2014年2月3日
愛知県にある寒狭川へ行ってきました!
3日は一般解禁初日と言う事もあり
多くの人で賑わっていたのです。
朝早くから行っても人が多いであろうと、朝9時過ぎに家を出て
現地に10時過ぎに到着
数名の方が良い場所に入っておりました。
今年は、この2〜3日前からとても暖かい日が続いており、最高のライズ日和
釣り人が並んでいる中にも、入れそうな間のあるところがあったので、隣の方に「どうですか?」と声を掛け様子を聞いてみると、「早くからライズがあったようで、いくつか釣ったので他へ行こうと思っているのでどうぞ!」と場所を譲ってくれました。
いい人に会えて良かったです。
目の前では数匹がライズしておりましたが、なかなか複雑な流れで
岩が点在し、水面によれが掛かっておりなかなか難しい場所もありました。
Rodは K・Bullet LS#2
ティペット GM 0.15号
フライ トライアングルミッジ
フック TP77 #26
しかし、このシステムで、フライをフィーディングレーンへ流していくと
「パクッ!」気持ちよくヒット!
今シーズン初のシラメをキャッチ出来ました!
すぐさまストマックの中身を調べると
ユスリカのアダルトです。
ライズフォームを見ると、鼻先を水面から出してライズしているので
アダルトを食べているに間違いないと確信し、トライアングルミッジを選んだのですが、ピューパの捕食量が少ないので、これはこの時がハッチピークなのでは?と疑問が持たれた。
ストマックは最初に入ってくる部分が今現在食べていたもので奥の物は、以前の物となるので、入り口付近主のを採取して判断する事が必要です。
その後、次々とヒット!
5匹を釣った時点で、
7回フライに出て、5匹キャッチ、
1匹はランディング直前でバレてしまい、
1回は空振り
7回フライに出て6回ヒットしてしまう事にTP77のフックの凄さを実感した!
渓亮もヒット
釣り始めて30分もしないうちにライズが激減し
ライズフォームが変わってきたのです。
それと同時に、フライを見送るような魚が増え
ハッチのステージが変わって来た事を予測出来た!
そこで、
さらに小さな虫が流れ、それに反応しているのかと思い
フックにかなり小さく巻いたトライアングルミッジを付け
何度も狙い打ちしてヒット!
タイミングで釣った!
慌ててストマックを調べると
出てきたのはピューパ!
見事に変わっていた!
これがミッジングの面白さなのです!
今流下しているのは何?
食べられているのは何?
クイズです!
ライズフォームの変化は、流下物の変化
謎解きの面白さ!
フライをスパークリングピューパに交換し
爆釣!
連発!
次々に面白いようにヒット!
しばらくして、ライズが無くなってしまいました。
すると
他の場所でも、ライズが無くなったようで、他の釣り人はほとんどいなくなっていました。
流れ込みでは友大郎が狙っている他に、2名のみとなった。
すると、友大郎も帰ってきて
ちょうど10匹釣ったので、仕事があるから帰ると言うのです。
「遅くから来て、昼過ぎまでに10匹は凄いね!!」
「流れ込みはどう?」って聞いてみると
「ちょこちょこライズがあり釣れるよ!」
「まだ少しはライズがあると思うよ」というので、流れ込みに移動しました!
よれの中のライズを発見!
フライはトライアングルミッジ
ボコボコにヒット! サイズは#26〜28
釣れたフライはびしょ濡れで、フロータントを塗っても芯の部分が濡れていると直ぐに沈むようになるので
クイックドライブラシで吸水パウダーをしっかりと擦り込み
芯から乾燥させると良いです!
メッチャ簡単に乾くので、ドライフライには必須のアイテムです
最高の浮力 超優れものハイフロートスプレー!
瞬間ヘッドセメントのノズルの使用後のものを用意して
ヤスリでカットしスーパーフロートスプレーの透明ノズルに差し込めば
ピンスポットスプレーが可能になり
「プッシュッ!」と一度空に向けスプレーし、指のPushをゆっくりと戻すと
ノズルにしずくが付きます。
そのスプレーのしずくを、フライのCDCの部分に染みこませます。
すると、Bodyにはフロータントが掛からなくCDCのみハイフロートになり
爆釣出来るのです!
このスプレー、浮力が凄いから、CDCのみでも抜群の浮力!
最初からゆっくりとPushしてしずくを出すと、溶剤のみが出て浮力の基となる成分が混じらず浮力が弱くなるので、一度空に向かって一瞬スプレーし、しずくを取るようにしております。
午後3時、13匹目を釣り
まだライズはありましたが、仕事があるので渓亮と私はここで終了!
解禁前から0.1号のティペットになれていたので、0.15号も強度があれば安心して釣りが出来ました!
おかげで、今日も合わせ切れは全く無し!
途中で複雑な流れの中を釣っているときは、数回フッキングが出来なかったり、掛けてもバラした魚も5匹以上あり、渋い時間複雑な流れは難し物があった
そこで、フライを#28にサイズを落としたら、魚も警戒が薄れるのか・急にフッキングが良くなったのです。
フッキングが悪いからとフックを大きくしたら、逆効果ですから要注意。
魚も渋い時間は警戒してフライの吸い込みが浅いようですね。
それと、今回、何人かの釣り人を見て感じたのは、皆さん#3〜#4くらいのRodを使用されているようでしたが、
着水の波紋や、強いプレゼンテーション、ラインの動きによる水面の波紋など、あまりにも繊細さに欠けており、驚きました。
使用しているラインの性能?
シューティングスペイラインSは、先端のテーパーが長く、ワンランク下のラインの先端部分が付いているために、#4ならば#3くらいのプレゼンテーションの静かさとなります。
さらに私たちは、シューティングスペイラインS しかも#2ラインを使用しているので、#1ラインに近いくらいの静かなプレゼンテーションですので
静かで魚の上にラインを通してもさほど警戒されることなく良い釣りが出来ましたが、たかが15m位の河川ですので、もっとライトなRodもしくはラインで釣りをされた方が良い釣りが出来るのでは?と驚かされました。あのラインでメインディングしたら、手前の魚はみんな逃げてしまうのでは?