1月27日追筆
ニュージーランドからの速報
2012年 1月17日出発
ウイングハンピ バブルラバーフライいろいろ持って行ってきますが、今年は時間が無く
現地でのタイイングがメインになりそうです。
1月18日
クライストチャーチに到着しましたが
30分飛行機が遅れ、しかも入国に1時間半もかかり
中国から来た飛行機と一緒になり、最悪!
皆さん食べ物いっぱいもって来て、検査にとんでもない時間がかかり
10:30分に付き、次のフライトは、11:10
税関を出れたのが12:00
飛行機に乗り遅れました。
クライストチャーチからクイーンズタウンへ行く次の飛行機待ちです。
そういえば、今回はバタバタで直前に荷物を詰め込んだので
自分の使用するリールが入っているか出掛ける直前玄関で気になり
バッグを開けて大騒ぎ!
するとユウタロウが「俺のリールも持ったよね?」と聞くので
「いや!自分で用意してないの?!!急げ!SP#4用のリールを持ってきて!」
バタバタ大騒ぎ!
結局自分のリールは、スーツケースに入っていましたが、
ユウタロウのリールは持っていなく、危機一髪!
ロッドは、SP#4を3本用意したのですが、危なかったです。
最近、仕事や稚魚養殖など急がし過ぎなのですよね。
書き込んでいるうちに、次の飛行機の空きがあり3時にはクイーンズタウンへ着きそうです!
今日 夕方 一発大物狙いに行ってきます。
なかなか厳しい状況で
強風!しかもとんでもない強風!
そして、晴れ時々雨
むちゃくちゃに寒い
久々に難しい釣りをしました。
オレッティーよりもかなり難しいところへ行き、ウォーミングアップです。
かなり勉強になりました。
まだまだ覚えなければ奈良にことが山ほどあります。
修行ですね。
究極に難しいと言われる場所へ入りました。
まずは定位している鱒を発見することから始まります!
巨大なブラウンが見えます。
めちゃくちゃにスプーキな場所で、
驚くほど難しい釣り場でしたが何度かチャレンジして行くうちに、勘が戻ってきましてヒット!
新しく制作している「スギサカ・ネット 20インチネット」
50cm後半のサイズで、とんでもなく大きい魚ではありませんが
とんでもなく難しい魚ばかり、驚きました。
まだまだ修行が足りないようです。
その後、
夕方、かなり良いサイズを釣りました。
SP#4 シューティングスペイラインS#4
バックスペースが無くシューティングスペイでヒット!
20日
ニュージーランド 南島 マタウラのデイビットのところへ来ました。
気楽に楽しく50cmアップが釣れるからです。
来週に備えて(オレッティー)、準備運動です。
ユウタロウも連発!
マタウラリバーは、50cm前後がアベレージで、55cmくらいまではよく釣れますし
よく走るので感心します。
その後
クリークで、ボコボコライズを発見
しかし、イエローグラブを食べており少し考えさせられ
ライズしていた魚はすべてヒットさせましたが、フライがニュージー用ではなくのばされました。
そこで
イブニングは釣りをやめ
タイイング!
新作フライを考えました。
明日リベンジです。
結果は明日、アップします。
21日
今日は、朝一は無風で最高の映像が撮影できました!
マッチングザハッチの釣りの基本を説明しながらの釣りで
かなり面白い映像が撮れました。
良いDVDが制作出来ると思います。
しかし、その後とんでもない強風、次は大雨!
最悪の状況になりました!
大荒れで釣りにならない状況ですので、
明後日からのオレッティーへの準備で
まだ入ったことの無い場所へのチャレンジです。
ディビットに聞きましたが、そこは誰も入ったことが無くわからないそうです。
「面白いかも?」ということでした。
詳しくアングラーズアクセスを聞き、作戦を考えました。
明日は、オレッティーへ移動で、これからは自炊です。
明日は食べ物を沢山買い、キャンプ場へ向かいます。
当分は天気が悪そうで、かなり厳しそうです。
釣りにならないかも?
先週は大雨で水位が2mくらい上がり、釣りにならなかったようです。
そんな状況にならないことを祈ります。
天気には逆らえません。
なすがまま。
ゴウゴウと雨風の音が部屋の中まで聞こえてくるほどです。
最悪! これからどうなることやら?
明日からは、ネット環境がどうなるかわかりません。
ネットが使用できるようでしたら、アップします。
22日 朝
ゴウゴウ! パラパラ! という音で、目が覚めた。
寒い! 強風 そして 氷の粒 雹が降っている。
真夏のニュージーランドで、ダウンジャケットが欲しいくらい寒い
フリースもダウンも持ってきていないし、Tシャツがメインで、重ね着して震えています。
今日、町へ服を買いに行こうと思っています。
これからどうしよう?
この天気では、釣りは無理でしょう。
今日は移動日。
これからオレッティー方面に向かいます。
調べた所、今晩からの宿にはネットがないらしい。
1月24日 ネットができる所へ来まして、中間報告
23日の天気は最悪
今は夏なのに、氷の粒が振り 山は雪
22日の夜は震えて死にそうだった。
寒い、とにかく寒い!
Tシャツ 長袖のTシャツ。ウインドブレーカしか無い!
夜、震えて眠れなかった。
そして、
23日は、目指していたオレッティーへ!
