2015年 ミッジング02 シラメ
爆釣 19連発!
早春のミッジフライは、ユスリカがメインになるが、その次に重要視されるのがストーンフライである。
オナシカワゲラなど、水面での羽化をするストーンフライは、欠かせないパターンなのです。
そこで、今回は、新しく発売させるスルーウイングのストーンフライバーナーを使用して、#22のフライをタイイングし準備した。
早朝は無風で虫のハッチは少ないが、フラットな水面だけに
小さなライズも発見しやすくなるので、注意して水面の変化を探す!
早朝の渋いときにいくつかの魚を手にする事ができれば、その日の釣果は大きくアップする!
ハッチが少なく、水面に何も見えない状況の中
小さなライズリングが広がっていた。
キャストしたのは、TP-77 #32にタイイングしたユスリカ
ゆっくりした流れに、ドラグフリーでカンペきな流し方ができれば
フラットな水面でもヒットさせることができる!
K・Bullet LS#2 このロッドは、本州の渓流では最強!
0.125号のティペットを使用しても安心して使用できる!
合わせ切れ、フッキングミスなどが軽減でき、とにかく正確なキャストができるから気持ちよく決まる!
連発! 時々広がるライズリングの主を捜して、次々と釣っていった!
段々とライズが多くなり、今までとは違う反応に気がつき、ストマックを調べてみた!
水面にはほとんど何も見えなかったが、ライズはある!
ストマックの内容を見て、その理由がわかった!
メインは、フローティングニンフ!
ヒラタのニンフはさておきストーンフライとユスリカ
極小のアダルトを食べていたからTP77 #32で釣れたのだが
その割合は少ない。
ここでフライをチェンジ
フローティングニンフのパターンです。
次々と面白いように釣れた!
渓亮も連発!
正午を過ぎた頃より、ライズフォームが派手になり
大きく見える水生昆虫が水面で羽ばたいているのが見えた。
ストーンフライのハッチだ!
そこで使用したのがスルーウイング ストーンフライ
気持ちよくヒット!
STONEウイングの Sセット 6mmを使用してTP77 #22のフックにタイイング!
浮力抜群!視認性抜群! リアルさ抜群! ストーンフライには最強のパターンです。
その後、付近の魚たちがスレてきたために、水面のものをよく見るようになった!
ストマックの中身は、アダルトのユスリカが入っていて最高の状態
明るいカラーのCDCのパターンは警戒してくる。
そこで、使用したのが
スーパーフロートスプレー ブルーダン!
対岸の景色が暗く写る場合はそのままで問題はないが
少し暗っぽくなるフライが見えにくい場合は
スーパーフロートスプレー のホワイト(ノーマル)を
先にCDCへ塗り、その後ブルーダンを塗ると
少し明るくなり見やすくなる。
さらに、よく使う技がこれ
スーパーフロートスプレー のホワイト(ノーマル)を
先にCDCへ塗り、その後ブルーダンをCDCの付け根の部分のみ
スプレーのノズルに付着した部分を塗る
すると、水面近くはブルーダンになり、CDCの先端のみが白く見やすくなる!
これ抜群の効果!
是非試して見てください。
そして、さらに連発!!
次々と釣っていき、午後3時を過ぎた頃で、なんと19匹も釣ってしまった!
この日は、夕方に重要な打ち合わせがあったのでここで帰宅!
友大郎も私と変わらず釣っており、最後にもう1匹追加して
なんと20匹キャッチという凄いことを達成した!
シラメ釣りで、何人かで来ていて、1人で20匹キャッチできることはそう簡単ではない!
今回、友大郎も渓亮も私も、ロッドは K・Bullet LS#2を使用したが、合わせ切れは全くなし!
フライラインは、KenCube シューティングスペイラインS #2
私は、KenCube ステルスリーダー 7X 7.5ft ティペットは、GMの0.125号を使用したが、合わせ切れは全くなし!
バラシもあることはあったが、さほど多くなく次々とフッキングできたことが、今回19匹も釣ってしまった結果となった!
シラメ釣りは、数釣りです。
いかに難しいライズを次々と決めていくか?そこが勝負です。
日中の良い時間は魚がうわずり誰でも釣れます! 多少のミスも、タイミングでフライに出てしまう事があるのです。
しかし、流下の少ない時間帯で、鏡のような水面でのライズはとても難しくミスは許されない、そして、1日の中で、その時間帯が長いのです。
その時間帯でいくつ釣ることができるかが重要で、その日の釣果を大きく変えます。
#4ラインや#5ラインでは、ゆっくり流れるフラットな水面に着水した時のラインの着水音、波紋が大きく、何度もキャストするだけで魚が警戒し、水面から沈んで行ってしまうことは多いのです。ですので、ラインは極力プレゼンテーションの静からラインがよいのです!
1〜2匹釣るだけならば何でも良いでしょうが、数を釣ろうと思ったら、いかに警戒させずに次々と抜いていくか?なのです。
ベストなロッド、ベストなライン、ベストなティペット、ベストなフライ! 全てがマッチングしていれば、最高に面白い釣りが長時間楽しめるようになります!
朝9時から夕方3時過ぎまで、とても楽しい時間が過ごせました!