kencube

Christmas Island

美しい楽園での最高のフィッシング!



2009年 10月 6日 執筆

ーー 第5章 ーー

フライなど

またまた新しいフライのシステムを考えてしまいました!


 

今回使用したフライですが、

クレイジーチャーリ の パール系がメインだったのです。

 

 

 

 

 

 

これらは、前回行った時のフライですが

クレイジーチャーリは、

ピンクも巻きましたが、ダメで、

タンカラーとオレンジがメインでした。

 

 

特にオレンジは抜群に釣れ、9割がオレンジで釣れたのです。

今回もその経験から、フライボックスにはオレンジがメインで入っていました。

しかし、なぜなのか?今年は、オレンジのフライをキャストすると逃げていってしまうのです!

驚きでした!

パール系が抜群に釣れたのです。なぜなのでしょうか?

不思議なものです。

 

 

 

 

 

 

 

まず、ボーンフィッシュの釣りを説明しましょう!

ボーンフィッシュの釣りは、至って簡単です。

 

 

このような浅いフラットを歩いて

ボーンフィッシュを探す事から始めるのですが、フラットに立ち、まず、どの様に水が流れているか見ます。

魚は基本的に下流から上流へ泳ぐので、流れの方向に歩いていくと、流れに逆らって魚は泳いできます。

GTもボーンも同様です。

 

 

どの方向に釣ったらよいかは、船から下りた直後、ガイドが指示をしてくれます。

その方向へ、ゆっくりと歩いていくのです。

すると、時々グレー係った少しグリーンの陰が見えるのですが、それがボーンフィッシュです。

グリーンが少し濃いタイプは、大型のボーンフィッシュ、

さらに濃いものはトレバリーです。

基本的には、停止して見る事がベストです。

ゆっくりと歩きながら探しますが、1匹見えたならば、続けざまに同じようなコースで次々に見えるのです。

ボーンは、同じようなコースをある程度のグループで回遊してくるのです。

全く見えなくなったら、少し歩いて移動し、また探していくのです。

 

このように、まず、魚を探し見つける事が1歩です。

 

次に、魚が見えたら、その進行方向へキャストするのです。

魚の前方、1m前後がベストです。

直前、頭の上にフライが行ってしまった時は、ほとんどが逃げます。

オーバーヘッドキャストで、真上から強くフライをターンさせ着水させるのも良くなく。

少しでも着水音を少なくする事がベストです。

着水音に警戒をします。

そこで、テストしたのですが、

このような、長めのスイッチロッドで、目の前まで近づいてきたボーンに、キャスティングをすると言うよりは振り込んだと言う感じで、餌釣りのように、静かに目の前にフライを置いたのです。

すると、逃げることなく、フライをひったくるように持って行ったのです。

今度は逆に、30mくらいの距離を思いっきりキャスティングしてみると、着水音で一気に逃げました。

 

重要なのは、着水音を以下に落とすかが秘訣なのです。

しかし、そのことを全く気にしなく爆釣する時もあります。

それは、波!

風が強い時、水面にさざ波が立ち、白波の「パシャパシャ」する音が聞こえる時は、この着水音が目立たなくなり、警戒心も薄れ

驚くほど釣れるのです。

こんな日は、キャスティングがしにくい、上手くキャスト出来ないと皆さん言っていますが、

XDの様なスイッチロッドで、キャスティング能力の高いロッドならば、全く問題なくキャスト出来ます。

そして、近くから遠くまで全ての魚に対応出来るのです。

キャスティング能力の高いロッドならば、サイドキャストをメインにして、フライの着水音を押さえ、静かにフライが着水出来るのです。

そこが、爆釣するには大きな秘訣となるでしょう!

フライがベストな位置に着水したら、ボーンフィッシュがフライの直前に来たと思えた時、フライをゆっくりと長いリトリーブで動かすのです。

すると、

岩にフライが掛かった時は、硬い物の感触があるのですが、ボーンがく喰った時の感触は、こんにゃくとかスポンジにフライが掛かったような、柔らかい感触があります。

そこで、さらにリトリーブをしますと、一気にフライを持って行き、向こう合わせでフッキング出来てしまいます。

リトリーブが短いと、喰ってきても、リトリーブが止まった瞬間に、フックを吐き出されてしまう事もあり、ミスが多くなります。

ゆっくりと長くリトリーブをすれば、フックの先端が勝手に引っかかり刺さってしまうのです。

フッキングが出来たら、一気に走りますから、瞬時に、余ったフライラインが絡んでいないか、確認してください。

絡んでいたら、ラインを強く握り、ロッドを水平にして、ティペットを切ります。

驚くようなスピードで走りますから、ラインが縛れ団子になっていたならば、ロッドのガイドが壊れ、ロッドを立てていたならば、折れてしまう可能性は大きいのです。

問題なければ、ドラグは少しゆるめで、一気に走らせてください。

50mくらいは一気に出て行きます。

途中でドラグをしめる事がベストで、徐々にしめれば、ロッドへの衝撃も少なくなります。

走って切られる事は無いので、安心してラインを出すのも面白いです。

 

 

 ーー ボーンフィッシュ&トレバリーの フライ ーー

 

次に気を付けたい事ですが、次の写真のような場所を釣っていた場合です。

次々に、ボーンがエッジから上がってきて、目の前を回遊してきます。

そこで、使用しているフライは、クレイジーチャーリ。

しかし、このような、フラットのエッジの近くを釣っている時は、トレバリーが、回遊してくる事が多いのです。

そこで、そのまま、クレイジーチャーリをトレバリーに向かってキャストし、フライに近づいて来た時、速いスピードでフライを引くと、トレバリーもヒットしてくる事があります。

しかし、クレイジーチャーリでヒットしてくるサイズは、40cm台までが多く、それ以上大型になると全く無視される事が多くなるのです。

時々ですが、1mちかい大型魚が回遊してくるのです。

そんな大物は、大きいだけにかなり遠くから、こちらに向かってくる事が解り、心臓バクバク状態になります!

