2012年の蒲田川 解禁
岐阜県の多くの河川が解禁となる 3月1日 蒲田川へ行ってきました!
蒲田川は、解禁当初から温泉水と地熱により水温は13度前後あり、
3月1日からコカゲロウがハッチし、ライズが見られてマッチング・ザ・ハッチが楽しめる川です。
温泉宿と美味しい食事、そして、スーパーハッチとライズ! 渓流でライズを見ながら狙っていく釣りは、フライマンにとって最高の醍醐味!
ライズしている魚は、安易に気持ちよく釣れる魚もいるが、時には難しく、かなり苦労させられる。
いるかいないか解らない魚を狙うのとは違い、ライズしていて試行錯誤して考えることがおもしろいのです。
そんな蒲田川ですが、2012年はどうだったでしょうか?
2011年の蒲田川は、前の年の大洪水で稚魚が流されるなどの影響からか?ほとんど魚はいなく、最悪の状況でした。
2012年はどうなのか?
2月になると、「3月解禁はどう?」「今年の蒲田はどうなのだろう?」
中部地区の釣り人の間で話が飛び交う。
犀川も2011年の夏の台風の影響で、最悪の状況になっていたことから、今年の蒲田はダメなのでは?と噂が立っていました。
現地の方々の話によれば、昨年と今年は、カワアイサ が居着き、渓流魚を食い荒らしているらしい。
カワアイサは、最悪の害鳥。ヤマメやイワナを食べつくしてしまうと言われている。
この鳥、1日400g近く魚を捕るらしいので、10羽もいたら、1日4kgの魚がいなくなり、10日で40kg1ヶ月120kg
11月から飛んできて、3月までいたら、4ヶ月で480kg
ヤマメ20cm位で70g位ですから、6857匹殺された計算になります。
たった10羽で、この被害! 最悪ですね!
この鳥、カワウのように潜って魚を追いかけ、岩の隙間に逃げ込んだ魚もギザギザのくちばしで挟み、つかんだら離さないらしい。
渓流魚にとって、最悪の鳥です!
そんな恐怖の害鳥が、蒲田川にここ近年居着きだしたというから、たいへん!
主立ったプールにはカワイサが、つがいで毎日入っていたらしいので、この被害は大きく
今年も蒲田川は、よくないのでは?そう噂がありました。
宝山荘のご主人浩二さんから、カワアイサの住み着いていた場所などの場所を詳しく聞いた。
大場所は、食べられている可能性はあるが、荒瀬や小場所の深みなら魚が逃げ込む場所もあり、残っている可能性が高いようでした。
そんなことから、荒瀬、小場所の良さそうな場所を、ピンスポット狙いで釣っていく作戦にしました。
使用したロッドは、K・Bullet LS#2
岩と岩の隙間の奥にまで正確にフライを入れ込めることが必要ですので、このロッドがベストと選びました。
LS#2は、#2とは思えない位のキャスティング能力! 飛距離も今までの#3以上で、ピンスポットへ正確にキャストが出来る
コントロール性能抜群のロッドです。
ラインは、シューティングスペイラインS #2
このラインは、テーパーデザインからターン性能は高くし、軽く静かなプレゼンテーションが出来るよう特別な設計がされたラインです。
フロントテーパーは、#1ラインの軽さで、とても静かなプレゼンテーションが出来、軽いのでドラグが掛かりにくく、合わせ切れも起こしにくい
さらには、フロントが軽いということは、フッキングのスピードは上がりフッキング率も高くなるのです。
LS#2とシューティングスペイラインS#2のセットは、ミッジングやマッチング・ザ・ハッチ、渓流の釣り上がりには最強のタックルです。
朝からユウタロウと入ったのですが、重要なのは1キャスト目から正確に流れのピンスポットへフライを入れることが求められた!
ここで重要なのが、リーダーシステム!
ここ近年20ftからもっと長いリーダーシステムが流行って、多くの方が使っているようですが、
リーダーシステムは、長ければ良いというものではありません!
それぞれの渓相に合った長さというものがあり、そこを考えないと、いつでもどこでもロングリーダーとなり、コントロールが出来なかったり、ドラグが掛かりやすくなったり、フッキングが出来なかったりとトラブルは増えます!
場所です!
渓相によりリーダーシステムは変えなければなりません。
風の向きでも同じで、ベストなシステムは変わります。
基本は何か?
ここが釣りで一番重要な部分です!
釣りやすさ!です。
フライにドラグが掛かりにくく、流れ終わるまでドラグフリーで流せるための最低の長さがあれば良いのです。
それは、キャスティング能力により変わってきますので、自分が一番流しやすい長さがベストなのです。
こんな感じの渓相で、20ftを越えるリーダーシステムを使用していたら、フライがベストな位置に流れたときには、リーダーは一段したのポイントへ流れてしまい、蒲田ならば、アオミドロにリ−ダーが絡み釣りにならないでしょう!
私も今回使用したのは9ft 6X それに、0.3号のティペットを60cm〜1m位足した物です。
リーダーは、糸癖が簡単に取れ、直線になることが重要です。
KenCube ステルスリーダーは、今回のようにマイナス気温でも一直線! 見事です!そして、安い! 超お勧め品!
ティペットは、グランドマックス、鮎0.3号 最強のティペットです!
フライは、バブルラバーウイング、コカゲロウ フッキング率最高!
美しく簡単にこのフライがタイイングできる新技を紹介します! バブルラバーウイング、コカゲロウのタイイング
知らない方はこのページ必見! 究極のマッチング・ザ・ハッチ用マテリアルです。
サイズは#14 ブルーダンのウイング、ブラウンのボディー
フックは、TP88World フッキング率最高! バレにくく、軽いから沈みにくいのです! このフックは最高!
