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EXシューティング・ラインのシンクタイプ


ランニングラインのシンクタイプをどう使用していくかの方法をお伝え致します。

 

EXシューティング・ライン(ランニングライン)は、

・フローティング

・インターミディエイト  スローシンク

・インターミディエイト  ファーストシンク

この3パターンがあります。

これらの使い分けですが、

 

 

フローティングラインの図です

 

水面がフラットな時は、フローティングラインで問題はないのですが、

水面が波立っている時、フローティングラインは、波の影響を大きく受けるのです。

上の図ですが、波とグリーンのフローティングラインを表した物です。

波がある時、フローティングラインは、波の影響を受け、スラックが入ってしまいます。

フローティングですから、水面の形状に合わせて形が出来てしまうのは奏しようもないことなのです。

この状態で、ラインをリトリーブしますと、

図の下状態のようになり、手前の部分のすラックが取れるだけ、そう、フライラインやフライまでは、リトリーブが伝わっていない状態が起きてしまいます。

これ、逆の事も考えられます。

右側に、フライラインが接続されていて、その先にフライがあったとします。

魚がフライにヒットしました!

すると、ラインはスラックが取れただけ、ラインを持つ手には、何の変化も感じることもありません。

魚はフライを吐き出し、逃げていきましたが、そのことすら全く解らなくなるのです。

 

表面が、フラットならばフローティングラインは、表面のようにフラット、そう直線ですので問題はありませんが、波だった時は良いことはありません。

 

ドライフライとかで、水面にフライがあり、ヒットする状態が目で確認出来る場合は別です。

多少のスラックがあろうとも、それ以上に大きなアワセを入れれば問題はないのです。

但し、ラインが太いと水の抵抗が影響し、タイミングを遅らせます。

ですので、出来るだけ抵抗の小さなラインがよいのです。

ここまで考えて製作しなければ良い物は生まれなく、数少ないチャンスを得るには、選りすぐれた物が必要になってくるのです。

 

 

 

そこで、

小波の状態、シンキングラインを使用する場合においては、

スローシンクのラインがベストなのです。

 

図の1がフローティングラインです。

2がスローシンクです。

波の下に入りますので、波の影響は受けにくく、小さなアタリも逃さず取れるようになります。

 

 

 

これは、海での写真ですが、これくらいの波ならば、インターミディエイト スローシンクがベストです。

湖でも、同様です。

 

次に、もっと波が高い時

波の波形が大きな時

 

こんな時

の状態を説明しますと

 

 

1フローティング

2インタミ スローシンク

3インタミ ファーストシンク

 

ラインの状態を表した図ですが、

波が大きくなればなるほど、少し重めのランニングラインの方が影響を受けにくくなるのです。

EXシューティング・ライン ファーストシンク の場合は、

ゆっくりと沈んでいきますので、図の3のような状態になり、黒矢印方向への沈む力も働き

常時ラインを張って、直線に保ってくれているのです。

ですので、このラインを使用すると、微妙なアタリも逃さず明確に伝えてくれるのです!

 

 

 

この写真を見た時

「こんな状態で釣りが出来るのか?」そう思われた方もいますよね。

手前の波と沖の波の中間を見てください

少し黄色っぽい泡が水面に浮いています

これ波の泡が残るほど荒れている証拠なのです

 

 

こんな時、釣れるのか?

皆さんどう思いますか?

 

そう、システムをしっかりと組んでいれば、釣れるのです!

考えられたシステムです。

その一つが、EXシューティング・ラインです。

 

 

 

 

 

ヨッシャー!

 

ヒット!!

 

 

 

 

デカイ!

 

 

 

波が足下まで来た時、

その波に乗せ、魚を岸ギリギリにとどめるのです!

すると、次の瞬間、波は引いていきます。

 

そこで、魚を波に持って行かれないように、とどめておけば、

このように、魚だけ岸に残るのです。

ここで、魚を引きずって、岸に上げようとしますと、

魚は傷つきますし、抵抗が大きすぎフックの刺さった場所の傷が大きくなり

魚が暴れた瞬間フックが外れ、次の波が来た瞬間に魚に逃げられる事もあります。

寄せ波に乗せ、

岸に魚だけ残せば、直後は水が引くだけ、安心して魚を安全な場所へ持って行けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

このサイズです。

 

波が高いから、無理!・・・・・

諦めていては、この魚を手にすることはなかったでしょう!

