Pleasant Striker
プレザントストライカー


アタリは明確に出ているのだがフッキングしない!

あなたもそんな経験はありませんか?
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それはどう対処したらよいのか?考えてみよう!
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プレザントストライカーでのアタリ

 


これはストライカーのトップですが、フライが沈下途中で、
ボディのイエローの部分が空気中に出ている状態です。

キャスト直後の
フライのウエイトが加重されていない状態です。

そして、

フライの重さが加わり、ボディのイエロー部分と赤のカラー部分が沈み込み、フライが真下にぶら下がった状態です。
(この状態になるよう事前にペットボトル内に浮かべ調整しました)

1〜2までの間の、フライが沈下途中のときに、鱒がフライにバイトしてきた場合のアタリは、このトップ全体が横揺れを起こしたり、斜めに沈んでいきます。

よって、そこでフッキングするチャンスが出来ます。

沈下途中でバイトがなければ、このままの状態で約1分ほど待ってみる。

その間に、フライの近くに鱒がいたりフライに興味を持っていた場合などは、このトップがゆっくりと揺れてみたり細かい振動があったりと、何かしらの動きを感じられるはずです。

明確なアタリが出ない場合や、全く動きを感じない場合は、ロッドティップをシャープに30cm動かし、ストライカーをいったん引き戻す。

そうすると、マーカーは一瞬水没し、フライは水面方向に引き上げられ、再度20cm前後の沈下を始め、1からの状態を再度繰り返します。

これが、ストライカーでの 誘い という方法になるのです。これを2〜3回繰り返し、フライを動かして明確なアタリが出ない場合は再度キャストしていく。

誘いから誘いまでの間は、1分の時もあれば5分以上必要なときもある。それは、その日の状況、フライパターン、場所なのにより大きき変わるので、いろいろ試して、少しでも反応の良い方法をとります。

1 明確で大きなアタリ

フライが沈下し、待っていると、

このようにトップが消し込み、明確にアタリが出れば、そこで間髪を入れずにフッキング! 

このように明確にアタリが現れれば、ほぼ確実にヒットできるはずです。

その場合の大半は、

大型といわれる鱒が多く、それ以外にもスレていない鱒でもこのように明確にアタリが出ます。

2、明確なアタリ

その他

このように2色入った時、特に明確に動きを感じた場合などに間髪を入れずにフッキング!

この場合は、小振りなニジマスが多いようです。ただし、明確に動かない場合は、警戒した大物ということもあるので注意です。

3、ちょこまかと細かく小刻みに動くアタリ

それ以外にも、そこで、こんな動きをすることがあります。


細かい動きの連続!  そのスピードは遅く、ちょこちょこと動く。

この場合、どこで合わせて良いか解らず、写真3枚目辺りでフッキングをすると、空あわせ! 
何も感じることはなくフライは水から抜けてきてしまう事が多いのです。

そこで、フッキングを入れず、20cm前後ロッドティップを動かし、小さく誘いを入れてみると、

一瞬だが、喰いアタリが出る事があるのです。

そこで、うまくフッキングが出来ると、

釣れてくるのは、大半がアマゴ!  水温が低下したときなど、活性が悪い時期のニジマスも同様の動きをしますのでこの方法を使うとフッキングしやすくなることがあります!

フッキングとフライ

微妙なストライカーの動きを読み、その中から喰いアタリを見つけだし、上手くフッキングさせることが重要なのですが、その喰いアタリが全くでなかったり、喰いアタリのような動きをしていて、ベストのタイミングでアワセを入れても全くフッキングしない事があるのです。

その場合の多くは、タイミングではなくフライに問題があることが多いようです。

たとえば、マラブー使用フライで、テールの長いものを使用しているとき、
鱒のサイズが小さい場合、逆にフライのサイズが大きい場合、そして鱒の活性が低い時などはこのような現象は起こりやすく、その場合は、テールの本数を少なくしボリュウムを少なく、インパクトをボディに持ってくる方法と、その他に、テールを短くする方法とあります。時には短いテールが有効なこともありますが、その多くは少ない本数で長く使用した方が有利なとが多いようです。

ピューパフライでも、同様で、#12前後の大きさがベストなときと、そのサイズではほとんどフッキングしない時もあり、その場合は#18前後のものを使用すると、とたんにフッキング率が上がる場合があります。

フッキング率のみを考えていくと、小型のフライの方が有利のようにも思えますが、小さなフライはインパクトに薄れ、アタリの回数が少なくなる事もあるために、鱒を釣り上げる数から考えると、小さなフライが有利ともいえなくなるのです。

その他、フライにはカラーというとても重要なカギがあり、このカラー1つで、明確なアタリが出たり、全く無視されたりと大きく変わるのです。
それは鱒の活性により大きく変わり、さらには 天気、水温、水の色までも影響してくるのでとても複雑なものです。

刻々と変化していく条件に対し、今はこれが良い!というように明確に良いフライが出てくるので、

「釣りは、釣れているときに釣れ!」といわれるように、釣れているものを使用することがベスト!

近くの方で良く釣っている方がいたら、どんなカラーのフライが有効か観察するのも良い方法です。

その他、各種のカラーを持ち合わせ、速いペースで交換していく方法がベストです。

アタリカラーパターンが解ったら、時間、水温、天気を記録しておくと同じような条件の時は、同じようなフライが有効になります。

これは不思議なもので、毎年同じ時期に同じようなフライで釣れるのです。

ここ最近使用している、新作フライ

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