2021年 5月 20日
愛知県 緊急事態宣言がでているので、
人に会うことが少ない、寒狭川のキャッチ&リリース区間へ行ってきました。
僕が育てたアマゴ約850匹を寄付してあり
ヒレの綺麗なアマゴが釣れるという話は聞いていたが、
スクール以外で、釣りに行くのは初めてでした。
ライズはなく 静まりかえっていた流れに
#18 フタバコカゲロウ ツイストウイングイマージャーをキャストしたら、気持ちよく出てきた!!
あれ! 簡単に釣れるじゃん!って思いました。
その後、いくつもある流れの筋にフライをキャストするが全く気配なし。
しばらくすると、ライズがあり、そのライズに向かってフライをキャスしたが、全く無視!!
あれれ?
渓流のプールでライズがあればどんなフライでも出るのでは?と思っていたが、全く無視されてしまった。
ストマックの中身を調べたが、たいしたものは入っていなかった。
すると、プールの開きで、ジャンプのライズがあり、
次は目の前でライズ!
所々でライズが始まったのです。
直ぐにフライを、#22のユスリカピューパに変えてキャスト!
魚の姿も見えていて、反応を見ると、またまた全く無視!!されてしまった。
そこで、#26のブユフライをキャストすると、「パシャ!」フライに反応したのですが、このフライ小さすぎてどこに飛んでいったのか見失ってしまい、水しぶきが上がってから大急ぎでフッキングしたが間に合わなかった。
その後、視認性の良いCDCが少し少なく長い#26のブユフライがBOXにあった!
直ぐにフライを交換!
白泡の流れる筋に、かろうじて確認できるフライ。
複雑な流れの中をドラグフリーで流れた瞬間
「パシャ!」フライに出てすぐさまヒット!
貴重なフライでヒットした後は、ドライフロートでCDCの奥まで乾燥させる!
ドライフロート
その後、スーパーフロートスプレーで、超撥水にする!
スーパーフロートスプレー
このコンビで、濡れたCDCも直ぐさま復活!!
次のライズにフライをキャストすると!
またまたヒット!!
使用したタックルは、
ロッド
リーダー
KENCUBE 中空フローティング・リーダー
6X9ft
史上最強!!ウルトラストロングティペット
10X(0.2号)サスペンド
その後も、次々とヒットした!
魚のコンディションは良く、丸々太っていた!!
使用していたフライがこれ!
TP77の#26Hookに CDCを多めに付けたフライ。
途中でフライを何度も交換したが、大きくてもダメ
小さくしてもダメ。
このサイズでないと反応が悪いのです。
結局、1本のフライでいくつもヒットさせました。
12時近くになり渓亮が下流から釣り上がって来たので
場所を譲った!
このころからライズは少なくなり厳しい状態になっていたが
直ぐにヒット!
渓亮も、小型のフライを使用していたようです。
寒狭川といえば、フラットな水面でライズを狙うシラメ釣りが有名ですが、今回の支流でのキャッチ&リリース区間は、
蒲田川のように、渓流でボコボコにライズするのでかなり面白いのです!
しかし、キャッチ&リリース区間だけあり、
フライとハッチがマッチしていないとなかなかフライに出てこない!
簡単ではない部分が最高ですね!!
そして驚いたのは、 通常、渓流と言えば、人が入ったら魚が出てこないというのが常識ですが、寒狭川は違うのです!!
魚の数が多いので、人が入った後でも、直ぐにライズが始まるのは凄いです。
虫さえ出れば常に、至る所でライズしているので、マッチングザハッチの釣りが好きな方は最高の川でしょう!!
少し残念なのは、今年は試験的にキャッチ&リリース区間の設定を行ったために
通年ではなく、2021年5月28日まで。
29日から餌釣りが入れるようになるので、魚はいなくなる可能性が高いです。
通年釣りが出来る川。いつ行っても川を泳ぐ魚が見られる川を作りたいですね!!
僕の養鱒場の横を流れる川にもアマゴはいますが、
禁漁時期に親魚を放流すると、「オイカワを釣っている」と言い、禁漁期でありながらアマゴを皆殺しにしていく奴らが来る。
昨年も釣りしていたので、「アマゴは禁漁ですよ!」と声をかけたら、「アブラハヤを釣っているから」と言い30cmを超える親のアマゴをキープして
木の枝に刺し持っていた。
頭にきた私は「あんたそれアマゴだろう!密漁じゃないか!!」と大声で言ってしまったのですが、
本人は。「これはアマゴかね。大きな口で顔が違うのでブラウンかニジマスなのか?と思った。」
「アマゴなら川に流そうか?」というのです。もう死んでいました。
「おたくもう密漁したんだから止めて帰った方が良いし、その魚捨てたら無駄死にになるから持って帰るしかないよ。
それに
おたくの車のナンバー雨後になるといつも見るし、名古屋からわざわざここに来ているんでしょ!
申し訳ないけど、もう二度と来て欲しくないです。それにおたくが車を止めているこの土地は私の土地だから
今後ここに立ち入らないで欲しいです!」
養鱒場の横の川は、こんな奴が多く、放流してもほとんど魚の姿を見ることが出来ない。
先日も、私のプライベートリバーから多くの鱒やアマゴが下って行ってしまい、
隣の川に入った事は間違いないが、直ぐに殺されていなくなってしまった。
忍野のように、いつも泳いでいる姿が見える川。
いつでも釣りが出来て遊べる川。
海外では当たり前のことなのですが
そんな川が欲しいですね。