Pleasant Striker
プレザントストライカー

 

 

このマーカーは、管理釣り場を100倍楽しくするために作り出された
フライ用のマーカーです!

 


・kencube 発売!のプレザントストライカーについて!

その1

 

プレザントストライカーは、今までハエ浮きを利用して各パーツを釣り付け、フライで使用するために多くの改良を重ね制作してきました。

これらが、プレザントストライカーを制作するにあたり必要なパーツです。

・へら浮き用の中空極太トップ        購入価格¥130〜180
・グラスファイバー製 0.5mmのソリッド棒  購入価格¥150〜200

・0.5mmの浮きゴム             購入価格¥120
・極細 リリアン
・発泡ウレタン製 ハエ浮き         購入価格¥280〜400    プレザントストライカー制作方法

 

このようなパーツを購入し各自が自作をしていたプレザントストライカーですが、ここで使用しているハエ浮きの性能で、その耐久性が左右されてしまうのです。

すなわち、価格的に購入しやすいハエ浮き(¥300前後)は、発泡ウレタン製のものが多く、長期間使用していると亀裂が生じる事が多く、そこから浸水してしまい浮力値が不安定になることが多いのです。


発泡ウレタン製 量産型と手作り型

発泡ウレタン製は硬度が弱く襲撃に弱い。耐久性に欠け、表面に亀裂、欠損が起こる可能性がある。


長期の使用に耐えられなかった浮き

このようにひび割れを確認したら早急に瞬間ヘッドセメントで修理が必要です。そこで、そのまま使用しているとその部分が欠損してしまうこともあります。

この写真は、一部分が欠損してしまいました。 そして、この浮きは大きく欠けてしまったのです。

この浮きは、トップのカラーが取れ、付け根に亀裂が入り修復したものです。

これらの症状は、格安の浮きを使用した結果で、耐久性の高い浮きを使用すれば全く問題のない事なのです。

しかし、高価な浮きを使用するのは、少々考えてしまいます。

よって、格安の浮きを使用した場合は、こまめなメンテナンスが必要で、フライをタイイングするときに、時々気にして浮きのチェックをすれば、問題なく使用できるのです。

「それは、面倒だ!」とそう思われる方も多く、私は、この浮きについて色々と調べてみました。

・ハエ浮きの種類

ハエ浮きのボディに使用されている素材ですが、

・羽根の芯で作られた浮き     価格¥1,500〜¥5,000

・桐の木を削った浮き       価格¥1,000〜

・バルサを削った浮き       価格不明

・発泡ウレタン製での大量生産 浮き価格¥250〜¥400

ここで表示された価格は、私が近くの販売店で調べた金額で地方により価格が違うと思いますので参考価格です。

羽根で作られた浮きなどは、手作りのもので、耐久性は抜群なのですが、驚くほど高価な点が問題なのです。

そのまま使用するわけではないので、改良するのにそのパーツ代金がさらに上乗せされ、そして自分で作るという手間がかかってしまうのです。失敗したらと思うと・・・・・・躊躇してしまう方が多いようです。

そこで、多くの方から「研ちゃん良い物を作ってよ!」という依頼が多く、この2年間、浮きを制作している工場を探し次々に交渉しました。

耐久性のある素材を使用して、格安にしてほしいと・・・・・・

そして、ある1社の社長さんが力を貸してくれることになり、ようやく形になったのです!

それが、kencube プレザントストライカー なのです。 

 

 

・kencube プレザントストライカーの特徴

 

・ボディ材料

まず、耐久性を向上させるために素材を考えました。

ベストは羽の芯を使用したものなのですが、あまりにも高価で出来上がり価格が¥1,500以上であれば出来るとは思いますが、そこまでの価格ですと多くの方が数多く購入できなくなってしまいますので、他のものを!と色々考え、結果、桐を使用して、手作りで削ることになりました。

 


これが今回制作した浮きの断面写真です! 何と! 桐の手作りです!!   

価格は安くないですが、耐久性は抜群です!

 

・トップ

通常のハエ浮きは、高感度を求めるために、トップ部分はソリッドを使用して浮力が全くないものを使用します。それではフライの場合リーダーの重さや各フライの微妙な重さの違いから、トップに浮力がないと使用しづらいのです。

そこで、ハエ浮きのトップを切り落とし、へら用の中空極太トップに付け替え、使用していたのです。

 

上側にあるのが、へら用 極太トップで、下の方が今回使用したトップです。

今回、トップも特注をしまして、

へら用の極太より少々太く! 
色々なフライが使用できるように浮力を持たせ、距離を出しても見やすくしました。

カラーを見やすく彩度を上げクッキリ!
逆光 、順光、日陰、日向、風波など見にくい条件は多く、いかなる条件に置いても見やすいようにしました。

各カラーの間隔を短く! 
細かいアタリが明確に解るようにしました。そうすることによりフライに触ってきている鱒の種類やサイズなどが解るようになります。

結果、赤2色を入れた4色カラー、極太、中空をオーダーしました。

 

