kencube

KenCubeの徹底的な追求

 

Distanceロッドについて

多くの方から、Distanceロッドは、何時出来るのか?と質問が頻繁に入ってきますが、

実をいいますと、

昨年より、2ピースのディスタンスを4ピースにして欲しいという要望も多く、何度も試作を繰り返していました。

 

今まで発売していたディスタンスは、最高の素材を使用し、最新の技術で作り上げてきた究極のロッドで、使用カーボンも、46トンまで使用し、軽くシャープなロッドとして多くの方に愛されてきました。

しかし、年月は流れ、今では、46トンでは、最先端ではなくなってきているのです。(KenCubeにおいては)

今では50トンのカーボンが使用出来る最新の技術を持つ新工場へと変わり、そこで、最新のコンピューター分析を元に理論的に科学的に設計が出来るスタッフ達と新チームを組み、最新のNewSDシリーズ、NewLSシリーズの開発に成功しました。

(50カーボンは何処でも扱えますが、私が求める軽さとアクションに仕上げる事が難しいのです)

ディスタンスも、今が生まれ変わる時期。そう信じ、1年以上幾度と無く挑戦をしてきたのです。

2ピースの軽量ロッドを、4ピースに変更するのですが、フェルールは単純に3倍になります。

曲がりを追求し、重さを追求し、パワーを追求する。

簡単な事ではありませんでした。

これら写真のロッドは、今年に製造した物の一部で、この7本が少し良くなってきたロッドです。

全てテーパーが違い、芯金から製作し、4本製作したうちの1本は、垂直に負荷をかけ、何キログラムで折れるかを、折れるまでテストし、

もう1本は、真上より60度倒して、折れるまで負荷をかけ、破壊重量を計測してコンピューター分析しております。

テストに合格した物のみが、ここにあるのです。

 


KenCubeは開発には時間と労力を惜しみません!徹底的に作り上げます!

 

徹底的に妥協は許さない姿勢を取り続けてきた結果、多くのロッドを作ったNewディステンスですが、

コンピューターでは、表せない、“切れ”の感覚。がネックなのです。

ウエイトをかけ、カーブを調べ、重さを調べても、問題はないのですが、

振った感触が、私が求める物と ひと味違うのです。

ロッドのトップスピードが、今ひとつ上がらないような感触がして、もう少し先にスッキリする何かがあると思えてしまうのです。

 

次々と作っていくにつれ、確実に飛距離は伸び

この時点(2010年11月)で、#6で40mが安定していました。

しかし、40mではダメなのです。

そして、先日(2010年12月)

NewSD1704の試作が出来た時に、一緒にディスタンスも出来上がったので、振り試しにいってきました。

飛距離は42mでした。

#6でこの距離ならば、かなり良くなってきています。

しかし、シュート時のループを発生させる時に、ループ幅が少し大きくなる傾向があるのです。

一般的には解らないようで、他から見ていた様子では、かなり良いのでは?という意見も多かったのですが、

私の感覚としては、ループの大きさがもう少し小さく作ることも出来て、放出時のラインスピードがあと少し上げたいというのが希望です。

かなりシビアな事ですが、

ディスタンスは、多くの方が、シーバス、鮭、カラフト鱒、などを狙い、湖でのロングキャストをも求めています。

大型のフライを、気持ちよく飛ばす。しかも驚くほどの距離を、気持ちよく飛ばすロッドとしてふさわしくあって欲しいのです。

皆さんがお待ちの事は十分承知しております。

しかし、せっかく購入され、半年も経たないうちに新製品が出たら、購入してくださった方はどう思われるでしょうか?

「まあいいや!もう一本買おう!」そんな事は誰も思いません。

誰もがショックですし、もう少し待てば良かった。そう思われるでしょう。

 

申し訳ありませんが、私のわがままではありますが、あと少しのところへ来ております。

しばらくお待ちください。

次回の試作は、1月末には完成し、テストが行われると思います。

リールシートも、ソルトウォーター対応で、湖でも海でも漬けっぱなしでも全く問題のないものに替えます。

スクリューもロックがかかりにくいスムーズな物に変更します。

東レの50トンカーボンを採用し、最新の技術でフェルールというハンディを克服して 軽く振りやすいコンパクトな4ピースロッドとなります。

今しばらくお待ちください。

よろしくお願いいたします。

 

 

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2ウエイロッド(スイッチロッド)

シングルハンドとしてもダブルハンドとしても、ロングキャストが可能なロッド

K・Bullet XD #4-5も 新しいロッドとして生まれ変わります。

 

長時間水に浸すと問題が出るウッドのリールシートはやめ、ダブルスクリューの最先端を行くスタイリッシュなリールシートに変更させ

50トンカーボンを採用して、より軽量にさせ、振りやすく、扱いやすいロッドに生まれ変わります。

XD#4-5は、#4ラインを12m使用し(#5〜6のウエイト)#4でロングキャストを行えるロッドとして、このロッドのウエイトは決められました。しかし、今では#4の12mラインが無く、ダブルテーパーをカットするしか方法もなくなりましたので、大好評のシューティングスペイラインSを基準に#5-6と変更になりました。

よって、このロッドは#5ー6の指定になりますが、

0.1号のティペットで、シラメを狙っても、合わせ切れを起こしにくいアクションに仕上げます。

ドライフライでは、この細いラインが究極ですから、これが行えれば、繊細なミッジングは全て行え、シビアなマッチング・ザ・ハッチなら気軽に出来るようになります。

 

キャスティングでは、

シングルハンドでキャスティングが出来

深く立ち込んでホールがやりにくかったり、利き手が疲れた時、女性や子供さんで力が弱い方などダブルハンドでロングキャストが可能なロッドなのです。

 

オーバーヘッドキャストはもちろん、シューティングスペイ、クイックスピンキャスト、各種のスペイキャストも行いやすい最新のロッドとなります。

 

ロングキャストのマッチング・ザ・ハッチ、ウエット&ストリーマ

湖でのドライフライには欠かせないロッドとなります!

 

これも、只今最終調整中です。

しばらくお待ちください。

 

よろしくお願いいたします。