ロッドの選び方!
Chrome#10 16ftを購入しようか?それとも15ftにしようか?
#8にしようか? と迷う方。
ダブルハンドの選び方の基本をお伝えいたします。
ロッドのパワーと魚のサイズからすれば、
このサイズのイトウを釣るのにSwitchロッド#8 で余裕なのです。
このドラドも 巨大なキングサーモンも #8でキャッチした ベストサイズなのです!
#6 Chromeでこれらの魚や、スティールヘッドを釣るのも、ロッドの番手から考えると
ベストな魚の大きさなのです。
ロッドの番手は、基本的には 魚のサイズで選ぶ物ではありません!
何を求めてロッドの番手や長さを選ぶのかは、飛距離なのです。
キャストする距離があまり必要ないのであれば、シングルハンドでOKです。
少しでも遠くへ飛ばそうと思うと、少しでも長いロッド、高番手のロッドの方が飛ぶために必要になってくるのです。
そして
実践の釣りでは、べた凪の日は、あまり魚が釣れない日が多く、少し荒れた日の方がより多くヒットして
より大きな魚に出会えるチャンスが多いのです!
Lineの番手は、軽ければ風に弱く、重ければ風を切り裂く事が出来ます。
湖の釣りや海の釣りでも、風が無く、またいつも微風の追い風などキャスティングしやすい条件ばかりならば
#6のダブルハンドで大丈夫なのです。
しかし、実際は、そんな時もありますが大半はいつも風が吹き、#6のLineでは、風に戻されて釣りが成立しないのがいつもなのです。
ですから、荒れた日になればなるほど、番手の大きなロッドが必要になってくるのです。
人の多い釣り場も同じです。
他の方達が届かない先に、魚は非難しております!
誰よりも!少しでも遠くへキャスト出来ることにより、より釣りが有利になるのです!
こんな事も出来ました!
2016年 島牧のあめますダービーに参加した時の事です。
島牧では、一部の方達は#13はオーバータックルなのでは?と言う方もいると聞きますが、それは全くないことの証明をしました。
100日近くの期間を持って戦うこのダービーに、私たち親子は、毎年最終の2日のみ参加しております。
そして、釣り場へ行ったら、多くの方で全く入る場所が無く、釣れそうもない場所でキャストを繰り返し、場所が空くのを待っていました。
そして、早朝からキャストを繰り返していた方が、釣れずに諦めて場所を移動したので、すぐさまその場所に入りました。
周りの方達は #10のロッドを振っており、それを見ていた渓亮が「お父さん、飛距離が違うSD-X#13を使用した方が良いよ!」とアドバイスをくれ
私は、いつもならSD-X#12を使用しているのですが、この時は#13を使用したのです。
そのポイントに入って、手前からキャストしていき3投目! ヒット!
十人を越える多くの方達が見ている前で、僅か3投目でヒットさせたのです!
そしてその魚が、大会の準優勝です!
その前の年は、渓亮が入賞! その前はスプリングカップで友大郎が入賞! その前は渓亮が入賞!
この4年間、入賞を繰り返してきました。
これも、明らかに飛距離の差。
「Lineの番手が重いので、着水音が大きく、魚が逃げるから良くない」 そう言う方もいますが
これは本当でしょうか? 確かにそうかもしれません。
しかし、それが 本当に釣れないこと の理由になるのでしたら、
私たちは、たった数日しか参加していなくて 大会で4回も入賞出来る事はなくなる筈です。
釣り人は、自分の考えを押しつける方が多く、自分は正しいが人が行う方法はダメという事は珍しくはありません。
しかし、私たちは気にしません。 自分が思う方向に突き進んだ結果。
由緒ある釣りの大会 うみあめダービーで、準優勝出来ました。
2017年も SD-X#13とChrome#10 16ftを使用して、55本を越える大型のウミアメをキャッチしました。
何を求めたのかは、飛距離です。
阿寒湖でも同様、風があり、水面が波立っているときや微風 無風でもメインは、Chrome#10 16ftを使用します。
無風でしたら、15t もしくは Chrome#8をも使用します。
どこまでキャストしたいのか?
なのです。
Chromeの16ft と 15ftの違いは
16ftの方が断然飛びます!
しかし、バットパワーが高いので、15ftよりもキャスティングが少しですが難しくなります。
そして、長い分、15ftに比べて力が必要になります。
シューティングスペイキャストは、15ftの方が、キャストしやすいです。
しかし、 キャスティングテクニックがあれば 16ftの方が、シューティングスペイでも断然飛んでいきます!
オーバーヘッドキャストは、右手(上手)で押してバットを曲げてシュートを行い、
シューティングスペイやスペイ系のキャストでは、シュート時に左手(下手)を引いてバットを曲げてキャストしますと
驚くほど飛距離が伸びます!
15ftは、軽くてキャストがしやすいロッドです。
大きな力を加えなくとも、スムーズにロッドが曲がりやすく、キャストのしやすさを追求したロッドです。
湖、本流にはお勧めのロッドです。
#8は、本流や湖などがお勧めの、軽くとても扱いやすいロッドです。
天候が荒れていない日など、ロングキャストも可能なこのロッドは、ウエットフライ、ストリーマ
そして、 ロッドが軽いために ドライフライでの釣りも楽しめるロッドです。
#6は、本流や湖がお勧めの、軽くとても扱いやすいロッドです。
急深な湖など、カケアガリがさほど遠くないエリアには最適なロッドです。
ロッドが軽いために Switchロッドと同様、グリップの最上部を持てば
片手でシングルハンドとして、ホールを行い、さらに遠くへキャストする事も可能で、
湖や本流などでドライフライでの釣りも楽しめるロッドです。
ロッドの番手やロッドの長さは、魚のサイズで判断するものではなく、
求める飛距離なのです。