・ブランコ

ブランコの効果

フライフィッシングの場合、水平にラインやリーダーが着水し、ティペット側から沈下していくとラインは垂直になってくる。

水平から垂直へと変わる、その中間点にあるのがこのプレザントストライカーです。

よって、リーダーに接続する部分は、常にフレキシブルなことが理想で、どんな角度に接続されたラインがあろうとも、プレザントストライカーは、常に垂直を目指していたのです。

着水したフライは徐々に沈下していきます。その沈下する角度に合わせ接続部分はフレキシブルに動き、プレザントストライカーは、常に直立をします。そこで、フライを鱒が補食した場合は、ストライカーは、斜め横に振れながら沈むのです。

そんな細かい沈下でのアタリをも見逃さないようにするには、このフレキシブル・ブランコが必要なのです。

そして、

このブランコを付けることにより、ピックアップ時の抵抗が激減し、マーカーを使用した時に起こる大きな「ジュッボッ」という音は全く起こらなくなり、キャスティング時に起こる空気抵抗もフレキシブルに曲がることにより激減し、ロングキャストが可能となるのです。

 

そこで、今回は、このフレキシブルブランコを1個1個付けて頂くことにしました。

 

 

 

・特注 浮きゴム

通常使用していた浮きゴムは、市販されている0.5mmのものですが、(写真左側)

今回は特注で浮きゴムも注文しました! 中央の浮きゴムです!

この浮きゴムは、内径は同様ですが、その肉厚を厚くしたものなのです。

すなわち、

フライで使用する場合、リーダーはテーパーがついていて、フライラインに近づいて行くにつれ段々と太くなってきます。

そこで、肉薄のものを使用していくと、そのテーパーに耐えきれなくなってしまうのです。

よって、肉厚で耐久性があるものが要求されるのです。

 
        リーダー先端部分と  バット部分

 

 

・自立浮き  重り取り付け

このプレザントストライカーを制作するにあたり、面倒なことは、ある程度の重りを取り付け、ストライカーだけで自立させることなのです。

そこで、今回、制作側にオーダーしたことは、桐という天然素材を使用することと、それを1個1個手作りで仕上げるため浮力に多少の誤差が生じるので、各々の浮きが出来上がってから、1個1個浮力を調べながら、自立するよう浮きに重りを取り付けることまでも、オーダー致しました!

 

 

購入した時の状態で、このように自立して浮くように調整してあります。

 

 

おさらい

今回、制作会社に依頼したことは、

・ボディ材料   桐での手作り

・トップ     極太中空4色 

・ブランコ    フレキシブル・ブランコ

・特注 浮きゴム  肉厚浮きゴム

・自立浮き  重り取り付け  重り調整

ここまで、オーダーをしてこだわりました!

そして、形となってきたのです!

ボディ長さ6cm、トップ長さ5cm

#3のフライロッドでキャストしやすい大きさに仕上げました。 お勧めフライロッドウエイトは#2〜#5です。

そして、最後にもう1点!

この最高に面白い!プレザントストライカーですが、持ち運びに不便なのです!

「フライボックスには入らないし!」

「そのままベストのポケットへ入れておけばトップが簡単に折れてしまうし!」

そのように不便な点をこれで解決!

ベストのポケットの中、フライボックスの下にあるのがプレザントストライカーです。

フライボックスを退かしてみると!

このようなケースに1本1本入れる事にしました!

 

そして、気になるのが販売価格です!

制作会社の社長に徹底的な価格交渉をしました!


 

販売希望小売価格は!

¥1,000 

と言いたいところですが!

特別価格で、何と! ¥600 (税抜) です!

 


プレザントストライカーを自分で制作するにあたり必要なパーツです。

・へら浮き用の中空極太トップ        購入価格¥130〜180
・グラスファイバー製 0.5mmのソリッド棒  購入価格¥150〜200

・0.5mmの浮きゴム             購入価格¥120
・極細 リリアン
・発泡ウレタン製 ハエ浮き         購入価格¥280〜400 

これでも、1個あたりは500円〜600円近くかかってしまいます。

そして、これは 発泡ウレタン製の浮きを使用しての価格で、

桐を使用した浮きで制作したならば、1,000円から1,500円近くはかかってしまうのです。

そう思えば、出来上がっていて、ケースまで着いていて、600円は格安と思います!

数に限りありです!

次回の生産は、難しいと思います?今は何とも言えませんので、お早めに必要な本数を購入してください。

 

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