2012年 中部の本流&渓流
6月8日 3週連続で、またまた本流へ行ってきました!
K・Bulletは 爆釣!
今回も驚くほど釣れました!
大物は大場所に潜む! これ鉄則ですね。
大物は狙って釣らなければ、釣れない!
今回は、ユウタロウが狙っていたポイントへ入り、秘伝の釣りかた「スライド」を教え、釣っていると、水面を割り素晴らしいコンディションのブラウンがヒット!
50cmを越える素晴らしいサイズ!
その後、35cm位のレインボーを頭に7〜8匹ヒット
私も25cm位から30cm位の鱒を連発させたが、良いサイズに恵まれなく、少し深めからの「スライド」を行ったところヒット!
強烈な引き!
流心ど真ん中でジャンプ!
「ドバッ!」大きな音だった!
使用したロッドは、プレゼンテーションが静かな
K・Bullet SD#8
ダブルハンドのグリップと比較してみてください。
良く太ったレインボーですが、顔が若い!
素晴らしいヒレ!
この顔からすると、急成長する個体でしょうから、来年には60cmを越える鱒になるでしょう!
ここ最近、本流も人が多いから、フライの流し方も難しくなっております。
ウエットの釣りは、簡単そうですが、流し方がいくつもあり、そこが重要です。
普通にウエットフライをキャストしていても、全くヒットしません!
この時期になる前でしたら(多くの人が入る前)それでも釣れたでしょうが、この時期は、普通にキャストしていたら小物ばかりなのです。
先週、今ひとつつかめていなかったユウタロウは、今週、この釣方を学ぶと、その直後から連発です。
いくつか釣ればそのタイミングが解るものです。
釣りは多くの魚を釣らなければ技は習得できません。
そこで必要なのがSD#8とパワーヘッドです。
このロッド&ラインのキャスティング能力は高く、場所を選ばず、どの方向でもどの角度でもキャストが可能です。
よって、いくつかの攻め方が思い通りに出来るのです。
しかも、プレゼンテーションは静かなのです。
ここでバットのやわらかいロッド使用していて、朝まずめ、気合いを入れてキャスティングをすれば、少しでも一カ所に力が入ってしまったら、バットが思いの外曲がり、ティップが踊り、テーリングを起こしてしまいます。結果、3本付いているウエットフライが絡まり、絡んだまま気がつかずにフライを流していたならば、魚は警戒し釣りになりません。最悪。
ロッドは、夜明けのラインが見えないときでも、テーリングを起こさない、トラブルを起こさないロッドが必要です。
K・Bulletは釣って釣って釣りまくり、何が必要なのかが解ってデザインされております。
キャスティング能力だけが高いロッドではありません!釣りで必要なノウハウをぎっしりと詰め込んだロッドなのです。
今回使用したのは、こんなフライです。
ここでも多くのノウハウがあり
フックは特に重要ですね!
近いうちにもっと良いフック作りますから少々お待ちください!
Switchロッドを使用して、ドライフライで35cmのレインボーヒット!
50cmアップのがでたのですが、フッキングしなくて・・・
次は、大物を期待して、ダムへ!
ガレ場を降りていき、芦ノ湖の要領で、
K・Bullet SD#10 を使用し
パワーヘッド2(SD#10用) インターミディエイト
EXシューティングラインフローティング(これが扱いやすい)
もしかしたら、こんな場所も釣れるのでは?と
挑戦!
ユウタロウ、第1投目からヒット!
これには驚きました!
こちらがまだ準備している間に、ヒット!
2投目もヒット!
「マジかよ!」早く準備しなければ・・・
25cm前後の小ぶりなレインボー
私も1投目から、30cm台の少し大きい鱒がヒットしましたが、目の前でジャンプ連続でバレました。ユウタロウは5連続ヒットで2本キャッチ
なにしろこの鱒ムチャクチャに飛ぶのです。全て銀ピカ回遊魚でした。
最後にユウタロウが40cmは優にある鱒に連続ジャンプされ、足下でバラシ
「俺たち凄い場所を発見した」と二人で大興奮でした!
しかしそれ以後、2時間近くキャストをし続けましたが、全く何もないのです。
たまたま偶然的に回遊に出会ったのでしょう。
この時期は、渓流が最も良くなる時期!
そこで、本流の尺ヤマメが連発するポイントへ
LS#2を持って移動!
最高のポイントから出てきたのは、22cm位のかわいいヤマメ!
日中でしたので、白泡の下から誘い出すテクニックが必要
いろいろやったが、釣れるのは24cm止まりのヤマメで、
過去最低の大きさ。
1時間位釣りをして5匹ヒットしてきましたが
全て20cmから24cmくらい
今までこんなのは居なかったのです。
今年は異常気象で、大雪から急激な渇水&水温急上昇で、成長しなかったのだろうと大ヤマメの期待は無くなり、時間が無駄と思い、場所を移動することにしました。
対岸のユウタロウを呼び寄せ、もう一人の友人はロッドを持たずに見学に来ていたので彼の所へ集まった。
ユウタロウに釣れたか?と聞くと「全くフライに反応がない」という。同じフライ、同じロッド・・・?
