2010年 旭川 LSフィッシングツアー 8月

2010年 8月20日 追筆しました。

初めての方は、左の第1〜4章からご覧ください!


 

 

ーー 第5章 ーー

フィッシング その3

ユウタロウの釣りは、カネちゃんとっておきのポイントから始まった。

到着後、ポイントを見ていると、かなり大物がライズをした。そのことは誰にも見えなかったようですが、私には見えたのです。レーシックで視力は2.0以上ありますからね。

ほんの少しの小さな水しぶきを上げたライズでしたが、間違いなくかなりの大物でした。

そのことをユウタロウに伝え、挑戦させたのです。

 

フライは、#6Longシャンクのデカ・カディスでした。「1キャスト目から気を抜くな!」「ドラグは掛けないように・・・」

師匠を始め多くのギャラリーがいて、釣りにくい状況の中釣り始めたのです。

20ft以上のリーダーシステム。

ロッドはLS#3。

フライを始めて1年と3ヶ月

初心者が、正確にキャスト出来るのか心配でしたが、かなり正確にキャストしていて安心しました。

完璧に流れるフライ

しかし、全く反応がないのです。

そこで、カネちゃんからの指示が入り、フライ交換

大型フライで反応がなければ、小型のアントが有効なのです。

そこで、使用したのが#16アント

 

ライズした位置を再確認させ、アントフライをキャストすると

「バシャッ!」

「ジージージージィー!」

一気にラインが引き出され、一瞬バックラッシュ!

「ラインが絡んだ! アッ!アアアー・・・」

 

アントフライをキャストしたら、1発でヒットです!

 

出かけにバタバタしていて、ユウタロウのリールを、私が間違えて持ってきてしまい、試し振り貸し出し用のリールであるオービスのCFOだったのです。

ドラグ機能は無し。このリールはなれていないとバックラッシュを起こしやすいのです。

 

ラインブレイクしたかと思ったのですが、途中で鱒が激流を上りだし、セーフ!

下流から一気に走り出したと思ったらジャンプ!

50cm台間違いなしの大物でした!

そしてさらに上流へ走り、護岸の根に潜り込んだのです!

そして、ラインは動かなくなってしまったのです。

「根に潜られた見たい・・・・」

テンションをゆるめたり、強めたりしていたが、全く動かなくなり、ラインブレイク!

残念です。

上流へ走られた時、その方向を見て、障害物があるならば、強く引き、根の方向へ行かせなくする事が必要だったのです。

もしくは、リールがトラブルを起こさなければ、ラインをスムーズに出し、魚を下流へ走らせ、下流の浅瀬でファイトしてキャッチ出来たでしょう。

なにせ、まだ1年と少々ですから、経験が浅くとっさの判断は出来なかったようなのです。

一つ一つ経験を積む事が大切です。

 

次は、止水でのドライフライ!

時々あるライズを見ていて、キャストして釣っていく釣りですが、ここでは、練習中だったシューティングスペイが大活躍!

 

ライズもあまり無く諦めていた時、約15m先で大きなライズがあったのです。

そのライズの波紋が広がった直後

ユウタロウはバックスペースが全くないためにシューティングスペイで、キャスト!

ライズの沖、5mくらいにフライは着水したのです。

カネちゃんと見ていた私は、ベストタイミング!「上手い!」と思わず声を上げてしまうほどのタイミングでした。

シューティングスペイを練習してきた甲斐があったのです。キャスティングは重要ですね。

その直後です。

「ドバッ!」

大きな水しぶきとともにフライは吸い込まれ、「ビシッ!」とフッキング!

「ジージージィー!」ラインは一気に引き出され、

「ドバ!ドバッ!」ジャンプの連続!

かなりの大物でした。

「デカイぞ!気を抜くな!!」

ラインを引き出されては引き寄せ、何度もやりとりを行っていましたが、ランディング直前、フッとラインがゆるみフライが帰ってきたのです。

口切れなのか? そこの倒木の枝に掛かったのか? フッキングが悪くて掛かりが浅かったのか?

理由は私たちにはわかりませんでした。

惜しかった・・・・・・

しかし、バレた事には必ず理由があっての事です。

経験の浅さでしょうか。

どんどんバラして、切られて、失敗を繰り返して、その失敗を心に刻み成長していく事が必要なのです。

バラさなかったら、考えないですから、失敗は多く必要なのです。

 

その後、次々と釣りまくりました。

ライズをした場所から、魚の泳いでいく方向を推測しフライをキャストしていく。

上手く方向とタイミングがあれば、ヒット!

次々とヒットさせていく!

LS#3は、繊細かつハイパワーなロッドなので、シビアな釣りには最高のロッドなのです!

60cmいや70cmの魚でもパワー負けしないバットパワーを持っていますので、安心して使用出来るのです!

 

素晴らしいコンディションの魚ばかり釣れました!

本流では、このサイズをヒットさせ

激流に走られながらもキャッチ!

ここの川は餌が豊富なのか、とにかく太い!

とんでもない太さの魚ばかりです!

