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プレザントストライカー

小さな鱒の動きも見逃さず明確にアタリを出すのがプレザントストライカー!

水温が低下し、釣りにくくなったときこそ本領を発揮する!

秘訣はシンクレイトに合わせたプレザントストライカー!

 

水温が低下し、鱒の活性が低下し始めてくると、あたりがとても小さくなる。そこで、ストライカーを使用していると鱒がフライを見に来るだけでもストライカーは微妙な変化をし、鱒がほんの少しフライをさわっただけでも明確にさわっていることを知らせてくれるのです。

そんなストライカーですが、水温が低下した時期では、キンギョちゃんなどチェーンボールアイのウエイトでは、沈下スピードが早すぎて鱒が追いついてこれない時があるのです。

沈下が早いと、鱒はキャストされたフライに興味を示し、追いついていこうと行動を起こすのですが、水温が低下しているときは、行動が鈍く、追いついたときにはフライは沈下しきってしまっていて、近づくが捕食行動を起こさないときが多いのです。

そんなときは、沈下スピードの遅いフライでゆっくりと沈下させ、鱒に興味を持たし、ついてこさせて捕食させる技が欲しいのです。

ノーウエイト・ピューパなどのフライがそうですが、フライにウエイトを使用せず、フライフックのウエイトのみでスローシンクさせていくのです。

しかし、フライにシンカー全くを使用していないと、少し深い所では沈下に時間がかかりすぎてしまうのです。
そこで、必要なのがノーシンクフライに使用する、いろいろな重さのショットなのです。

これは今年発売予定の防水フライボックスですが、その中の仕切には、8号、7号、6号、5号の4種類のウエイトが入っています。

このショットはデュエル社のもので1袋94円で一般釣具店で購入した物です。ウエイトは、特売ものではなく、お店の定番商品を購入することがベストで、いつでも安定して同じ物が購入できるからです。会社が違うと重さも違ってくる可能性があるから注意しましょう。

 

ここで、ウエイトと水深の事をお話ししましょう。

スローシンク・フィッシングを行う場合ですが、

No 0 、 水深70cm前後までは、全くフライにウエイトを入れない、シンカーも使用しない。

No 8、 水深50cm〜1mまでは、8号のウエイトをフライから30cm上に取り付ける。

No 7 、 水深1m〜1.5mまでは、7号のウエイトをフライから30cm上に取り付ける。

No 6 、 水深1.5m〜2mまでは、6号のウエイトをフライから30cm上に取り付ける。

No 5 、 水深2m〜3mまでは、5号のウエイトをフライから30cm上に取り付ける。

このウエイトが基本ですが、さらにゆっくり沈下させたい場合は、No 7 までで3m近くを探っていくこともあるのです。

 

水温が低下していくと、鱒の活性はますます低くなってくるのです、そして、鱒は一口でフライを吸い込まず口先で何度もさわって、気に入ると一瞬口にくわえる行動をするのです。

この水中映像は1月20日放送のハイパーエキスパートで放送致します。

写真No1

この写真は、ウエイト調整した後のストライカーの状態ですが、

ティペット20cmにストライカーの浮きゴムを通し、ノーシンクのフライを結ぶ。

フライの直ぐ上に、各ショットを取り付け

写真No1のように赤と緑の中間に水面がくるように、糸オモリをシャンクに巻き付け調整します。

重さが決まったら、瞬間ヘッドセメントでコーティング!それで完了!

 

糸重りが入手できない場合は、へら釣りようの板オモリでもかまいません。

この写真では、8号のショットを使用しましたが、7号、6号、5号と各オモリに合わせてストライカーを作っておく方法をお勧めします。

私のストライカーですが、

左から

No C、 チェーンボール フライ 専用 (ウエイト入りフライも同じ)

No 0 、 ノーウエイト フライ 専用 ショット無し。

No 8、 8号ショット 専用

No 7 、 7号ショット 専用

No 6 、 6号ショット 専用

No 5 、 5号ショット 専用

この6本のプレザントストライカーが用意してあれば、水深30cm〜3m近くまで、ゆっくりと沈下させたり、早く沈下させたりなどと、自由に出来るのです。

 

ウエイト入りフライは、基本的にチェーンボールと同様の重さ、0.17gで統一しています。

0.17gは1mmの太さのレッドワイヤーで21.5mmの長さです。

(純鉛レッドワイヤーの入手が困難な方々が多く、問い合わせが多いので、2月よりkencubeで販売致します。 1mm,1.5mm,2mm)

 

プレザントストライカーのエイローのカラー部分は、このように使用目的を書き込められるように、イエローとしたのです。

このようにウエイト別にストライカーを用意しておけば、水深に合わせ、ショットを使い分けられるのです。

 

必ず欲しいウエイトは、

No C、 チェーンボール フライ 専用 (ウエイト入りフライも同じ)

No 0 、 ノーウエイト フライ 専用 ショット無し。 水深50cm〜80cmをスローシンクで探る!

この2パターンと、

No 7 、 7号ショット 専用    水深1m〜1.5mをスローシンクで探る!

かな!

No 5は、No Cのストライカーがなんとか使えるので、応用が利きます。

そうなると、最低3パターンは用意した方がよいと思います。

 

 

皆さんも是非、スローシンクの誘いを試してみてください。

爆釣です。


冬場のお勧め爆釣フライ 

近日中にアップします。