スルーウイング コカゲロウ #14
スルーウイング フタバコカゲロウ
#14,#16,#18
浮力抜群!釣果も抜群! 杉坂研治が求める完璧なタイイングを行ったフライを制作しました。
Ken Cube Net Shopにて、販売開始! スルーウイング コカゲロウ
フライの使用方法としては、流れの中を釣り上がるときは、流れの中でも目立つように#14のフライ
フラットな流れになると魚はフライをゆっくり見る時間が出来ますので、ベストサイズもしくは1サイズ小さな物を使用します。
フライは、コカゲロウのブラウンボディーでフッキングミスをしたら、すぐさまフライを交換!
イエローボディのフタバコカゲロウ、スルーウイングでミスをしたらバブルラバーウイングへ!
スルーウイングの、コカゲロウ#14 とフタバコカゲロウ #14,#16,#18
バブルラバーウイングのコカゲロウ#14,#16 とフタバコカゲロウ #14,#16,#18
これらのフライを交互に使い分けると効果的です!
今年の蒲田は、大場所よりも小場所、ピンスポット狙いが的中し爆釣!
以下は、3月1日 ドライフライのみで釣った魚たちです!
今年のヤマメは、18cm〜20cmがメインで、大きな物は、27cmもありました!
午前中、早い時間は、ハッチもこれからのようで、フローティングニンフなどが多く捕食されています。時々流下するイマージャーにライズしていたヤマメ!
フライはバブルラバーフライ#14コカゲロウ
バブルラバーのフタバコカゲロウ #16
美しいヤマメが次々とヒット!
ユウタロウは、ライズしていたイワナを狙いヒット!
スルーウイング コカゲロウ#14 でヒット!
Ken Cube Net Shopで販売しているフライを使用
この魚たちは全て、スルーウイング コカゲロウ#14 ポストを付け足し、Volumeをアップさせた改造バージョン。
スルーウイングフライは、上手に巻けないと言う方達には、最適! 今年、ニュージーのマタウラで爆釣したのも、Ken Cube Net Shopで販売しているフライです。
このフライの精度は抜群! 350円を250円で激安販売!
ライズを発見し、1キャストでライズポイント上流にフライをキャスト!
見事に!思い通りのピンスポットへフライは着水!
LS#2の性能凄い!
フィーディングレーンを流れたフライは、大きな水しぶきとともに吸い込まれたのです!
軽く慌てずフッキング!
そんなに大きくないと思っていたのですが、水面で暴れる姿を見て、これは少し大きいぞ!と思った後、一気に走り出した!
久々のファイト!
この日最高の大きさ!
素晴らしいヤマメがキャッチできました!
思ったより走って、気持ちよい釣りが出来ました!
素晴らしいヤマメだった!
そして、この日最高のイワナ!
いきなり尺越え!
かなり太っていまして、この素晴らしいコンディション!
これは凄かった!
狙ったポイントへ気持ちよくミス無くフライを届かせることが一番重要で、2度、3度とフライを流せば魚は警戒し、大物は釣れない!
大物は賢い魚が多いのです!
タイミングは一瞬!
1キャストで、正確にフライを狙ったポイントへ届かせ、静かなプレゼンテーション!
これが必要なのです!
LS#2は、繊細でキャスティング能力が高く、誰でもが気持ちよく扱えるロッドです!
#2で、9ft8inという長さがありますが、その長さを感じさせない軽さで、バットは高弾性・高感度カーボンを使用していますから、フッキングが小さく軽くできてフッキング率抜群!
魚の走りがガンガン伝わってきて、おもしろい!
ギュンギュン走られ、最高に楽しかった!
今年の蒲田は、
全体的に魚はすくないようですが、1キャスト目に、ピンスポットへフライがキャスト出来れば、爆釣です!
今年の蒲田はおもしろい!
LS#2もって爆釣を楽しみましょう!
LS#2ロッドをお持ちでない方へ!
これは、New LS#2です。 旧タイプではこのようなことは行わないでください!
New LS#2は、この1.5倍の材木でも持ち上げることが可能なテストを何度も繰り返して徹底的に研究して制作されております!
硬いロッドはなく、曲がるのですが、反発力が高く、速いスピードでロッドが戻りますので、もたつくことが無く、初心者の方でも扱いやすいロッドです。
このロッド、初心者の方が、ロッドを後へ担ぐように曲げてしまっても、折れません!
しかも、1kg以上の材木を持ち上げても折れません! 鱒の重さは40〜50cmで1kg。
#2ラインをロッドから10cm出しただけで、20ftのリーダーでもきれいにキャストできる優れもの!
高弾性・高感度カーボン採用、最新の科学技術が生んだ傑作のロッドです!
このロッドがあれば、貴方も爆釣間違いなし!
ミッジング、マッチング・ザ・ハッチ、渓流の釣り上がり!小型河川から中型河川まではこのロッドがお勧めです!
多くの方から、「LS#3とLS#2のどちらを購入しようか迷っています」という問い合わせをお聞きしますが、
本流、湖での釣り、北海道で、50〜60cmアップの鱒を狙うならば、LS#3がお勧め、
渓流で、いままで#3もしくは#4で釣りをされていた場所でしたら、このLS#2がお勧めです。
このロッドがより軽いラインがキャスト出来ますので、有利であり、
シューティングスペイラインS#2のように先端が#1ラインのテーパーを採用しておりますからこのラインを使用することがさらに有利なのです。
ここで間違っても#3ラインなどは使用しないでください。
基本理論であるより軽いラインでドラグを掛けにくくする有利な部分が台無しになります。
#3ラインを使用したいならば、LS#3をご使用ください。驚く飛距離が出て、#3ってこんなに飛ぶんだ!って感激します!