 

最新の考えられたシステムを持っていなかったら、

この魚に出会えることは無かったでしょう!

 

kencube のラインは、徹底的に考え、即 実践でテストを繰り返しています。

そこで、要求される物は、全て重要なこと。

実践での結果、その重要なデーターが、良い製品を作る手助けとなっているのです。

 

この時、二十数匹ヒットさせ、11本の大物を連発させました。

 

 

そこで、

重要なのが、

ラインの水切れです。

 

注意しなければな

らないのは

手前の波。

 

 

図で説明します

 

この手前の波がブレイクする時、ランニングラインに波が被さってきます。

そこで、いくらシンキングのラインを使用していても、水切れが悪いラインを使用していますと

図2 の 状態のように、波に巻き込まれ、手前でラインを丸められてしまうのです。

これでは、アタリが出ても、手に感じることは出来ないのです。

 

そこで、必要なのが、水切れの良さです。

ラインには、ある程度の張りを持たせ、丸まりにくくしながらも、癖が付きにくいラインが必要になります。

 

幾度もなくテストを繰り返した結果、

ベストな物ができ

それがEXシューティング・ライン ファーストシンクなのです。

 

 

条件の良い時、そんなときは釣りもしやすくトラブルは起こりにくいものです。

悪条件の時こそ、トラブルは起こりやすく、釣りにくいのです。

そこで、トラブルを回避出来るアイテムがあれば、強い味方になることは間違いなしなのです!

 

上記の写真のような荒れた時は、ラインも沈み、波を回避出来る物がが必要になります。

ラインが浮いていればラインにスラックが入ってしまうからなのです。

 

ここで一度整理しますと、

 

波が穏やかな時、

水面にフライがある時(ドライフライ、フローティングストリーマなど)

川で、使用する場合

これらの場合は、

EX シューティング・ライン  フローティング

 

シンキングラインを使用し、リトリーブの釣りをする場合

波がさほど高くない状態

EX シューティング・ライン スローシンク

 

シンキングラインを使用し、リトリーブの釣りをする場合

波がある(少し高くなってきた)状態

EX シューティング・ライン ファーストシンク

 

但し、EX シューティング・ライン スローシンクファーストシンクは、

ラインクリーナー、フロータントをぬりますと表面張力で、浮きます。

 

このことを応用し、

強風ベタ波の場所では、ラインバスケットからラインがこぼれでやすい状態になりますので、

フローティングを使用するよりも、バスケットに収まりやすい、重くこぼれにくい

EX シューティング・ライン ファーストシンク の使用がベストでしょう!

このように、ラインの特性をふまえた上で、その条件に合うラインを使用することがベストなのです。

EXシューティング・ラインは、全て 20LB 45m  です。

 

それぞれのラインの特徴を紹介しましょう!

まずは、2009年 3月発売となった

・EXシューティング・ライン  ファーストシンク

 

 

 

45m 20LB インターミディエイト ファーストシンク

糸癖が出なく、絡みにくいこだわりの ランニングラインです。

詳しくは、インターミディエイト ファーストシンク をご覧ください!

kencube ネットショップ にて、好評発売中! これが完売しますと2〜3ヶ月後の入荷待ちとなります。

 


次は、インターミディエイト スローシンク

 

このラインは、もの凄くソフトに仕上がり、マイナス6度の中でも、全く硬くならなく、絡みにくいラインです。

 

 

これはサンプルで

実際はもう少し白くなる予定です。

 

 

 

表面張力で浮きやすく

キャストして、引っ張れば

ゆっくりと沈んでいく

使い勝手が良い

自由が利くラインです。

 

このラインも、糸癖は全くないです!

 

以前に、3Mで開発した  0.25 モノコアー ランニングライン  ティムコで販売していた ランニングラインです。

これの 最新の改良版が、今回のラインです。

最新の改良版ですから、当然ながら 扱いやすく、さらに飛ぶようになりました。

この改良の話は、担当の方へお話ししましたが、「次回からは、リーダーを含め全てのフライ商品の開発は無理ですね・・・・・」という連絡を受け、開発は諦めていました。

しかし、私には次の製品の考えがあり、それを埋めてしまうのはイヤだったのです。

そこで、特注で買い取りますから製作してくださいと依頼をしましたが、答えはNOでした。

お世話になった義理もありますので、このような依頼をしました。

しかし、全て断られましたので、そこで、

仕方なく、

リスクはかなり大きくとてもたいへんでしたが、とうとう自分で作ってしまいました!