激流の中のピンスポットにこの魚たちは潜んでいる

当たり前の解りやすいポイントには小型が多く

こんな場所で釣れるのかと思うような場所から

大物は水面を割って出てくるのです。

こんな大場所でもヒット!

JF683#3を使用して

ブッシュが被った渓流にも行きました。

いろいろな場所があり

いろいろなパターンの釣りが楽しめたのです。

釣りは経験が命です。全てが体験からの習得。

多くの場所で、すこしでも多くの釣り方を経験することが上達への早道なのです。

今回も、私(杉坂研治)はもとよりカネちゃんや多くの方々にアドバイスをして頂き、多くの事を習得出来たようです。

 

 

 

 

 

ーー  第6章  ーー

ユウタロウウエットフライに挑戦! 

 

 

大雨の翌日、本流へユウタロウを釣れていったのです。

この写真の魚を釣った場所ですが、2日後には増水し全く違うポイントへ変わっているし、大雨で新しい魚が入っている可能性があったため、そこを選んで入ってみたのです。カネちゃんも同様の思いであり、お勧めでした。

まずはユウタロウが、ドライフライで釣っていったのです。

#6Longシャンク 少し濁りが入っていたために、巨大なボリュームのあるフライを付け釣り上がっていったのです。

しかし、ヒットしてきたのは、20cm台の小物ばかり。

そんな筈はない。ぜったいに大物はいるはず・・・・

そう思った私は、LS#3にウエットフライを付け、ユウタロウが釣っていった後から釣っていったのです。

すると、核心部分のポイントに釣り上がった時、フライが止まったのです。

すかさず合わせを入れると、

一気にラインは引き出され、

巨大な鱒は水面を割りジャンプをッ繰り返したのです!

ラインは1.5号と太めですから

強引に引き寄せようと思ったのですが

強烈な引き!

LS#3のバットがここまで曲がったのは初めてでした!

何度も引き寄せましたが全く弱る気配は無く、私の姿を見た瞬間、一気に走り出すのです。

ここで取りたかったのですが、

まだまだパワーを残していて、一気に走ったのです。

 

激流の中では、水の力が加わり、普段の何倍もの力で走るのです。

下流のさらに荒れる激流を見て一瞬ひるみました。

転びそうに鳴りながらも必死になって下流へ走り、回り込みました。

鱒を上流にさせて、岸際の緩い流れに入れるのです!

このロッドの曲がり!

LS#3のバットがここまで曲がるとは・・・

何とか思い通りに出来ました!

 

強烈でした!

この体高!

こんなのが急流の流れに乗った訳ですから凄かったです!

日本で、北海道でこんな釣りが出来るとは、感激です!

普通ではなかなか居ないこの体高

セッパリのカラフト鱒みたいです。

何度かフッキングされ口が壊れるほどの強者でした。

止水とは違い、急では全てが早い!

瞬時に見極め判断しないと、モースピードでいろいろな事が起こるのです。

久々にドキドキしました。

最高に面白かったです!

写真を撮ってくれたユウタロウに、あれだけ綺麗に完璧にドライフライをキャストしていて全く大物は出てこなく、ウエットフライなら一発で出るという事は、今日の状況では、ドライはやめた方がよいから、ウエットでもう一度釣り上がるよう指示したのです。

そこで、ユウタロウが言ったのが、「ウエットはまた一度もやった事がない」「どうしたらようか解らない」というのです。

そこで、新たにリーダー等をセットするよりは、私のを貸す方が時間的にも良かったために、そこからウエットフライの極意を教えていったのです。

確信ポイントへは近づかず、手前で練習を繰り返しました。

ウエットの釣りは、アップでもなくダウンでもない。

アップサイドの釣りが極意なのです!

フライに重りは不要。

軽いフライがベスト!

水深は流れを読みフライを入れ込むのですが、入りにくい場合は、ショットを付ける。

いかにベストな水深にフライを微テンションで流すかが勝負なのです。

この極意を徹底的に教え、確信ポイントへキャストさせました!

 

「ビシッ!」

「ジージィー・・」

 

 

一気に上流へ突っ走る鱒!

そこからジャンプを繰り返し沖へ、下流へと走ったのです!

急げ!下られたら、テンションをゆるめろ!

走れ!

転ぶな!

急げ!

ぎこちない動きに、見ている私が必死でした。

 

当の本人は、至って冷静だったそうで

慌てず見事にランディング!

大型の50cm鱒用に作った杉坂ネットが大正解でした!

私の釣った魚はオスでしたが

ユウタロウが釣ったのはメスで

ペアーでいたのでしょう。

初めてのウエットフライで釣ったのがこの魚。

北海道は強烈です!

 

しっかりと正しい流し方をすればヒットする!

この場でウエットの釣りを覚えるのは最良の方法で、この後ひたすらウエットの釣りに没頭。

 

30cm前後の鱒を数匹キャッチし、ウエットフライの釣りを必死になって覚えていました!

 

 

2010年 北海道大雪山 LSフィッシングツアー 8月

 

ーー  第7章  ーー

大物連発!

大雪は凄いね!

 

続く!