kencube


 

2012年 2月 16日

新しいシステムを持って、犀川の解禁へ行ってきました!

 

 ユウタロウも、パワーヘッド4 New SD#10を使用したシステムです!

 

 

今回の犀川解禁は、ハイパーエキスパートのロケ!

 

多くの皆様から問い合わせがあった、「パワーヘッド・キャスト!」

そして

「最新のライン パワーヘッド4」を持って、

実際にどんなキャスティングをするのか?

4mしか無いラインで、本当に飛ぶのか?

ターンは出来るのか?

フライは絡まって釣りにならないのでは?

 

こんな問い合わせもありました!

「いろいろなメーカーから、短いライン(7m前後)は発売されていますが、

ターンが悪く、リーダーやティペットが絡んで、釣りにならないのですが、

4mしかない短かさになれば、さらに絡みやすくなることはないでしょうか?」

確かに、私もいくつかの他社のラインを触りましたが、ラインが団子になり飛んでいく状態で

ループは出来なく、たいした飛距離が得られないという感想はありました。

 

以前、私が、パワーヘッド7mというラインを開発したときに徹底的にこだわったのがテーパーです。

多くの試作を作りテストを繰り返しました。

その結果、出来上がったのが、KenCube パワーヘッド7mです。

パワーヘッドは、飛距離も出て、キャストしやすく、多くの方に愛用され多くの成果を上げていますので

ターンが悪く、リーダーやティペットが絡んで、釣りにならない事はありません。

 

短いラインでの性能を上げることはとても難しいことが多くありました。

そこで勉強した多くのことを生かし、試作を繰り返し開発したのが パワーヘッド4です。

 

ですから 安心してください!

 

パワーヘッド4は、4mしかありませんが、恐ろしく飛びます!

バックスペースが全くない場所でも、40m先まで狙えることが出来るのです!

 

今回のハイパーでお見せしたかった事は、

この世界一の短いラインシステムで、5m先から45m先まで狙える事実を

実際の動画でお見せしたかったのです。

 

そして

この短いラインを使用すれば、どんな釣りが出来るのか?

その可能性!をお伝えしたかったのです!

 

全国の皆様が、犀川へ来るわけではありません。

北海道 東北には、もっともっと素晴らしい川が山ほどありますし、

ご自分の知っている川で、魚が、そのポイントに居る事を知っているものの、フライではキャストできない!

そんな場所が、海に!川に!湖に!それぞれあると思います。

そこを皆様が攻めていけるための手助けになればと思い、

今回は、このラインシステムで、犀川にある主立ったほとんどのポイントでキャストを行ってきました。

 

今回は、トラブルを起こしやすいといわれる、フライを3個使用したドロッパーシステムを使用しました。

しかも

3個のフライは重いビーズが入ったフライです。

 

さらに!

ティペットに、2B×2個、3個と鉛を付けてのキャスティングです。

とんでもなく絡みやすい重りだらけのシステム!

 

総重量は凄い重さです!

 

こんなに重いウエイトを付け、

フライを3個も付け、

それでも、絡みみくく釣りが出来てしまう キャスティング方法があります!

それが

パワーヘッド・キャストです!

しかも、その飛距離は、とんでもない距離です!

さらには、場所を選ばなく釣りが出来るのです!

 

そんな都合の良いことばかり!本当に出来るのでしょうか?

 

“フライフィッシング革命”

です!

 


映像その1 

 

 
映像 その2

 

このユーチューブの映像では、詳しくは解りません!

 

 

今まで秘密にしていた部分を今回、初公開しようと、撮影に臨みました!

 

しかも  雑誌にも何にも詳しく紹介されていない秘密兵器です!

 

放送は、3月17日(土曜) 21:00からです。

楽しみにしていてください。

 

 

------- 犀川の解禁について -------

 

40cm〜50cm位の魚を釣るところを皆様にお見せしようと、期待が持てる犀川の解禁を選んだのです。

しかし

今年の犀川はたいへんでした。

ほとんど魚がいません!

15cm位の稚魚は全くといって良いほど居ないのです。

 

解禁はさすがに少々釣れていましたが、もの凄く多くの人の中、

10人で1匹以下くらいでしょうか?驚きました。

解禁初日は、木戸橋下へ入ったのですが、川が土砂で埋まっていて、驚きました。

 

そこで、入って少ししたとき、パワヘッド4のシステムで1本ヒットさせたのですが、

マイナス6度の中、結んだティペットの結びが悪かったのか、簡単に切れてしまったのです!

 

その後、下流に入ったルアーの方が、3名で2匹 40cm弱の鱒を釣りましたが、それっきり何もありません

フライの方は、私ユウタロウを含め名古屋のグループの方々もみえており、15〜16名でいたでしょうか

誰も釣れません!ヒットもしないのです!

皆さん少しずつ慎重に探り釣り下っていきました。

すると、私の後から釣っていたユウタロウが「ヒット!」と声を上げたのです!

エキスパートといわれる強者の方々の中で、よくぞヒットさせたと!成長してきた友大郎を見て嬉しかった!

48cm 見事なブラウンでした!

この魚、どこでヒットさせたのかを聞きますと、

対岸のテトラの直ぐわきを流れるの激流の中へキャストして、テトラの切れ目直ぐ前の流心ど真ん中へフライを沈め込み、

その中から釣ったというのです!

それは、とんでもなく早く深い流れで、通常のシステムでは、そこを探るのは無理です。

フライでは探ることが出来ない、ルアーや投げ釣りのぶっ込みでしか探ることが出来ないと思われるような場所です。

 

驚いたのは、その場所を釣るために、1カ所に3Bの鉛を4個 他の場所に2個付けて、それで深く潜らせ

スイングさせないようにして誘ったらしいのです。


いくつかある写真をくまなく探したら、証拠の写真がありました!

