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 フロータントシステム&タックル 2018解禁に向けて

 

最も難しいと言われるフラットな水面でのミッジングの釣り

そんな中でも爆釣出来るための秘訣!

2月から始まるミッジングの釣り

フラットな水面の中で、ライズを繰り返して泳ぐシラメ/アマゴ

それを狙って釣っていくのですが、

水面がフラットになればなるほど、誤魔化しが利かなくなり、難しくなる。

フライの形状、サイズ、カラー、ティペットのサイズ

リーダーの質、フライラインの先端の状態。

そして、特に重要視されるのが、フライの浮力である!

これらが全て揃うことにより、ドライフライの釣りで最も難しいと言われるフラットな水面での釣りを制服できるようになるから注意したい。

今回使用したタックルは

ロッド

K・Bullet SNIPER #2  狙ったピンスポットへフライを確実に狙い撃ちできる高性能なキャスティング能力と

繊細なティペットを使用してもアワセ切れを起こさなく、シャープに素早くフッキング出来る性能は、天下一品!

ミッジングやマッチング・ザ・ハッチの釣り渓流の釣りには必須のロッドです。

 

ライン

シューティングスペイラインS #2

このラインは、オーバーヘッドはもちろん、バックスペースの無い場所ではシューティングスペイが行え、頻繁に行うロールキャストもとても楽にスムーズ。

そして、ラインの先端は#1ラインの細さと軽さを持ち合わせて、とても静かなプレゼンテーションが行え、フライのターンも抜群のラインです。

 

 

リーダー

KenCube Hollow Leader
中空フローティングリーダー

ミッジングやマッチング・ザ・ハッチの釣りでは、リーダーはとても重要なのです。

特に、フラットな水面での釣りは、リーダーのあり方が特に重視されます。

渓流など流れがある場所では、水面が波立っているためにリーダーは水面上にあっても全く問題なく釣りが成立しますが、フラットな水面においては、ティペットのライトパターン(水面に浮いているときに起きる表面張力の光の屈折)が、ハッキリと魚に見えるため、フライをキッチンで使用するお玉のような、ティペットとフライが一体の物体に見えてしまうのです。

そこで、フライのみのライトパターンを作るために、ティペットを水中に入れて、ティペットのライトパターンを消していき、フライのみ浮かせて行く事が必要になります。

そこで、ティペットのみを沈めることがベストなのですが、これはそう簡単なことではないので、通常は、沈みやすいリーダーを沈めティペットまで沈めるのです。

すると、リーダーのバット部分は、ナイロンが太いために、それはかなり重く、時間とともに深く沈んで行ってしまうのです。

バット部分から沈みだしたリーダーは、どんどん沈み、この図の状態の時に、魚がフライに出ると、フライは下方向に引かれ、フッキングが悪くなるのです!

それを防ぐために考案されたのが、

KenCube Hollow Leader
中空フローティングリーダー

このリーダーを使用すると沈下が遅れ、水面下にリーダーがとどまりやすく、フッキングも抜群です。

さらには、このリーダーは、ターン性能が高く、フライをスムーズにターンさせてくれて、軽いのでプレゼンテーションが静かなのです。

 

ティペット

ティペットは、最強のティペット グランドマックスGM鮎を使用

冬の管理釣り場では、このラインの強度を知るためにも、0.1号から使用する

0.1号はどれくらいで切れてしまうのか?それを体で覚えるのです。

0.15号は頻繁に使用して、このラインになれるようにします。

通常0.15号の太さがあれば、30cm台の鱒は、キャッチできる事が多くなり、アマゴやヤマメならば、間違いなく30cmはキャッチ出来ます。

その太さになれておいて、渓流が解禁してからは、基本が0.2号 細いときは0.175号を使用して、さらに難しいところでは、0.15号 0.125号0.1号と下げていきます。

よって、この冬場の管理釣り場は修行の場として、できる限り細いティペットを使用して、何度も切られて、そこまでで切れるかを体感しておくことがベストなのです。

練習ですので、切られない釣りをしていてはダメです。

 

 

ライズを繰り返し回遊していくシラメを発見して

その回遊先にフライをキャストして、ティペットを沈め

フライだけ浮かせて待つと、

「パクッ!」簡単にヒット!

このフライは、私たちが言う「スタンダード・ミッジ」

アダルトのユスリカパターンですが

ハックルフライにCDCのウイングを付けたもの

CDCが多いと、魚は見切ることが多くなり

ハックルがメインだと、一度沈めたフライは浮き上がらない

ここが重要で、リーダーとティペットフライ全て沈めて

フライのみ強い浮力を与えて、浮き上がらせるのです。

キャッチしたフライは、びしょ濡れ!

そこで、ミッジは 浮力が復活しにくいから、フライを交換するという方が多いようですが、そんな必要はありません。

ドライフロートの凄さ!

KenCube 開発の ドライフロートこれで一瞬にして

フライは、CDCの芯まで乾きます!

このまま使用しても少しは浮くが

このうっすらと白いパウダーには、水分吸着剤が混ざっています。

フォルスキャストで飛ばせば問題ないですが、

それより、この上からさらに浮くように

スーパーフロートスプレーをほんの少しプッシュして

ノズルに貯まったスプレー液を、CDCのみに付着させます。

さらに、

これはただ今 改良中の

スーパーフロート リキッド ブラシ

今までのものは最高に良かったのですが、揮発材が強すぎて、成分が早く揮発しすぎてボトルの消耗が激しいので、揮発剤を少し遅いものに変更中です。

このリキッドを塗ります。

無ければ、スーパーフロートスプレー を少し多めに付けてください。

このように白く固まります

その上から

New クイックドライブラシ を塗り

固まったCDCをほぐしてください。

 

そしてフックとBodyの下側に、唾液を指に付けて塗り

浮力を落として、完了

ここで説明しますと長いのですが

釣り場では、一瞬のこと。

この作業を行うと 行わないのでは、雲泥の差

1時間も2時間も釣れないのなら、この作業を行い、フライが沈まない状態を作って、リーダーごとしっかりとフライを沈めて、フライのみは浮き上がってくるので、そこで待てば、面白いようにヒットしてきます!

 

これは、たった2時間の釣りでしたが

面白いようにヒットして、楽しく釣りができました!

 

是非試してみてください。

 

KenCube Hollow Leader
中空フローティングリーダー

 

New クイックドライブラシ 

 

中空 ホローリーダーの説明