 

ヒザくらいの水深ですと、まともに泳げなく、水面にヒレを出し、横向きになり泳いでくる姿も時々見えます。

かなり大きいですから、近づいてくるとメッチャ興奮しますよ!

 

そこで、クレイジーチャーリーでは、ダメだからと、慌ててフライの交換をするのですが、回遊スピードが割に速く、間に合わない事が多いのです。

何度も失敗しました。

ある程度ボーンを釣り、満足したとき、ボーンの狙いをやめ、トレバリー用ストリーマ King を付け、狙っていく方法がベストなのですが、

それをした時に、1時間以上全くトレバリーが来なく、大型のボーンが次々と見える時があるのです。

どうしよう?

トレバリーを狙っても、全然来ないし、次々にボーンはやってくるし・・・・・

そこで、トレバリーをあきらめ、

フライをクレイジーチャーリに交換し、ボーンを狙いに変更し、ボーンを釣っていると、やってくるのです!

グリーンの大きな魚体!

来た!来た!・・・

デカイ!かなりデカイ!!

慌ててフライを交換するが・・・・

これで間に合って、何匹も良いサイズのトレバリーをキャッチしましたが、逃げられたのも多く、

なかなか難しい物と悩んでいました!

しかし、

ひらめいたのです!

7年近く前、ダブルハンドでは、近くの繊細な釣りが出来ないし、シングルハンドでは、今ひとつ飛ばない、疲れる・・・・

この両方使用出来るロッドは作れない物か?

そう悩み、今では、スイッチロッドと言われる 2ウエイダブルハンドを開発し、

世界初のシリーズを発売しました。それがXDシリーズです。

 

その時と同様、

クレイジーチャーリでボーンフィッシュを釣りながら、大物GTまでヒットさせてしまうフライは無いか?

考えたのです!

見つかりました!

思いつきました!

それがこれです!

これは、いったい何かと言いますと

この、マテリアルを、釣場に持っていき、

 

このクレイジーチャーリのフックに取り付けるのです!

 

 

 

 

 

こんな状態になります!

このフラッシャブーだけで製作したタイプは、試作で、

現地で、何か無いかな〜って思いついた第一号

ティペットをU字にして、そこへフラッシャブーなどをスレッドで止め、

先端のティペットの輪にフックを差し込み、瞬時に大型のストリーマに変身させてしまうのです!

 

これは、第2弾!

 

 

ゾンカーテープで製作したタイプです!

 

動き、ボリュームなどを考えると、こちらのタイプが 抜群に良いのです!

これを、ポケットのベルクロに挟んで使用したのですが、

何かの拍子で、直ぐになくしてしまいまい、いくつも必要でしたので、落ちないようなクリッパーをいくつか胸にぶら下げ、

これを挟んでおくと、フライボックスも開けなく、さらに早く変身出来るようになります!

 

 

今回、これらのような、多くの大型トレバリーをキャッチ出来たのも、

一瞬のタイミングを逃さなかった結果です!

 

大型トレバリーは警戒心が強く

簡単にはヒットしてこないのです。

 

 

そこで

このような、新たなる方法を準備していけば

さらに多くのチャンスが手に出来た事と思います!

 

 

ーーー トレバリーや、カツオ、マグロを狙っていく、ストリーマ!  ーーー

 

今回 大活躍したフライがこれです!

 King ストリーマ

 

このKingは、テールにフックがある事がミソ!

しかも、タイイングは簡単!

 

 

マテリアルは、ポーラーポニー

 

 

ポーラーベアーのような透明感があるヘアーです。

全長は20cm以上

 

サクラマス、ウミアメ、シーバス、カツオ&マグロそしてカジキ用の大型フライまでこのマテリアルでOK!

お勧めです! 今ならばkencube ネットショップでお値打ちに販売出来ます。

タイイングは、 King をご覧ください!

 

 


帰ってからリールの手入れをしました。


帰ってきたら、リールの塩抜きをしました!

水に入れ、2日水替えをしました。

リールの中を見るとベアリングが、さびだしていたのです。驚き!メンテナンス必須!

 

シエラのリールは3年使用していますが、全く錆無し!

今回は、さらに用心して

ボートグリスで完璧にガードしました!

 

このリール、軽くて最高でした!

次回は、このシリーズで

かなり格好良いものがあり

それを購入しました!

それでソルトをやってきます!


この何もない島でどんな食事なのか?

宿泊したロッジの状況は?

特別な釣りのシステム、ツアー価格は!

第6章で報告します!

お楽しみにしていてください!