TP88

TP88のテストに行ってきました。

使用したフックは、#28

約1時間、スレスレのヒレピン鱒に挑戦してきました。

 

ここ最近絶好調で、TP88を使用してものすごいフッキング率をたたき出していましたが

今日は、フライをゆっくりと鱒が吸い込んでくるのですが、フッキングしないのです!

フックを見ても変形ししているわけでもなく完璧な形状です。

 

その後も、またゆっくりと鱒は浮上してきて、フライをスポッと吸い込んだことを確認し、ゆっくりと落ち着いてフッキングしましたが・・・・

かすりもせず全くフッキングしませんでした!

これどうしてか解りますか?・・・・・・・

 

その直後気が付いたのですが、ここ最近ラインクリーナーでラインの手入れを忘れていたのです。

左の写真のようにラインの先端、そして中央部分が水没していたのです。

 

 

 

 

 

 

そこで、ラインを真っ直ぐに伸ばし、ラインクリーナーを塗り完璧に浮くようにしました。

こうすると、目で確認しフッキング行動を起こしたときのタイミングがズレる事なく行えるのでフッキング率が上がるのです。

 

 

 

 

 

次のライズを見つけ、キャストすると、ヘッド&テールで鱒はフライを吸い込んだのです!

一気にラインは持って行かれ、ランニングラインが引き出され、水中深くに突き刺さっていきました!

 

 

 

岸近くに来ると、猛烈に走り回り水面を割りドバドバ暴れ回る始末です!

ヒレピンの太った鱒のファイトは強烈ですよ!

 

 

 

 

このサイズの鱒がヒットしました!

これTP88 #28のフックでキャッチです!

 

 

 

 

口の中にフッキングしているのがフライです。

ゴミみたいですが、ランディング直前、手前の泥につっこみファイとしたため、フライに岸近くのゴミが引っかかっているようです。

でもフックの部分は解りますよね。

このフックは77/88ともスピアー部分が全て肉に食い込みベンドカーブでその体重を支える仕組みなんです。

だからあんな軽量フックでもこんなにデカイ鱒がキャッチできるんです!

いろいろな使い方をされる方がいますので、たてまえ上はシラメ用としてありますが、強度はそれなりにあります!!
ただし、5xで強烈なフッキングをすれば、フックは伸びますし、そのような使い方をされる方にはこのフックや理論は無用と思います!
それと今回、ラインの手入れ一つでフッキング率は大きく変わることを内容に書かせて頂きましたが、フックより重要なことがこのようにあります。
完璧に行ってこそ、フックの性能が生きてくるのです。このフックの性能を引き出すのもあなた次第です!
目一杯フル活用して、今年も良い釣りをしましょう!!