 

個人で製作するには、最低数量、開発費等、とてもたいへんなのです。

でも、

チャレンジスピリッツ です。

やる気がないと、開発は出来ません。

結局さらによい物が出来、釣りがしやすくなりました。

日進月歩です。

時代は変わってきています。

 

このライン、かなり凄いです!

 

飛距離はさらに伸び、さらに水切れがよく、さらに糸癖はないラインです。

2009年3月 1ヶ月間 連日 テストを繰り返しました。

テスターの方が、毎日です。 強風大荒れでも!マイナス6度の中でも、テストを繰り返したのです。

耐久性抜群! 水切れ抜群! 絡みにくく、たとえ絡んでも即座に絡みが取れ、元通りになります。

絶賛!

「杉坂さん!こんな凄いラインは、いままで、なかったよ! 飛び過ぎくらい! 凄いね! 」

連絡があった日、1日で18本のアメマスをヒットさせたそうです。

 

驚きのラインが出来上がりました!

これは、文章では、証拠がないですし、わかりにくいですから、実際の映像を、近日中にアップします。


 次は、待望の 

EX シューティング・ライン  フローティング

 

 

 

これです!

 

テストしてきまして、絶句しました!

これも、島牧に送り、悪条件下でのテストを繰り返しましたが、絶賛!

「このラインを見た人がどうしても欲しいから、直ぐに送ってください!」そう連絡があったほど。

今は世の中に5本しかありません。

私も、2月末から何度もテストをしてきましたが、驚きました!

今まで、いろいろなランニングラインを作ってきました。

モノフィラ、モノコアー、ブレイテッドコアー、PEライン・・・・

過去最高のものです!

 

飛距離は、モノフィラと変わりなし、糸癖は全くありません。

一癖が一切付かないラインです。

もう何日も釣りをしてきましたが、1日釣りをして、1回も絡まないのです。

驚きました。

これ」、世の中が変わります!

皆さん驚きますよ!

 

#2ロッドでも使用出来ます!

 

ダブルハンドは勿論です!

 

驚くほどしなやかで、絡まなく、ぶっ飛んでいきます!

あり得ない飛距離です。

 

このラインの出現で、新たなる道が開けました!

それは、LS#2用ラインです!

いろいろな#1ライン、#2ライン、#3ライン・・・#10ラインまで、細かくテーパーを調べました。

1mの重さ、テーパーラインの重さ・・・・・

そして、驚きのラインを作り上げました!つぎはぎだらけラインです。

数日間こもって図面を書き、送りました。乞うご期待です!5月には完成したい希望ですが・・・LSの皆さんしばらくお待ちください。

 

話はそれましたが、

 

このフローティングのランニングラインは、

#3ラインを、先端から9〜10mでカットして、このラインに繋ぎ、WFラインを作ってください。

#3でも、驚くほど飛ぶようになりますし、魚がヒットしてから、走られた時、

水切れがよいので、ライン抵抗でのティペット切れが全くなくなります。

#5や#6でもそうです。

勿論、#13でも使用出来ます!

実際にテスターさんが#12−13で48gのラインを使用して、ガンガンキャストしてテストしています。

驚きの飛距離です!

 

今まで、飛ぶからとモノフィラのランニングラインを使用して、

湖や海で、絡んで困ってしまった方は多いと思います。

飛ぶ、絡まないライン

これを使用してみてください。

驚きです。

 

時代は変わったと実感出来るはずです!

 

 

リールから出しても、糸癖は全くなし!

きつく縛れても、糸癖は全くなし!

軽く!

浮く!

飛ぶ!

最高のランニングラインです!

 

 


これら3パターンのラインの特徴を知り、

この特性を生かして使用すれば、最強です!

 

このラインで、時代は大きく変わります!

 

 

ランニングラインの接続方法

 

海での使用の注意点(絡んだ時の対処方法など)

(海では塩の関係で絡みやすくなります!それを回避する方法を行ってください)

 

 

ラインの購入は!

メール1回で簡単に購入が出来る

kencube ネットショップ

で発売しております!

営業日当日もしくは翌日発送です!