ユウタロウのすぐ後ろの山は雪
吐く息は白くなり寒い!
水はむちゃくちゃに冷たく、魚は動かない!
冷たい雨が降り最悪。
6kmを1時間半で歩き、そこから釣り始め
夕方まで釣った。
急激な水温低下で、魚は出てきておらず。
20cmの増水。
全く何もない。
魚の姿は浅瀬にはなく、淵の深み、底近くにあるのみでした。
釣れる状況ではなかった。
寒い、指が冷たくてかじかんだ。足先がしびれた。
つり上がってから、帰りは歩きで3時間半
精神的に落ち込みました。
肉体的にも、ボロボロです!
オレッティーで初めてのボーズを食らった。
24日
翌日は、懲りずにオレッティーへ!
私たちには時間が無い。
「釣らなくては!」
このHPの現地からの報告は、かなりの重圧
プレッシャーは大きい!
「何とか格好良く釣りたい!」
そんな思いで焦っていた。
朝、天気は悪く、今にも雨が降りそうな空模様、
宿のオーナーに電話を借り、マタウラのディビットへ連絡してみた。
すると、23日はマタウラは無風で、1日ライズボコボコ。最高の状況だったようで、
「オレッティーの天気が悪いならばマタウラへ来なさい」とディビットは言ってくれました。
そこで、私たちはマタウラへ向かうために、前日、釣り場で会おうと約束したエストニア人に会いに一度オレッティへ向かったのです!
すると
オレッティの山の方から晴天が見え始め、雲はどんどん下流へ行くのでした。
これならば、今日はオレッティーでやるべき!そう決めました。
午前9時過ぎ、予測どおり最高の天気になった!
快晴! 微風!
でも寒い!
そして、車を置いてから1時間半歩き、下流のアングラーズアクセスから釣り上がった!
しかし、
ここまで私たちに運がないとは思わなかった。
天候は晴天!微風! オレッティーでは滅多にない 最高の条件の日だった!
最高の日になると期待した私たちは、アングラーズアクセスから1時間半歩きながらつり上がり
最高の時間を最高の場所で迎えようと歩いた。
すると!
これから良い場所になるとき、とんでもないことがおこりました。
その最高の場所にさしかかる前から、川の状況はおかしかった!
魚が全くいなく、いても全てが、警戒し、スプーク状態なのです。
開きに魚はいなく、深みに入っていて、すぐに逃げる魚ばかり
おかしい?
こんなことって今までには無く、これも
雪のせいで、急激に水温が低下したことが理由かと思えた?
しかし
それは違った!
3m50cmくらいの高さの大きな作業車
これが、川を渡り、川の中を走り、むちゃくちゃにしていたのです!
こんなのが走った後で、究極に難しいオレッティーで釣れる訳ない!
歩くだけでも逃げるのに
ここを通って河原におりて、川の中を走って、除草剤の様な物をまいていました。
この日、朝から3時間歩き、これを見たときは、ショックで動けなくなりました。
これからどんどん作業をして行くようなのです。
最悪のときに来てしまったようです。
そこから車までは約5km、1時間近くの歩きがあります。
最高の日に15km歩いて、何もない。
試練としか考えられなかった!
それでも諦めきれない私たちは、夕食を早めにすませ、オレッティーへ戻った!
イブニングを期待して!
しかし、寒い!
風は冷たく、夏とは思えない!ダウンが欲しい位の寒さです!
イブニングライズを期待して、暗くなるまで川にいましたが
ライズどころか、全く虫も何も無い。
天気はまた悪くなり、時間が経つにつれ強風になってきています。
最悪!
もう時間はない。
オレッティーに用意した日程は3日。
そのうち2日が過ぎた。
釣りの日程は、後2日。
1日はオレッティー、1日は、レインボーの川へ行く予定だ。
両方ともオレッティーに変更しても、後2日しかない。
この天気だと、明日も釣りにならないだろう・・・・
今回は釣れずに帰ることになる気がしています。
疲れた、ダイエットして鍛えてきただけに歩けましたが
2日で35km近くを歩き、この努力は報われなかった。
最悪だ!
足腰が痛い。
ビデオカメラも壊れ、何もかもが最悪。
心が折れました。
27日 ネットの使える所へ来ました!
26日は、大雨から雪へとなり、
27日帰る日の朝は、雪景色となってしまった!
大雪、川は まっ茶色
寒い!
信じられない景色になってしまった。
夏なのに!
毛を刈られた羊も雪の中で寒そう。
こんな事になるとは思いもしなかった。
27日
フライトは16:40分
3時まで少しでも釣りをしようと思い
朝から、湖の下になる川ならば大雨と雪の影響は少ないと思い走りましたが、全く魚の気配は無く
釣りにならないため、クイーンズタウンを観光し、10分で罰金をとられ、空港へ!
これから帰国します。
結局、オレッティーでまともに釣りが出来たのはたった1日 25日のみ
4日の日程を全てオレッティーに掛けて、4日もかよってしまいました。
ハイパーエキスパートでも、天候には勝てないことがわかりました。
そして、
70kmくらいは歩き、根性は付きました。
SP#4で決めることは出来ましたが、
厳しい天候のニュージーでした。
体につけたビデオカメラで、バッチリ撮りました。
詳しくは、帰国後アップします。
2012年 1月30日 執筆