kencube


 

12月4日より ハイパーのロケ!で、青森県の奥入瀬川へ鮭釣りに行ってきました! 

 

奥入瀬サーモンフィッシングのHPにある鮭の遡上数の割りに、釣り場では鮭が少ないと思えた私たちは

下流にヤナがあることを知り見学してきました。

 

奥入瀬川の鮭の遡上は多いようで、ヤナまではもの凄い数の鮭でした。

 

釣り場よりかなり下流にヤナ、インディアン水車があり全て捕獲されるシステムでした。

奥入瀬川の 鮭のヤナを見学してきました!

対岸までヤナがあり

鮭の遡上をここでストップ!

 

写真 中央奥でフェンスに囲まれているのが

インディアン水車

鮭は、水車であげられ

滑り台で手前の生け簀へ滑り込む

 

 

次々と捕獲され、素晴らしい設備です!

私は、こんなに素晴らしい設備を見たのは始めて!

合理的!

 

オートマチック!

 

次々と鮭が生け簀に入っていました。

ヤナの下は、鮭がウヨウヨ!

もの凄い数です!

でもこのヤナを飛び越えるのは、

この時の水量では、不可能なようです。

生け簀の鮭は

クレーンで持ち上げられます。

「この時に、鮭がこぼれ逃げる」とサーモンフィッシングの管理棟の方は言っていましたが、このシステムはそんなにいい加減なものではありませんね。

逃げても次の生け簀にが入るようです

鮭は、仕分け台の上に上げられ

雄雌分け、メスはトラックの水槽へ入れられていました。

 

素晴らしいシステムです!

 

この日も、もの凄い量の鮭が遡上しておりました!

それからこぼれる?鮭がいたり、増水時に乗り越えた鮭が遡上する事があり、それを釣るという状況のようで、驚きました。

 

鮭釣りの管理棟の方のお話しでは、「インディアン水車から鮭がこぼれ、逃げてきた鮭が遡上する」とお聞きしましたが

その話を信じて、水車の確認に行きましたが、この状態。水車は柵に囲まれていて、どのようにしてこの柵を鮭が跳び越えるのか

劇的な瞬間を撮影しようと、いつまでも見ていたが、そんな瞬間は見ることが出来なかった。

奥入瀬川サーモンフィッシングのHPにある

奥入瀬川の鮭の遡上量を見て、この時期なら遡上が多いと思い

現地に入ったのです。

確かに、奥入瀬川には、多くの鮭が毎日遡上しておりますが・・・

私たちが行った日は、平水で、鮭がヤナを超える状況ではなく、

水車からこぼれた鮭の量は、少ないのか?(1時間以上見ていたが、逃げたのは0匹)

下流まで2日間探してみましたが鮭の遡上を見つけることはなできかった。

 

奥入瀬川は放流魚がメイン?で、

しかも区間最上流のコンクリート升への放流。

ここには 鮭がたくさんいました。

このポイントのすぐ下流のポイントでは、私は鮭の姿を確認することは出来ませんでした。

 

皆さん、ここを囲むように

上流の堰の上 対岸、下流から

一斉にキャスト!

次々に飛んでくるルアーに

絡まないように、順番に流します。

朝は、無理と判断し、午後から、人が少なくなった所で、入ってきました。

K・Bullet

SD#6

パワーヘッドS

4ティップチェンジャブルライン

#6で

ヒット

フライは

ビッグダンサー

 

なぜこの場所に、放流なのか?

もっと下流に逃がせば釣り場が増えるのに?

不思議です。

 

1カ所ですので人が集中してお祭り騒ぎ。

 

2日目の朝

コンクリートの壁に立ち、釣る事になりました。

 

下流のプールには、皆さん鮭がいないと知っているのか、誰も行かないのです

ルアーの方たちと、エサの方と同じ場所へキャストし、絡まないように釣りをしなければなりません!

しかも、放流は、毎日ならば良いのですが、今シーズンはこれまでに2回ほど、ほとんどの魚が口を使わない状態。

魚の数は多く、浮いていて、引っかかってしまうのです。

引っかけは釣りとは言えないと、私は思っています。

 

そこでフライを喰わせるのはとてもたいへん。こんな経験は初めて!今までにない状況に驚き戸惑いました。

 

 

川へ何万匹遡上とHPでの告知

そして

広く自然環境豊かな河川区間での釣りができる事を楽しみにしておりました。

 

遠くから来る人は、旅費に何万円も使い、多くの時間までも使って来ています。

 

増水し、鮭がヤナを越えた時や、水車から次々にこぼれて逃げる日を選んで来ることも出来なく、とても難しい状況です。

私と同じような平水で、水車からこぼれて逃げない日に釣りに来た方達は

皆さん満足して喜んで帰られるのでしょうか?

 

 

奥入瀬川の渓相は、最高。エリアの広さも最高。川の規模も最高です。

鮭が下流から毎日少しでも遡上していれば、最高の釣り場が作られるでしょう。

 

放流カ所を何カ所かにすれば、問題は全て解決出来ると思いますが、難しいことなのでしょうか?

 

是非、管理、運営の方々には、広い区間で楽しく釣れる釣り場を作って頂きたいものです。

 

このような事を書いたのは、

別にもう行かなければ関係ないと知らん顔すれば、組合の方に嫌われずにすむのでしょうが、

私と同じ思いで、大金を使い悲しい思いをする方がいるかもしれないと思ったからです。

飛行機代、宿泊費、食費・・・私一人でも、今回の釣りに10万円以上は掛かっております。

 

自然で起きていることならば、どうしようもありませんが

放流地点を下流にして、細かく放流する事は、難しくない事と思いますが・・・

いらぬお世話でしょうが、

素晴らしい環境があるのですから、是非とも活用して頂きたく思っております。

 

私が運営する、管理釣り場と同様です。

「釣り人に少しでも楽しんで頂けるよう精一杯の努力」をしており

それと同じと思ってしまいました。

 

下流のポイントには、多くの鮭が産卵をしていたり、産卵後で泳いでいたりしておりましたが、フレッシュな魚の姿を私は見ることは出来なかった。

11月の増水でヤナを越えて来た鮭なのか? 水車からこぼれた鮭なのか? 

もう1週間いや10日ほど早く来たら、綺麗な魚も釣れたかもしれない。

こんな鮭でも、完璧な流し方をすれば、喰わせることが出来るのです!

 

 

ハイパーの放送は、12月21日 金曜です。ご覧ください。