2019-解禁の五ヶ瀬川
2019年 2月28日 3月1日の渓流解禁を、九州宮崎の五ヶ瀬川へ
ハイパーエキスパートのロケ行くことになりました。
名古屋を出発する時は雨、かなり降っていたので、今回も解禁前日の雨で、魚がいなくなってしまうのではないか少し心配でした。
2月の寒狭川の解禁は、前日の雨でほとんどの魚がいなくなり釣りにならなかった!
今回も同様にならないか? 今回はTV撮影なので特に気になっていました。
熊本空港に到着して、熊本から走って行く途中の川はかなり濁っており
どうなるか心配でした。
しかし、車で2〜3時間走って、五ヶ瀬川にきたときは、本流、支流ともに美しい水、かなり渇水していた状態でした。
写真なし(釣り人が写っている) ロケ日 初日、
4時前にホテルを出て真っ暗の内に現地に到着
すると、近くに置いてあった車にはエンジンが掛かっており
早くも釣り人が待機していた!
さすが渓流解禁日!!
その方はルアーの方で、私たちより先に来ていたので、先にポイントへ入っていただき、私たちはその人が満足するまで待とうと決め1時間以上様子を見ていた。
次々に魚はルアーに反応して、10匹以上のヤマメをキャッチしていた。
でも、その方がキャストして「ポチャン」と着水したルアーの横で「ピシャリ」とライズするのを確認。
その後も、ルアーを無視するかのように、いくつものライズを見た。
ルアーで反応する魚もいるが、全く無反応で水生昆虫を探している魚がいくつもいるので、ルアーの方が入ったあとでも魚は釣れると確信していたので、余裕を持って先に釣っていただいたのです。
ルアーの方が散々釣られて、「どうぞ!」と場所を譲ってくださったので
早速に入川。
ロッドは、SNIPER#2 ラインはシューティングスペイラインS#2
リールは TLX 2-4
ティペット GM 0.25号
フライは、スタンダード 後日 タイイングを紹介します。
流れ込みでライズを発見!
キャストしたら1発でヒット!!
ストマックポンプで胃の内容物を取って調べたら
ちらほらと飛んでいたストーンフライが入っており
その他はシャック。
フライパターンは、ピッタリ合っておりました!!
何度もヒットさせたフライは、芯までびしょ濡れ!
CDCを使用したフライが濡れると、フロータントで乾かしたつもりでも
心が濡れているために、直ぐに沈むようになってしまいます。
そこで、必須のドライヤーがこれ
ドライフロートに入れて、振り シェイク!!
このパウダーは、フロータント成分よりも、水分吸着剤がメインで
シェイクすると、大粒のシリカゲルがフライにぶつかり、水分を飛ばして、
水分吸着剤のパウダーをフライの芯まで届かせる為に、芯の部分から乾きます。
しかも、即座に芯まで乾燥してしまう!のが凄い所!
雨の日でも効果は抜群
ハックルはもちろん、乾きにくいCDCでも、一瞬にして復活してしまう
ドライフロートは、必須のアイテムです。この乾き方は、驚くほど凄いです!!
その上に 強烈な浮力が持続する
スーパーフロートスプレーを塗る!
特に小さなフライのミッジングですから、浮力は一番重要で
少し白くなってよく見えるようになり最高!
この威力!浮力と持続力は最高です!
魚がフライに出て、フッキングしなかった時は、即座に塗ってください!
フライラインの先端から、リーダーのバット部分に塗り、水の抵抗を減らしますと、素早くフライに力が伝わり、フッキングが良くなります。
しかもこれは長持ち!
固形で、水に溶け出しにくくなっている、ラインフロータントです!
しっかりとこすりつけて、ラインをコーティングすれば、ラインは驚くほど浮き浮き!!
フッキングの合わせも小さく軽く素早くできて
アワセ切れも起こらず、次々にフッキング!!
撮影しながら、このパターンでフライを乾かして次々とヒット
20匹以上連続でヒットさせてしまいました。
少しすると太陽が上がってきて、気温も上がり
ハッチ状況が変わったのか、反応が悪くなりフライを交換
コカゲロウのハッチが見えたので
フック TP88World#14
激シブになったライズに向かってキャスト
気持ちよくヒットしてきた!
ここでも連続でヒット!
しばらくして、またまた反応が悪くなり
ライズフォームが変わってきたので、
フライを、ストーンフライのフローティングニンフに交換!
またまた連続ヒット!
フライに飽きたのか、反応が悪くなり、最初のスタンダードにフライを変更
ロッドは、SNIPER#2 このロッド、バット部分がしっかりと固めにできているので、この長さがあってもロッドの反動が小さく、フッキングは素早くなり
フッキング率は抜群!
