2013年 Cuba釣行記
第6章
巨大ターポンを狙う!
こんなのは初めて!
50年前の釣り?
毎朝、地平線から上がってくる美しき太陽を眺め
この素晴らしい釣りに来られたことを感謝した。
大型のターポンを狙う、スペシャルフライをタイイング!
そのフライ1本で、爆釣出来るスペシャルでした。
FLORIDAのオーシャンサイドと同じスタイルの釣りが出来る!
50m以上先から、ターポンが回遊してくるのが見える!
確実にキャスト出来る位置まで待ち
キャストする
この赤丸の中に見える黒っぽい魚影がターポンです。
私は興奮のあまり少し慌ててキャストしてしまった。
コントロールが利かなく、ターン時に少しフライが横へズレてしまったのです!
「ミスった!・・・ しまった!」
FLORIDAのオーシャンサイドならば、ターポンは即座にスプークし消え去っていくのですが、ここではそのまま泳いでくるのです。
「Kenji Cast again!!」 ガイドが叫んだ!
慌ててキャストし直し、ターポンが向かってくる方向にCast!
リトリーブを開始すると、もの凄い勢いでフライを追ってきて、一気にフライを吸い込んだのです!
信じられない光景でした!
FLORIDAでは、このように追いかけてきてヒットすることは珍しく、目の前でフライを踊らせ食わせるのが当たり前なのです。
ターポンのDVDで ポイントを秘密にし、全くスレていないターポンをヒットさせていく映像 「LOCATION-X」がありますが
私たちはこのDVDを見て、これはあり得ない!こんなに簡単に釣れるならば、こんな経験を一度はしてみたい!そう思っていたのです!
私は、全身鳥肌が立った!!
信じられないこの光景!
「友大郎 これこそ LOCATION-X だぞ!」 興奮して叫んでいた!
こんな凄い体験が出来るなんて Cubaは凄い所でした!
ラインは一気に引き出され、巨魚との格闘は始まった!
いつものようにボートを動かし、ベストな位置でのファイティングが出来なく、ボートを動かさないスタイルのようなので、ファイトがとても難しかった!
強く引くときと、引いては行けない時の見極めが必要なのです!
強烈なジャンプ!
ジャンプをされたら、着水するときに外れないようなテクニックが必要で、緊張する!
何度も何度もジャンプを繰り返す!
かなりの強者でした!
ここからがたいへん!
なかなか寄ってこないのです!
さらに、ボートを魚が見ると、一気にラインは引き出されていく!
何度も何度もラインを引き出され、また寄せては引き出される
ロッドの K・Bullet 極 #11 は、よく曲がり、小さな力でスムーズに大型魚を寄せてくる最高のアクションに出来上がっていた!
いつになく安心してファイトが出来る!
釣り人が疲れないロッド!
大物釣りではとても重要なことです!
このような経験を多く積み、K・Bulletは作られてきました!
このロッドも、素晴らしいロッドアクションになりました。
何十分も格闘するのですから、腕はパンパン!足腰まで疲労を感じます!
これぞ巨魚との格闘です!
FLORIDAではさらに大きなものを釣っているので恐怖心とか心配は無く
楽しく釣りが出来ました。
見事なサイズのターポンです!
今年もまた、このスタイルで巨大ターポンとの写真が撮れました!
見事なサイズ!
FLORIDAで、ターポンを毎年釣りに行っているので
このサイトフィッシングでの釣りがどれくらい難しいのかを知っているので、このCubaでの釣りが、とても簡単であること、こんな釣りが出来てしまうCubaの凄さに感謝できたと思う!
全く知らない方がCubaでターポンを釣り、これが普通と思ったならば、FLORIDAのオーシャンサイドでは、全く釣りにならないでしょう!
違うポイントで、友大郎も巨魚をヒット!
友大郎の格闘は延々と続いた!
この魚の前にも100ポンドはあるであろう大物をヒットさせていたが、200m以上ラインを出され、ボートでベストポジションをキープしたファイトが出来ないために、何も出来なくバレてしまうことが起きていた!
今回も心配をしていたが上手く寄せてくることが出来安心
こんな写真が撮れた事に感謝!
友大郎も巨魚との格闘は慣れたもので、ファイトは見ていて安心できた!
ランディングがたいへん!
手にグローブをして口を掴むのですが
手を出した瞬間!
大きな水しぶきが上がり、大暴れ!
一気にラインが引き出され、また引き戻すことの繰り返し!
この時のロッドワークはとても重要で
ここでミスをしたらフックは簡単に外れる!
見事な魚でした!
ターポンとの写真で、
ボートに上げてしまうと、ターポンは内装にダメージを受けやすく致命傷となる事が多いので、FLORIDAでは、ターポンをボートに上げる事を禁止している!
このように水に入ってターポンを持つのは、釣り人の
大物釣り師の夢!
その他、いろいろな所で格闘が出来た!
巨魚が釣れた日の夕陽は、いつもより美しく見えた!
スタンディングで、ターポンとの格闘!
こんなことができるのも、ここならでは!
今までに、このようにフラットで立ち込みターポンとのファイトをしている写真を見たことがない!
これも強烈でした!
#11ロッドがめいっぱい曲がる!
凄い写真です!
目の前で繰り返されるジャンプ!
格闘そのもの!
あまりにもの早さ!
ロッドが水面にたたきつけられ
ラインまでもが水しぶきを上げる!
この魚の強さ!
強烈です!
凄いです!
またまたジャンプ!
ロッドを上げると、フックが外れる!
瞬時にロッドを倒すのですが
考えて行っているのではありません。
経験から、勝手に体が動いています!
この写真は最高!
なかなか撮れる物ではありません!
最後はガイドがラインを持ち引き寄せハンドランディング!
このサイズです!
素晴らしい魚でした!
美しいターポンと
素晴らしいロッド
K・Bullet 極 #11 8’11”
4ピースロッドです。
K・Bulletはこのように多くの魚との格闘を繰り返し
開発されています!
Cubaの魚たちは、ほとんどがスレていない!
アメリカの50年前 いやそれ以上昔の釣りと同じかもしれない。
こんな素晴らしい環境は、いつまでも残して頂きたいものです。
LOCATION-Xのように、こんなにも簡単に気持ちよくターポンが釣れるとは思いもしませんでした。
Cubaならではの最高のショット!
2014年も行こうと誘われているが・・・ 2014年は、いつものFLORIDA キーズへ行く予定でいます。
第7章
モヒートとヘミングウェイ