 

釣りを始めて3年、経験は浅いけれど、こんな重いウエイトで、しかもフライを3個付け

しかも、重いビーズヘッドフライです!

 

これをキャストしたユウタロウも凄いが、キャストできてしまうシステムは凄いです。

 

New SD#10がキャスティング能力が違います。これがバットのやわらかいロッドならば、

重さで曲がり、しかもライン重さとは違う一カ所にある重さが急激に加わるために、ロッドティップの軌跡は直線にならなく

テーリングを起こしてしまうでしょう!

そうなれば、ループは出来ない! ティペットはクシャクシャ!

飛ばないし、絡んで釣りにならいので、1キャストで無理と判断していたでしょう。

 

パワーヘッド4とNew SD#10の性能ですね。

 

その後、とんでもない開きの方でフライで1匹釣れていましたが、この人数で、昼過ぎまで何度も釣りましたが

全く何もなく、誰も釣れないのです。 後から聞きましたら、その日は次々と人が来ましたが、全く釣れなかったようです。

私は、同じ場所で、何度も流していく説明をしても同じ事であり、時間が無駄と判断し、場所を移動。

その後、次々と攻めていきましたが、合う人合う人「全く釣れません」という話を聞くばかり、

最初の1発目のヒットで、ドロッパーの結びが悪かったミスは大きく響きました。

 

犀川は、昨年の台風で、上流の護岸工事を行っている場所の土砂が全て流れ、全てのポイントを埋めてしまったようでした!

 

こんな場所でも、このシステムならば、40m先まで フライ3個が絡まなくキャストできます!

その方法、じっくりと見てください!

 

 

ムチャクチャ苦労しまして、何とかヒット! 

ロッドティップを水中へつっこみ、苦労して釣った魚です!

 

巨大なネットを持って行きましたが、25cm位の少しやせた小さな魚でした。

しかし、こんなに苦労して釣った魚ですから、こんな厳しい状況の中で出会えた魚でしたから、私にとっての価値はとてつもなく大きかった!

 

テレビ撮影で、決められた時間内に魚を釣るという事は、本当にたいへんです!

しかもこんな最悪の条件ですから、プレッシャーが半端ではないですね!

 

3週間前にヒットさせた、この巨大なブラウンと変わらないほどの感激をした魚でした。

 

釣りは諦めないことが重要ですね。

 

それと、今後 釣りの時代を変えるであろう新しいシステム パワーヘッド4

今日、また新しい図面を書きました。

タイプ2よりも浅く釣るラインです。

今回釣りをしてきて、今後のことを考えると、もっとゆっくりした流れの場所で、

ゆっくりとフライを泳がせて釣ることが必要な時期もある事を思い、

このラインのキャスティング能力の高さフィッシング能力の高さに私も痛感し、

パワーヘッド4 ラインのシリーズを増やすことにしました。

 

今回の放送でもお伝えしますが、

パワーヘッド4は、カットしたラインとは動きが違い、この軽く短いテールでラインを浮かせたりして細かいコントロールを行えるよう設計したのです。

 

ここまでうまくいくとは思ってもいなく、感動しました!

 

 

今回使用した、タックル

 

K・Bullet NewSD#10

パワーヘッド4

KenCube ステルスリーダー 3X 7.5ft 先端 40cmカット

ティペット 1.5号 のち 2号

ショット B~3B

モノフラット 25LB

マイナス5度の中、糸癖が出ない優れものです。 飛距離が欲しい方は、EXシリーズより モノフラット25lbを使用してください!

 

ハンズフリー ラインクリーナー

SuperFloatジェル

定期的に SuperFloatジェルで浮力を上げますと、飛距離が伸び、マイナス気温の中ラインに着く氷が少なくなります!

お勧めです!

ハイパーエキスパート 3月17日放映開始です!

楽しみにしていてください!

 


ロケが終わり、魚が少ない事に納得がいかなく、帰りに少し釣りをしました。

ヒット!

 

たいした魚は釣れなく、今年の犀川は、かなり厳しい状況のようです。

 

パワーヘッド4のシステムで、なんとか魚の顔を見ることが出来た状況でした。

 

ビーズヘッドのフライって、やはり凄いね!

しかし、フライは50本以上根掛かりで無くなりました!

高級なタングステンやビーズを使用するのは、お金持ちは良いでしょうが・・・・・

これだけ消費が激しいと、激安ビーズは必要ですね!

 

 


 

それと、シエラのフリース オーバーオール これかなり凄いです!

 

 

 

 

気温は、マイナス6度

オーバーオールの中は、分厚いヒートテックのような発熱タイツを着て、その上からオーバーオールを履いたのです

靴下は、ニュージーで購入してきたウールの分厚いソックス、靴の中にはホカロン

 

TUNDRA XP  ネオプレーンウェーダー 

このジップは、最高です!

寒いときでも簡単に履け!

 

この組み合わせ最高!

寒くてトイレは近いし、雪は降るし、そんな中、ジャケットは着たまま! 何も脱がなく、直ぐに用が足せて最高でした!

 

そして、

驚いたのは、このオーバーオール、中が汗でびしょ濡れになっても、オーバーオールは濡れていないのです!

ですので、タイツも全く濡れていなく、ドライで冷たくならないのです!

今までは、結露してズボンが濡れて・・・・・

全くありません!

 

透湿ウェーダーで、寒いときにこのオーバーオールを着ても最高です!

 

シエラのフリース オーバーオール

3,980円 バーゲン中です! これは凄い! お買い得!