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Newロッド Quick #1  7ft

前日の大雨の影響で、川が濁っていた!

夕方、川の濁りが少し治まったところで様子を見に行くと

時々だが、スプラッシュライズが起こっていた!

 

すかさず、スルーウイングカディス を結び キャスト!

TP-S66 #12 にタイイングした

ThroughWing CADDIS 01

いつもならば、簡単にヒットしてくるはずだが

なかなかフライに出てこない!

水の透明度は、30cm前後

薄茶色で、まだ濁りは取れていない。

フライが見えないであろうと、何度もキャストして

水面をスキッピングさせ動かしてアピールをした。

すると「バシャッ!」大きな水しぶきが上がりヒット!

Newロッド Quick #1  7ft は気持ちよく曲がり、少し伸されてなかなか上がってこない!

レインボーの走りは最高に面白い!!

何を食べてライズしていたのか?

ストマックの中身をポンプで吸い出してみると

なんと シャック!!

これ、ニンフではなく、オオマダラのシャック

すかさず、フライをオオマダラのフローティングニンフに変更

時折あるライズがあった場所にフライを流すが

全く無反応!

カゲロウが流れていったが、これにも無反応だった!

ライズはもう無いのか?  と思う頃に、「パシャ!」と時々ライズがある

場所も不定で、流れの近くだったり、対岸の渦の中だったり。

1時間近くライズの観察をしてみると、面白いことが解った!!

水面になにも流れているようには見えない

時々あるライズも、泡やサクラの花びらが流下する中で起こるのならば解るが

全くゴミがない綺麗な水面でもライズが起こっていること! だった。

 

水面の物を食べていない!であろうと推測できた。

 

そこで、フライを大型のヒゲナガのCDCカディスパターンにして

何度も何度もキャストしてみると、ヒット!

この魚は、ファイト中に胃の中の物を吐いてしまったようで

なにもでなかった。

そのまま 同じフライを使い続け ようやくヒット!

やはり シャック!

水面直下に漂う 大型のシャックを捕食していた。

 

翌日には、水が綺麗になり、成虫を補食するようになるであろう!!

 

でも、シャックがあったと言うことは、ハッチがあったと言うことであろうが胃の中には、1匹も成虫は見つからなかった!

遙か上流でハッチしたシャックのみが流れてきていたのであろうか?

Newロッド Quick #1  7ft  このロッドなかなか面白い!