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釣りのセンスを磨く

時間が出来たので、養鱒場の下流の川に泳ぐ魚の逮捕を行った。

透明度は高く、水深は浅いので魚の警戒心はかなり強い。

フォルスキャストをするだけでも、手前にいる小型のアマゴが走って逃げるので、その後は、全ての魚がさらに警戒してしまう。

その中でどう釣っていくか?これが重要なのです。

なるべく距離を取り、正確なキャスティングが要求される。

ティペットは、0.25号以下が好ましい。

今回は,  ウルトラストロングティペット     サスペンド   10X 0.2号

ロッドは PERFECTION #3 9ft    ラインはシューティングスペイラインS#3

リールは、VOLT #2-4 ここでは 大型魚もいるからリールの性能は重要。

水温は4度、水面に虫は全くいないので、ドライフライやウエットフライの反応が悪いので#18のニンフを使用した。

15m近い距離、#18のニンフを沈下させ、鱒がフライを口に入れた瞬間にフッキングさせる事が必要。フライは魚に口に一瞬入るが直ぐに吐き出されてしまう。

フライを口に入れた一瞬を見る事が必要になる。

しかし、この距離があり、小さな#18のフライが水中に沈んでいくのが見えるかどうかがこの釣りの鍵なのです。

私には見えます。

実際にフライの形などは見えていませんが、フライの位置と鱒の口の中にハイ打った瞬間が見えるのです。

 

 

立て続けにアマゴをヒット!

幼魚の時に、生け簀から逃げ出して、自然の餌を食べて育ったアマゴ。

天然と変わらないくらい美しい。

ウエットフライを引っ張り誘ってみたが、全く無視。横の動きには反応しない。

その後、ブラウンを1本キャッチして、次にヒットさせたのは、レインボー。

フライは肉眼では見えていないが、周りの動きでフライの位置が解り

鱒の動きでフライが口に入ったかどうかが解る。

この様な見えないフライを見ていく釣りを頻繁に行っていると、釣りのセンスが上がる!

キャスティングはめっちゃ上手いんだけど、あの人はいつもなぜ釣れない?

そんな人がいますよね。釣りはセンスが重要。

50cmを超えるこの鱒。ティペットは0.2号。何度も岩の中に潜られ、上に下にとメチャクチャに走られましたが、切られること無く、ランディングに成功!

細いティペットを使用してのファイトの仕方。これも練習ですね。

このリールの性能、今回はフルに発揮しました。

この鱒、稚魚の時に水槽から逃げ出し、何年もこの川で育ってきていた強者。

逮捕して、素掘りの大きな池に放流しました。

この様なスタイルの釣りは、管理釣り場や魚の姿が見える忍野などでも行うことが出来ます。

何度も何度も挑戦していると、レベルが上がって水中のフライが見えてきます。

 

この動画をご覧ください。

フライを交換して1キャスト目、白泡の中に沈んでいったフライが、魚に吸い込まれる瞬間が見え(解り)ました。