も大喜び! ご近所に、焼くだけにしてお裾分けいたしまたら、皆さん大喜びでした。 海の魚は、釣ってきて食べる楽しみもありますから、良いですね!
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