リアル・シャックフライ
水面に何も流れていないように見えるのですが、ライズは時々ある。
一生懸命水面を見つめ、何が流下しているのか探すのですが、何も見当たらないという事って時々ありますよね。
速い流れの中で見ることはないのですが、止水に近いような、フラットな水面でこのような事は起こることが多いのです。
2013年4月 忍野でもこの現象が起こりました。
小型のユスリカであろうと#28のフライをキャストし、苦労してヒットさせた魚のストマックを調べてみると、
食べられていたのは、小型のユスリカとシャックだったのです。
小型のユスリカがメインの時は、#28のCDC DUN5 フライをキャストすれば必ず反応してくるのですが
今回は、ライズタイミングがあった時のみの反応で、合わないとフライを無視する状態だったのです。
メインはシャックで、小型ユスリカはついで食いだったのでしょう。
そんなときに使用する効果絶大の リアル・シャックフライ のタイイングを紹介します。
本物そっくり 透明感 ソフトな感触
杉坂研治のオリジナル
リアル・シャックフライ
リアルシャックを制作します
油性マーカーを使用
今回のマーカーは、コーンボディーリキッドでサンドイッチをするので、マジックなどの普通の油性マーカーでOKです。
これのグレーをコーンボディーリキッドを塗った上に付けるのですが
上からたたくように塗ると、縞々になりリアルになる
クリアーグレー
ブラウンを薄く塗る
透明感がある
こんな感じです
その上から カラーが取れないように
コーンボディーリキッドでコーティング
即座に乾くので
針ではがします
こんなシャックらしいゴムが出来ます
グレーのみならず茶色を混ぜると面白い
2〜3度重ね塗りして
このようなカラーのラバーが出来ます
切れるハサミでカット
KenCubeの握りハサミは最高です!
使いやすいし、切れ味最高!
このようにカットします
フックは軽くなくてはなりません
#28でもフッキングは抜群!
スレッドは、シャックのカラーに合わせる
カラーは、ダークダン、ダンカラー、ライトダン
ホワイトは魚に見切られやすいので、使用しないでください。
ホワイトは、ほとんどのフライで使用しません
一番釣れないカラーです
ちなみに釣れるカラーは、ダークダンです。
ファイバーを数本二つ折りに付けます
根巻きを数回して ばらけないようにします
カットしたシャックを付けます
瞬間ヘッドセメントをつけ固定
CDCをカットして完成!
この透明感のある縞々のカラー
ソフトな感触は、本物そっくり!!
このフライ、爆釣しました!
TP88 #28のフックは軽く
フライが沈みにくいので、視認性も抜群!
フックも目立たなく爆釣です!
尺ヤマメの口にフッキングした
杉坂研治オリジナルのリアル・シャックフライ