友大郎がいうには「ナチュラルを基本に流していき、それででないときは、フライを停止させたり(ウインドストップ釣方)やったが全く反応が無かった」という。
それだけで(基本で)釣れるときも多いのですが、本流のドライフライはもう一歩上のテクニックが必要なのです。
それで釣れないときは、本流のドライフライに必要な、「スライド・スキッピング」をすれば、白泡の下から魚が出てくる事を説明しました。
すると、二人ともその技を知らないというので、友人が休憩していた目の前のプールで、「スライド・スキッピング」を見せることとなった。
二人の目の前のポイント、しかも友人が1時間近くうろうろと歩き、休憩していた場所です。
私もここでは釣れるわけ無いから、方法を見せるだけのつもりでキャストしてフライを操作すると、
「バシャッ!」なんと、1投目からヤマメがフライに出てきたのです!
これには、ユウタロウと友人は驚いていました! 本当は私も驚きました!
二人揃って「これは凄い!」と。
「よく見ておけよ!」
「その直ぐ上のポイントをキャストするから」と、キャスティング
まずは、通常の流し方をしたが、無反応でした。
次に、「スライド・スキッピング」をさせた瞬間!
先ほどより少し大きなヤマメが白泡の下から飛び出してきたのです!
「バシャッ!」
友人はビデオを撮っており、「凄い物を見た!」と大興奮。
ユウタロウは「こんなことするんだ!」と、即練習!
ちょっとしたコツがいるようで、私はいつものことでなれているから出来るが、ユウタロウは何度も何度も練習していた。
これはLSのアクションでないと難しいテクニックです。
「時間が無くなるから、次に行こうぜ!」
この川は、今年は良くないと慌てて移動しました。
★水量、水温とも安定した川では今年も魚が太っていて LS#2で、素晴らしいイワナが連発!
この川には、到着が遅れ、先行者が入っていました。
釣り人は、一釣り終わったらしく、駐車場で地面に座り、休憩していたのです。
「もう入っちゃった後みたいだが、やるだけやってみようか?」と、私たちは準備を始めました。
そして、川に入ろうとしたとき、休憩していたフライマンが慌てて川に入り、釣りを始めてしまったのです。
「え〜!まじかよ?」残念。
どうする、この下流をやっていたのかもしれないから、そこへ入ろうと、200m下流に入ることにしました。
そこで「どんな釣りをしていたのか・見てみようぜ!」と、釣りを始めたフライの方の、釣り方を拝見! すると、大型のドライフライをキャストしていることが解りました。
「大型のドライフライで釣っていったのだろうね」「俺たちもドライをやってダメならばウエットをやっても良いし、やるだけやってみよう」と、入川しました。
少し待ってからめぼしいポイントへ入ると、先行者の影響か、全く無反応。
次のポイントへ行こうと思った瞬間、流れの中に「スッ!」と背びれが見えたのです。
そこへ、#10のカディスをキャストしましたが全く無視
次に バブルラバーのヒラタカゲロウ・・・無視
次に #14コカゲロウをキャストしたら、スッと出てきましたが、急な流れに一瞬ドラグが掛かり、その瞬間、魚は沈んでいった。
しくじった!・・・
その後少し待って、まずは、ティペットを新品に交換。ティペットは0.5号
フライは、小型のフライに反応してきたので、バブルラバーと大きくシルエットが変わった、スルーウイング#16カディス、ダークグレーを結んだ。
速い流れの中で流下物を待つということは、すこし上流で発見しているために、木の木の間の狭いピンスポットへキャストしなければならなかった。
狙い通りのピンスポットへフライをキャスト!
丁寧に慎重にフライを流していくと、スッと浮いてきたイワナはフライを吸い込んだのです!
「ヒット!」流れに乗って一気に下流へ走り、ジャンプ!
ここのイワナはジャンプするのです。
「デカイ!かなりデカイ!」
けっこう下らされてようやくキャッチできました!
35cm前後の素晴らしいイワナ
先行者の影響か、小型のフライもしくは、スピナーパターンが有効で、いくつか小型のイワナがでまして、その後、2本目の尺イワナ
そして、3本目
ここ最近、本流で大きな鱒や
先週の、ユウタロウの50cmレインボーを見ているので、尺イワナも小ぶりに見える。
さらに 4本目の良いサイズ
これくらいの25cm前後のイワナが多くいましたが
全ての魚が太く、急成長しているので、今後はさらに大きくなるでしょう。
今週は、
早朝=本流
日中=ダム、本流、渓流
と、このシーズンのいろいろな釣りをやり走り回りました!
本流は、SD#8でウエット、ドライフライはSwitch#5-6
ダムは SD#10
渓流は LS#2
1日一つの釣りをするのも良いが、この時期は、いろいろな釣りが出来るから、一つの釣りではもったいない。
いろいろと挑戦したいものです。
ダムの釣りは未開拓で、時々やっていましたが、いつもボーズ!
今回、偶然にも一瞬ですが当たりましたが、運が良ければ60、いや70cmもダムならば狙えるのです。
やらなければ釣れないので、いつも少し挑戦してみるのです。
これも、今までのフライタックルでは、全く狙えなかった場所です。
しかし、K・Bulletとパワーヘッド・ラインがあれば、狙えない場所は一部となってきたのです。(藪の中からでもキャストが出来ますから)
皆さんも、いろいろなタックルをもって、いろいろな釣りをしましょう!