フォックスのハンドウォーマー

 

手袋をしていて、釣りをする場合はロッドの感触が上手く伝わらずやりくいものです。そこで考えられたのがこのハンドウォーマーです。

手のひらは肉厚で寒さには強く、血管が走っているのは手の甲側。そこで手の甲を温めれば指先まで暖かくなるのでは?と、このハンドウォーマーが開発されたのです。

これは、蒲田川のリバーキーパーとして有名な、奥飛騨ハムの青谷さん、宝山荘の浩二さんのアドバイスをも受け解禁当初のきわめて寒い蒲田川で試し、形となったのです。

指先だけ出している手袋をしていると、思いの外指先だけが痛くなるほど冷たくなったけいけんはありませんか?

これ私が思うには、手袋が暖かいと指先が冷えていても血液を送らないのではないでしょうか?

2003年知り合いの方と解禁当初の蒲田川へ行きました。そのときの気温はマイナス6度。釣りを始めた頃は今にも雪が降りそうな天気で、そんな日はライズがボコボコ、凄かったのです!少しつり上がっていくと、だんだんと強烈な風が吹き出し、雪の上に降った雪が風に飛ばされ目の前は真っ白!さらには大雪が降り続き、前に進むのも無理!大きな岩陰に身を潜めしばらくしても全くやむ気配がないので、慌てて逃げ帰ってきたことがあります。

そのときに使用していたのが、このハンドウォーマーです。全く痛くもなく多少は冷たかったのですが支障はありませんでした。しかし、一緒にいた友人は、指先だけ出ている手袋でした。私はそちらの方が暖かいと思っていましたが、その友人は指が痛い!と言っていたのです。宿に帰ってきて驚いたのですが、友人の指は紫色で、凍傷を起こしていたのです。その後大変なことになっていました。

全く同じ条件で、ハンドウォーマーをしていた私は全く何もなかったのです。

それ以来、このハンドウォーマーは離せなくなってしまいました。

そこで、いつも私が使用している、さらに暖かくなる方法をお教え致します。

このハンドウォーマーです。

手のひらには何もないから、手袋の違和感は全くなし!

中にホカロンを入れておくのです!

これ、開いて入れて見えますが、入れ方に注意してください!

 

 

ホカロンの入れ方!

 

まず、ホカロンの片側を持ち振ります!

そうすると中身が下側へ寄ってしまいます。

 

 

そこで二つ折りにして、中身の入っていない方を下、にして手甲の中へいれます。

 

中身の入っていない方を下です!

そうすれば直接、ホカロンが触れにくくなりますので、低温やけどにならなく使用できるのです。

 

手甲をはめ、ホカロンを入れそれから指にリングをかけてください。

 

手甲をはめ、指をかけずに、ホカロンを入れ、それから指をかけてください。

かなり暖かいです!!