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2018年解禁の蒲田川

前日からの大雨で、蒲田川へ向かう途中の川

長良川の大増水を見て、次には高山の宮川を見た。

全ての川が、カフェオレ状態で、大増水。

奥飛騨の気温をネットで調べると、早朝から4度の表示

いつもならマイナス気温で大雪なのだが、今回のように4度ならば間違いなく雨で、増水して釣りにならない状態であろうと、諦めながらも、宿泊予約をしていたのでのんびりと向かった。

しかし、平湯トンネルを越えた瞬間 道路には雪!

蒲田川に到着して、魚券を買い監視員のおじさんに話を聞くと、人は少ないという。

蒲田は足洗川から濁りが入っていて、いつもより少し濁り気味なので、

槍見橋から上流へはいってみた。

皆さん同じ考えで、人人人!!!

先行者を4人見て、その人達が釣り上がるのを待ち、入川。

いつもならば、この区間は透明度が高く先行者がいればかなり厳しくなる。

たまたま、一緒になった方と並んで入ることになりまして、彼が先に釣り上がって行った後、釣り上がる事としたため

通常ならば、5人も歩いた後となれば、魚は人影を見て逃げて、出てこなくなってしまうのです。

しかし、私たちは期待をして待った。

この日は、大雨の影響で、川底が少しかすむ程度だが、濁りが入っていたからなのです。

ツイストウイングイマージャー

流石に20〜30m前を釣り人がいたら、魚は警戒するので、人影が見えなくなるくらいまで、待ち、それから釣り上がる事にした。

 

この読みは的中した!

昼前になり、増水で、水温が低下していたのか?

遅れていたハッチが始まり、ライズがちらほら見え始めた。

すると、プールの開きで、水面に浮いてゆっくりとライズしている大型のイワナを発見!

ツイストウイングイマージャー #16 をキャストすると

全く無警戒で、ゆっくりとフライに寄ってきて、「パクッ」とフライを吸い込んだ!

ロッドは、SNIPER#2 

ラインは シューティングスペイS #2

リーダーは、 軽量ホローリーダー7x9ft

ティペットは、GM 0.3号

ティップ・フロート

蒲田川の水は、珪藻類が多く、温泉水の影響もあるのか解らないが、表面張力が弱い。

ラインの先端や、リーダーのバット部分は、直ぐに沈みだして、ドラグが掛かりやすくなったり

フライに魚が出てきても、フッキングが悪くなってしまいやすいのです!!

そこで、必要なのが、これ!

ティップ・フロート これを塗れば、ラインの先端やリーダーが浮き浮き!

フッキングに失敗したら、即座に塗ってください! 凄い効果です!!

スーパーフロートスプレー

最強のフロートスプレー!

雪や雨の中でも、問題なく浮力抜群のフライになる、スペシャルフロータント!!

 ツイストウイングイマージャーのウイングのみに塗る。

 

 

スプレーのノズルを改良して、フロータントを塗りたい部分のみに付着させる。

Bodyにはフロータントを塗らずに、ウイングのみに塗ります!

 

スーパーフロートスプレーの噴射ノズルの改良方法

 

 

蒲田では、必須のアイテムがこれ!!

一度濡れてしまったフライは、蒲田の気温がマイナスが多いので、フォルスキャストをすると、水分が凍り

フライは乾かなくなります。

そこで、カチーフなどで水分を吸い取って直ぐに、ドライフロートへフライを入れてシェイク!

水分吸着をメインに製作されたこのアイテムは、どんなに濡れていたCDCでも、一瞬に完全乾燥!

すぐさま、スーパーフロートスプレーを塗り 超撥水にしますと、1本のフライで、大雪や雨の中でも問題なく

浮力抜群のフライが使用できるようになります!

さらに、蒲田で必要なのがこれ!

蒲田の川は、アオミドロなどの、珪藻類が多く、岩の表面に多く付着しております。

フライを流していき、リーダーやティペットが、その岩に付着している珪藻類に触れると、直ぐに絡んできて

フォルスキャストをしたときなどにズレてフライに付着するのです。

これがなかなかやっかいで、フロータントを塗り浮力が復活したフライであっても、この珪藻類が少しでも付着していると

あっという間にフライが沈み始めてしまうのです。

そこで、濡れたフライをドライフロートで乾かして、その後、フライをこの Newクイックドライブラシでブラッシングしてください!

邪魔な珪藻類が取れて、さらに、クイックドライブラシで乾燥&浮力アップ

その上から、仕上げのスーパーフロートスプレーを塗り完了!

CDCのフライでも、ダブのフライでも完全復活で浮力抜群!

少しでも良い釣りをしようと思うならば、

ドライフライは必ず浮いていて、視認性が高くなっている事がとても重要です!

口の中のフライは、びしょ濡れ!

上記の方法で、完全復活!

しかも、この時は、かなり強い雨の中でした。

今年のヤマメは、小降りが多い

なかなか速きスピードでフライに出るので、

フッキングが難しく、2度ほど掛からない魚がいたが

ティップ・フロート を塗り、ヒット!

 

 

 

ユスリカのハッチで

ライズが多くなり、次々にヒットさせていった!

このイワナが唯一小ぶりだった。

イワナは尺を越えるものはいなかったが、ほとんどが25cm以上

ヤマメは、18cm前後から20cmに満たない物が多く

渓亮がヒットさせていた22.5cmがこの日の一番大きなヤマメでした。

 

イワナは、大型のものほど少しやせ気味。

この冬は、川に冷たい水が出ていたこともあり、エサが少なかった事を伺わせた。

解禁2日目

渓亮の大金星

 

3月2日は 晴れた!

朝一は、雪が降っていて、ライズの期待が寄せられたが

ベストタイムが近づく頃から、空が急に明るくなった!

 

私は、ライズを発見し、それを狙っていたのですが、

時間が立つごとに、ライズは起こらない!

しばらく待って、諦めようとすると、ライズリングが広がる。

そこへ、渓亮が遅れてきて、私の下流でライズを発見!

「バシャバシャ!」と大きな音で私が振り返ると、渓亮のロッドが曲がっていた!

しかも、かなり強烈に走られていて、かなりの大物がヒットしていたことが解った!

キャッチしていたのを見て、イワナか?と訪ねると

「大きなヤマメが釣れた!!」

私のライズは、空が晴れて全くしなくなっていたので、渓亮の魚を見に行ってきました!

その後、全くライズはなくなってしまったので、ポイントを移動

次の場所で、僅かなライズを発見

小ぶりなイワナ

その直後から、青空となり、全くライズはなくなってしまった!

しかし、魚は、流下するピューパやイマージャーそしてニンフを水面直下で捕食しだして、水面に虫が浮いていても全く無反応で水中で食べまくり出した!!

そこで、ドライフライでは全く相手にされないので

サイトフィッシングで、水面直下にピューパを流してヒット!

渓亮は、何かコツをつかんだようで、次々とヒット!

釣り負けしてしまうほど釣りまくり!!

 

その後、これではライズが見込めないと思い移動

時間的にライズを期待できるキャッチ&リリース区間へ行くと

ここも人だらけ!!

しかし、渓亮はここでもヒット!!

この日は

7〜8匹は釣っていたのでは?

 

私も点の薄いヤマメをヒットさせ、

この後も期待が持てないと思い、昼過ぎに、奥飛騨ハム工房の

ベーコンとテールシチューを購入し、

夕方には家に付けるよう帰って来ました!

スーパーフロートスプレー

ドライフロート

ティップ・フロート

Newクイックドライブラシ

このアイテムは、必須ですね!!