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2017年寒狭川 2月 ストーンフライ

2017年2月6日寒狭川が一般解禁となった!

特別解禁の2月5日は、至る所にシラメやアマゴが泳ぎ、好調のスタートでしたが

天気はあいにくの雨!

そして夜中も降り続き、渇水の寒狭川から増水の寒狭川へと変わってしまったようなのです。

当日早朝に、メインポイントの広見ヤナへ行ってみると、泳いでいるシラメは少量。

いくつかの魚の姿は見えたが、ライズを全くしておらず、入漁証を購入してから下流のポイントを見て回っていた。

すると、友人を発見! 早速に声を掛けると、魚は少し居て、時々ライズがあるとのことで、一緒に釣りをさせてもらいました。

水面には時々であるが小さなライズリングが広がっていた。

何を食べているのか?

水面上に何も見えないので

まずは、TP88 #30 クリスタルピューパを結んで

流していくと、すかさずヒット! 

タックルは

ロッド SNIPER#2

ライン シューティングスペイラインS #2

シューティングライン EXシューティング フローティング

リーダーは KenCube ホローリーダー

ティペットは、0.15号

このホローリーダーですが、軽くてドラグが掛かりにくく 真っ直ぐに伸びて

ターン性能は抜群!

生産は難しいリーダーですが何度も試作してようやく完成

1本千円以上する商品でしたが、何とかディスカウントに成功!

中空リーダーは、空気が入って魚が逃げるが、このリーダーは魚の一番逃げない警戒しないカラーのブラウンですので完璧です! 

9ft5x ですが、太さは5Xでも、中心は空ですので、7xのリーダーに空気を入れ5xの太さにしてあると考えて頂きたく、強度やターンのパワーも7Xで、0.1号のティペットまで直接結んでもオーバーターンなど トラブルは一切無し!

一度使用してみてください。この性能に驚きますよ!!

最高の位置にフッキング

TP88はワイドゲープでフッキングが良く

世界一軽いフックなので、マテリアルが少なく

より本物に近いシルエットを作り出せます。

ファイト中に吐き出してしまったのか

ストマックからはニンフ以外は何も出てきませんでした。

釣り場を交代して、渓亮がヒット!

友人 M 氏もヒット

 

ポイントを交代しならが釣った!

どんなフライを使用したか聞いてみると

時々大型の虫が飛んでいるので

ストーンフライのフローティングニンフを使用したというので

私もフライを交換しキャストしてみると

とても反応がよいのです!

RSFフライ

RSF(アールエスエフ)

リアル・ストーンフライ・フローティングニンフ

杉坂研治のオリジナルフライ

このフライの特徴は、リアルなレッグが付いていて

魚にアピールする。

フックは TP88 #18

 

魚を釣ったFLY 特に CDCを使用したフライは

CDCが濡れて、なかなか復活しない

今回のように雨模様ですと、芯までが乾きにくく

ある程度乾いたところでフロータントを塗ると

芯に染みこんでいた水分が水を呼び

直ぐに沈むフライになってしまうのです。

そこで、優れものがこれ!

 

フライを中に入れて 振れば

一瞬で、この通り!!

CDCの芯までが乾燥してしまう優れもの!

フロータントが入っていないので、水分を取る専用のパウダーが入っており

大粒のシリカゲルがフライを叩いて微粒子パウダーとシリカゲルで

水分を取り去ってしまうのです。

 

ドライアップ DRY UP

CDCが乾いて、そのまま使用しますと直ぐに沈んでしまうので

CDCの部分のみに、

スーパーフロートリキッド・ブラシ  を塗ります。

このリキッドは、パウダー系のフロータントなのですが、白くなりにくく

浮力が持続する超優れもの!!

CDCが、固まっていたりしたら

クイックドライブラシ

フライのボディー部分を指で隠すようにして

ブラシでこすってCDCにフロータントを塗ってください。

これで完璧です!

またまたヒット!

RSF(アールエスエフ)フライは最強です!

次々にヒットさせていくと

少しずつ反応が悪くなり

しばらく釣れない時間が出来てしまいました。

アダルト系のイフライを試したがそれもダメ

そして、#22のスパークリングピューパをキャストすると

反応する魚がいくつもあり

その中の1匹がヒット!

最高の位置にフッキング

フックは TP88 #22

ストマックを調べたら、

ジャストサイズ

ジャストカラー 

その後も連発!

次々とヒット!

正午くらいで反応が悪くなり

風が吹いて水面が荒れたり、太陽が出たと思えば雨が降ってきたりと

冬型の天候で、もう少し冷えたら雪になる天気で

水生昆虫のハッチは少ないままに正午を迎えた。

午後からは、仕事があるので、この日の釣りは半日で終了!

早速に帰宅してから

次回のために、数が少なくなってきた

スパークリングピューパをタイイング

 

そして、今回感じたのは

クロカワゲラの#22サイズ

ダークグレーが捕食されていたので

追加のタイイングを行った!

 

ボディーは、ストリップドピーコックナチュラル

スレッドはベネッキ・スレッド オリーブグレー

所々マーカーでダークグレーを着色

レッグは、スレッドを上からかけて、

瞬間ヘッドセメントで固める

 

瞬間接着剤は、白くなりせっかく作ったフライが台無しになることが多いので注意してください。

 

瞬間ヘッドセメントは、ケミカルメーカーがフライタイイング用に白くなりにくいよう開発された商品ですので

お勧めです。