しかも、反動が小さいので アワセ切れがほとんど無い。
今回も、50匹近く釣り、アワセ切れはゼロ!
ストマックを調べたら、フローティングニンフ
コカゲロウの姿もありました。
ハッチ時間が終わったようで、この魚をヒットさせたあとは、ライズがほとんど無くなってしましました。
朝から30匹以上キャッチしてしまい。驚くほど釣れました!!
そこで、使用したのがこれ!!
Newロッド SONAR です。
このロッドは、 #1 10ft 6in と驚くほど長いシングルハンドで、
バットがしっかりした#5ロッドに、超繊細なティップセクションを乗せた
超高感度ロッドなのです。
ティップ部分は、Solidを採用して、特別に細くさせ、強度を持たせました。
ソフトにする事により、ウエットフライやニンフを極細ティペットで使用できて、なおかつ、魚がフライを咥えてから違和感を感じるまでの時間が長く、微妙に小さなアタリでも、ソフトで繊細なティップで、明確にわかりやすく当たりが出るロッドなのです。
#1ラインを気持ちよくキャストでき、ラインのみならずリーダーやティペットだけでもキャストが出来てしまうほど繊細でしなやか。
今回も、3mのティペットを使用して、キャストしてみると
流れていくティペットがかすかに不自然な動きをしたのでアワセを入れると
ヒット!
撮影中、1キャスト1フィッシュでヒット!
リードフライにビーズヘッドニンフ#16 TPーS55フックを採用
ドロッパーに、TP-S601 #14にタイイングしたマーチブラウン
浮いている魚はマーチブラウンでヒットして
底近くにいる魚はビーズヘッドニンフでヒット
次々にヒットしてきます!
SONARの感度は抜群で、その威力は釣果でハッキリと現れます!
爆釣!
連発です。
10匹以上ヒットを繰り返し、まだまだ釣れそうでしたが
これ以上粘っていても釣れ続いて、同じ事の繰り返しになるので
ロケ場所を変えて、違う支流へ移動しました。
支流のポイントは人だらけ!
どこのポイントも釣り人が入っており、さすが解禁日
いくつかのポイントを回って行くと、ちょうど空いた場所が合った!
時々ライズもあったので、早速にドライフライをキャスト
フライは、ライズが水面直下の何かを食べているようなライズフォームでしたので、CDCのフローティングニンフをキャストした。
ストマックを調べたらシャックと コカゲロウ
水面直下に流れ込みでハッチし損ねたコカゲロウが漂っていたようです。
次々にヒット!
シャックがメインで、ハッチしている虫はめなかったのですが
コカゲロウが少し流下している様子
その後、ライズが無くなり、しばらくするとスプラッシュライズが始まった!
しかし散発で、同じ所では起きなく、モグラたたきのような状態になった。
先ほどまでヒットしていたフライをキャストするが、全くフッキングできなくなった!
連続フッキングミス
ティップフロートを塗り準備万端にして挑んだが、メチャクチャライズが早く、フッキングできない。フライを口に入れていないくらいな感じがした。
なぜフッキングしないのか? かなり悩まされた。
フライを次々に交換していき、
川の上にスピナーホールができて、風でそれが通り過ぎるときにライズをするために、スピナーを食べていることを予測。
いろいろなスピナーパターンを使用したが、フライに出て来てもフッキングができない!
メッチャ早いのです。
そして、ヒット!
CDCのパターンで、ボディをしっかり水に入れて、ウイングのみかろうじて浮くパターンでヒット!
フックは、TP88World#14 を使用して、針先を水中深くして
フッキングを上げる考えでこのパターンを使用!
ストマックの中は、予想通り スピナー
連続でヒットさせた所で撮影終了
40匹以上のヤマメをヒットしてロケ終了!
景色を撮影している間、プライベートで釣りをして、フッキングを上げるために調査した。
7〜8匹のヤマメを連続でヒット!
九州 宮崎 五ヶ瀬川の解禁は、中火地方でいえば4月から5月の気候で
コカゲロウなどがハッチして、渓流の流れの中でのライズがあるので、とても釣りやすく気持ちよく楽しい釣りができた。
SNIPER#2でドライフライ
ライズが無くなったら、SONARで水中を探れば、爆釣!!
1日で50匹近くのヤマメをキャッチして、解禁日の釣りを終了。
SONARは恐ろしく釣れます!
SONAR #1 10ft 6in 驚くほど長いが、その長さを感じさせない軽さを実現!
こだわったのは、大物とも対戦出来るパワーと軽さ、そして超高感度。
このロッド、爆釣したい方は是非使用してみてください!
2019年 4月 発売予定です。
SONAR #1 10ft 6in
2019年 4月 発売予定