爆釣フライ K-Shrimp
このフライは、杉坂渓亮 考案のフライで、それを少しアレンジしたパターンです。
UV-紫外線を反射する素材は、マスに何らかの効果があることが近年注目されており
紫外線を反射するマテリアルの登場が多くなってきております。
世界各地で釣りをしているとその効果が発揮された事実を多くの釣り人や素材メーカーから耳にしたりして
ここ近年、少し興味を持って使用しているのが現状です。
そこで、今回注目したのが、UVポーラーシェニールです。
今回この素材を使用して、渓亮がオールラウンドで使用できるパターンを開発
ロングキャストして、リトリーブを行う釣りから
マーカーを使用して一定の水深を定位させたり
サイトフィッシングで、浅瀬を回遊する魚を狙って食わせたりなど
いろいろな釣りができるパターンです。
ストリーマのようでもあり 半透明のエビのようでもあるこのフライ
なぜか良く釣れるのです。
2016年 6月 釣りビジョン ハイパーエキスパートの撮影で阿寒へ行ってきたのですが
撮影中このフライを使用したら、十匹以上連続で1キャスト1フィッシュで釣れ続いた。
あまりにも多く同じように次々と釣っていったので、放送では大半がカットされ、放映はされなかったが
このフライの威力は、Staff共々私も驚いた。
リトリーブの釣りでは、面白いように連続で釣れた!
ロッドは、K・Bullet Chrome #10 16ft ロングキャストかっ飛ばし!
このようにフライラインを使用してフックを外すと魚に優しく早い!
この大型のアメマスですが、阿寒湖の岸側をゆっくりと泳いで浅瀬を回遊している大型のアメマスですが
ワカサギを補食しているのが通常ですが、連日ワカサギフライで釣られて超スレスレ
本物のワカサギを食べなくなってしまったほどワカサギにスレスレなのですが
回遊してくるアメマスを観察していると、固定にいるモエビを捕食しており
この魚たちに、このフライをキャストしたら次々とヒット!
1日に50cmから60cm近くまで何匹もヒットさせることに成功!
サイトフィッシングでもこのフライは有効でした。
K-Shrimpのタイイング
TP-S55 #8〜#12
湖の水の色に合わせるのが基本です
青粉の多い湖ではグリーン系
透明度の高い湖ではスカルピンオリーブなどを使用
オリーブ または オリーブブラウン
マラブーも含めてブラウンに統一するのも良い
ファイバーを立たせるようにして巻きます
スレッドで止める
この時に ソフトボディーコートを使用しますと
マテリアルに接着剤が染みこまなく硬くならなくて便利
タイイング時の途中で使用するには最適の接着剤です。
ミディアムUVポーラーシェニールを指でもみ
団子状にします。
縮れたファイバーを少し伸ばして、余分なものをカット
大型で、白黒の模様がハッキリとしているものがよい!
マテリアルは、安価なものより質の良いものを選ぶと
フライは美しくなり、量も多いのでお買い得です。
HACKLEをダブリング
指でつまんで、後方へ片側を織り込んでください
HACKLEは2回転して終了
スレッドで止め
もしくは
瞬間ヘッドセメントでフィニッシュ
水で濡らすとこのようになります。