鱒の飼育日記 その13

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今回の鱒を育てる試みは、IHNというウイルスに冒され大半を死なせてしまったが、次回は発病しないよう気をつけ

再度挑戦する予定です。

養殖はとても大変なこと。

鱒は大切にしましょう!

 

2006年 11月


ウォータースライダーを制作し鱒は傷つかないように放流される。

12月まで毎週トラポンに100k〜130k放流され

アマゴとニジマスが5,000匹以上回遊している状態です!

 

鱒たちは連日水生昆虫を補食し数多くライズを繰り返しております。

 

 

 

2006年 10月3日

アマゴも生き残ったニジマスも順調に大きくなり、18cm〜25cmに成長しました!

抜群のコンディション!

綺麗な魚です!

 

 

 

 

2006年 8月1日

心配していた病気も全く出ることはなく順調!

ここで不思議に思ったのは、IHNにかかったとき、その生け簀にはアマゴとニジマスが混ざって泳いでおり

IHNで死んでいったのはニジマスのみ。

アマゴは全く死なずに泳いでいたのです。

そこへ、沈静化してからさらにアマゴを追加放流したのだが、

IHNで真っ黒になったニジマスは日に2〜3匹は死んでいくのだが、アマゴは全く病気にかからなかった。

アマゴの方が病気には強いのですかね?

 

 

 

2006年 07月08日

アマゴを湯鱒場へ移動

発病しないよう祈るしかない!

 

 

 

2006年 7月04日

ようやく養鱒場の鱒の病気も沈静化してきており、死んでいく鱒の数が少なくなってきた。

それまで、アマゴは家の孵化場で待機。

養鱒場に持って行くとアマゴまで病気になってしまう可能性があるからです。

家の孵化場では、町にあるために、水温が上昇してきて限界に近い状態です。

IHNが早く収まってくれるよう祈るしかない。

 

 

 

2006年 6月10日

阿寒に滞在中、養鱒場のおじいさんから最悪の連絡!

稚魚たちがIHNというウイルスに冒され絶滅状態に近くなる!

あわてて阿寒から戻り養鱒場へ行くと、連日おなかを上にして死んでいく稚魚が多すぎて

排水の網が詰まってしまう状態。

その死骸をかたづけるだけでも、大仕事。

ここまで育てたのに・・・・・・・

90%近くが死んでしまいました!

 

 

 

2006年 5月1日 午後

 

午後から活魚車で山の養鱒場へ移動しました。

広く大きな池へ移動し、これでまたまた急成長してくれると思います。

今年こそは、楽しみです。

そして、我が家では、鱒の入っていた池には、アマゴが入り、気持ちよく泳いでいます。

 

 

 

2006年 5月1日 

ニジマス、ホウライマスとも無事に大きくなり

7cm前後に育っております。

飼育槽もかなりの数が成長し一杯になってきましたので

今日、午後から活魚車で山の養鱒場へ移動します。

 

 

 

2006年 4月24日 

中央のパーマークが見える鱒はアマゴです。

約一ヶ月くらい孵化が遅い状態だったのですが、

急成長する個体がいくつかいて、今ではニジマスを追い越しそうな勢いです!

アマゴは急成長する素質を持っているようです。

 

 

2006年 4月20日  その2

 

午後から、スコップで池の底に貯まった泥を全てすくい出し、

全身筋肉痛です!

でも今日は大学に新学する息子が手伝ってくれ、昨年よりはらくでした。

 

養鱒場の仕事って本当にたいへんです。

 

鱒の命の重みが伝わってきました。

 

 

 

2006年 4月20日

今年は、ホウライマスが多く銀ピカの鱒がそうです。

パーマークのみえる物は通常のニジマス。

 

チョット過密になってきました。

 

幾分か背びれが傷ついてきていますので、

後1週間くらいで養鱒場の巨大な生け簀へ移動したいと思っております。

 

 

コレはアマゴ。

鱒の移動が終わったら、生け簀へアマゴを入れたいと思っています。

まだ3cmくらいで成長が遅いです。

 

 

 

 

 

2006年 3月

 

今年は問題なく順調です!

稚魚は行けに移し、水を回転させ、中心部分に糞が集まってくるので、

それを電気式ポンプで吸い込み濾過装置へ行くようにしていますが、

それ以外に水槽の底に貯まってしまう糞をドラム缶用灯油ポンプで吸い出しています。

 

 

この写真の3本あるホースの1本が糞除去ポンプ。

右は水を回転させるための流入

結構、今年は順調に育っています。

この水槽の中は、アマゴです。

孵化時期がメチャクチャに遅かったので、とても小さいです。

 

 

 

 

 

2006.01.15

その2

 

孵化水槽の下にこの水槽を置き、

孵化水槽のオーバーフロー水とホースで新しい水との両方を流し込む。

上の水槽のあまりエサも流れ込み、無駄がなくなる。

 

 

稚魚は順調に育っていく!

 

孵化水槽の中でも順調に育ちました!

 

 

 

2006.01.15

順調に成長して来たので、飼育水槽をもう一つ制作し、稚魚を移す。

1200cm幅の水槽が余っていたので、その一面を加工し、

水がオーバーフローしていくようにした。

横長、長方形にカットし内側にステンレスの金網を接着。

カットした穴より倍以上の広さで金網を取り付け、稚魚が金網に吸い込まれる圧力を軽減させた。

 

 

 

 

 

2005.12.22

アマゴ!

今度はアマゴの発眼卵1万粒が到着。

早速、イソジンで消毒して、水槽へ入れた。

 

 

2005.12.19

 

卵購入から13日目 ようやく孵化!

孵化をすると、白い泡が立つ。

これから浮上するまで、数日は何もすることがなく成長を待つだけである。

ざるの隙間が小さいとヨークのみざるの隙間に入り込み、稚魚が傷つき死んでしまうことがあるので

ざるは、卵は通さないが孵化した稚魚が通る隙間を持ったざるを用意した。

ちなみにこのざるは、乾物屋さんで「ちりめんじゃこの釜揚げ」を入れてくるトレーです。

 

 

 

 

2005.12.07

 

今年もニジマスの卵を購入!

再度挑戦です!


 

今年は、養鱒場へ頼んでおいた卵がいっこうに送ってこなく、

催促してようやく送ってきたのが12月7日、昨年よりかなり遅れてしまった。

10月末には卵を入手しないと、ここで飼育できる5月までにどこまで成長出来るかが心配です。

 

送られてきた2万粒の卵は、ざるに小分けして水槽の中へ浮かべた。

ざるごと沈んでしまわないようにフロートを付ける!

写真左の卵がみえるのはフロートを付ける前の状態

この状態にさらにもう1枚のざるを被せ、輪ゴムで止め

ざると輪ゴムの隙間に発泡スチロールの切れ端を挟み込む

そうすれば発泡の浮力でざるは安定して浮き続ける。

このざるは、孵化した稚魚がすり抜ける隙間を持った物です。